火曜日にパウエルFRB議長の上院での議会証言、水曜日に同下院での証言、木曜日の失業保険関連、金曜日の雇用統計と重要性が高い経済指標発表を控えていることもあり、3指数とも積極的な売買がなく、小動きに終始しました。Dow30とS&P500はわずかにプラス、NASDAQはマイナスとなりました。ここには提示していませんが、中小企業の株価指数のRussell2000は開始から下がり続けて▼1.48%と大きく下落しました。
1月の製造業新規受注が▼1.6%(予想▼1.8%、前回▼1.7%)でした。民間航空機の受注▼54.5%の影響が大きかったものの、自動車は△1.3%、機械1.6%増と堅調でした。
MRK(メルク:製薬会社)は、筋肉注射ワクチンがFDA(米国食品医薬品局)に認められたこと、開発中の心臓薬がLDLコレストロール(悪玉コレステロール)を減少させるのに役立つと公表、株価が△3.99%と躍進しました。AAPL(アップル)の株価は、ゴールドマン サックス ( GS ) が同社株の買いと評価したことで△1.89%でした。
原油先物は$80.54(△1.08%)と再び$80台に上昇、10年債利回りは3.983%(△0.48%)、ドル円は135円台後半で方向感がみえない推移で取引が続いています。
自分のポートフォリオは▼0.12%と反落しました。プラスだったのはVOO(S&P500追随ETF)だけで、中小企業を含むVTI(全米株ETF)やSPYD(高配当ETF)、そして債券ETFが下げました。
今夜の経済指標発表は以下の通りです。パウエルFRB議長証言は上院で経済見通しと最近の金融政策について証言します。この証言は2つの部分からなり、一つ目は準備された声明、それから委員会は質疑を受けます。証言の内容だけでなく、質疑回答の内容がタカ派なのかハト派なのかによって株価に大きく影響を受けます。米国エネルギー情報局(EIA)によって毎月発表される短期エネルギー見通しは、翌年末までの主要なエネルギーの消費、供給、貿易、価格の予測を示すとともに、原油や石油製品、天然ガス市場における詳細な分析を公表します。米国のエネルギー市場に重点を置いているものの、世界の市場の予測も提示されます。
WBC日本代表の阪神戦で、大谷翔平選手がホームラン2本を放ち、格の違いを多くのファンに見せつけてくれました。コロナ禍で日本中の「気」が落ち込んでいる中、大リーグで大活躍している姿には元気づけられました方は多いと思います。
今日は満月で大安吉日。甲子(きのえね)といって長く続けることを始めるのに吉日とのことです。明るく元気に笑顔で過ごしましょう。