昨夜の主要3指数の動きはまちまちで、動きも少なく、NASDAQがわずかにプラスとなりました。マ
3月の耐久財受注統計によると、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注は前月比▼0.4%と、マーケットの予想▼0.1%よりも減少しました。さらに、2月の統計は▼0.1%から▼0.7%に下方改定されました。
GDP(国内総生産)で設備投資の算出に用いられるコア資本財の出荷は▼0.4%で2月は▼0.4%でした。耐久財受注は△3.2%。変動が大きい民間航空機とその部品が△78.4%急増したのが要因です。BA(ボーイング)では3月の航空機受注は60機に達し、2月の5機から大幅に増加しています。
昨夜の決算発表結果は以下の通りです。
※公表された全企業を掲載すると、閲覧するPCやスマホのグラフィック処理能力によってはピンボケになることが判明しましたので、時価総額の順位で30社程度だけを掲載することにします。すべてをご覧になりたい場合は、ブログで参照しているInvesting.comから日付を選択して下さい。
前日の市場が終わった後に公表されたMSFT(マイクロソフト)の好決算で同社の株価は△7.24%とNASDAQ市場を牽引しましたがGOOGL(グーグル)は▼0.14%でした。METAが利益も売上も予想以上の好決算であったことで株価は△0.89%でした。
FRC(ファーストリパブリック銀行)は前日にほぼ半額になる暴落でしたが、まだ預金流出が止まっていないようで、昨夜も▼29.75%と暴落しました。金融不安が消えていないことから、株式市場全体が冷え込んでしまいました。TSLA(テスラ)は値下げによる減益を投資家が嫌い、▼4.31%と下落が止まらない状況です。
原油先物は$74.38(▼3.49%)と大きく下げ、10年債利回りは3.432%(△1.06%)に上昇、ドル円は方向感がなく、133円台後半で取引が続いています。
自分のポートフォリオは全銘柄が下がり、全体で▼0.77%と冴えません。金融不安の1日も早い解消を望みます。
4/27の経済指標発表は以下の通りで、第1四半期のGDPの動向は注目されるでしょう。
決算発表予定は以下の通りです。こちらも企業数が多いので、時価総額の上位企業だけを示します。
岸田首相が、昨日金融庁の運用会社の抜本的な改革を進めるよう指示したそうです。日本国内の投資信託やETFは中堅クラスの運用会社が林立して、巨額の資金運用をしている米国S&P500追随のような優れた商品が少ないのは私も問題だと思っていました。昨日は寅の日でしたので、改革に期待したいところです。
今日は一粒万倍日です。明るく元気に笑顔で過ごしましょう。