昨夜は、方向感に乏しいまちまちの動きをしましたが、終値は3指数そろってマイナスとなり、2月の最終日も弱含みの結果となりました。
2月の消費者信頼感指数は102.9(予想108.5、前回106.0)、シカゴ購買部協会景気指数は43.6(予想45.0、前回44.3)と、いずれもマーケットの予想を大きく下回る結果となりました。これを受けて、Nationwide シニア エコノミストの Ben Ayers 氏は声明で「消費者と企業は、年内は経済が弱まると予想して、いかに支出削減するかを模索しています。2月の消費者信頼感の低下は、FRB の急激な利上げが影響し始めているため、企業信頼感指数の低下と一致しています」と、述べました。リッチモンド連銀による2月の製造業指数も▼16(予想▼6、前回▼11)と落ち込みました。
OPEC12か国(サウジアラビア、イラク、UAE、クェート、イラン、ナイジェリア、リビア、アルジェリア、ベネズエラ、コンゴ、ガボン、ギニア(産油量順))の原油生産量はすべてマーケットの予想通りの結果でした。
META(メタプラットフォーム)はSnapchatが、新しいAI製品に関する発表をしたことで△4.05%、半導体関連のAMAT(アプライドマテリアルズ)は新しいマシンを発表したことで△4.13%でした。GS(ゴールドマンサックス)は、オリ―・ロビンス氏の退社と、消費者金融部門の後退などにより、▼3.62%と大きく下落しました。TGT(ターゲットコーポレーション:大手小売り)が決算発表、売上高はわずかに伸びたもののコスト上昇が収益を圧迫していることが明らかになり、株価は▼1.57%でした。
原油先物は$73.88(△1.59%)と上昇、10年債利回りは一時3.983%まで急騰する場面もありましたが3.916%(▼0.15%)、ドル円は136円台前半で取引が続いています。
自分のポートフォリオも全体で▼0.40%と冴えませんでした。
月末ですので、1か月のS&P500の株価動向MAPを示します。TSLA(テスラ)、META、NVDA(エヌビディア)が大きく伸びましたが、GOOG(グーグル)、ADBE(アドビシステムズ)、INTC(インテル)が売られているのが目立ちました。
今夜の経済指標発表は以下の通りです。
今日から3月、私事ですが昨年2月末にサラリーマン生活にピリオドを打ってからちょうど1年経過しました。米国経済ニュースを自分なりの理解を深めるために、経済情勢と自分のポートフォリオに関する自分の簡単なメモを、詳細に調査して記録する公開ブログに変えてみました。それなりに労力が必要ですけど、やってみてよかったなと思っています。
今日は大安吉日かつ一粒万倍日です。明るく元気に笑顔で過ごしましょう。