ISM製造業PMI(購買担当者景気指数)が47.7(予想48.0、前回47.4)と、昨年11月から4ヶ月連続で50を下回りました。仕入れ価格が上昇していることから、インフレの継続が確認されました。これを受けて、10年債利回りが4%に達する場面があり、株が広く売られました。アトランタ連銀のボスティック総裁は、政策金利を50ベーシスポイント引き上げて5%~5.25%の範囲とし、2024年までその水準を維持する必要があると考えていると述べています。ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁は次回FOMCでFRBが利上げを0.25%と0.50%のどちらにすべきかについて、引き続き「オープンマインド」であると述べています。
ビデオオンデマンドの3社、FUBO(フーボテレビ)▼5.50%、DIS(ディズニー)▼1.07%、WBD(ワーナーブラザーズ)▼3.84%が決算発表後に下落が続いています。NFLX(ネットフリックス)は値下げの影響で利益の低下が懸念され、株価の下落が3日間止まらない状況です(▼2.69%)。
中華人民共和国の2月製造業PMIが52.6と2ヶ月連続で50を上回り、2012年4月以来の高水準であったことが、米国株の大きな下落につながらないよう下支えしたとみられています。
原油先物は$77.69(△0.83%)、10年債利回りは3.994%(△1.99%)、ドル円は方向感なく136円台前半で取引が続いています。
自分のポートフォリオは▼0.30%と冴えません。SPYD(高配当ETF)の下落傾向が続いており、先週に入れた指値が刺さって、少しだけ持株数が増えました。株価上昇には期待できないものの、配当金の増額に期待します。
3月2日に予定されている経済指標発表は以下の通りです。失業保険申請件数は毎週発表されるので、労働市場の先行指標として注目されます。
自分の資産全体の中ではシェアが小さく、塩漬け状態にしているのですが。Bitcoinが年明けから△40%を超えて上昇してきているのはうれしいですが、これまでも暴騰と暴落を繰り返しているので、しばらくは静観です。
輸入車を扱う近所のYANASEの店頭に展示車が多く並ぶようになりました。店員に聞いてみましたら、半導体不足は解消されていますが、供給過大で値下がりをおそれて出荷調整している部品メーカーがあるようで、自動車メーカーもある意味被害者だと言っていました。
暖かくなってきました。大量の花粉に負けることなく、今日も明るく元気に笑顔で過ごしましょう。