主要3指数はそろって上昇しました。セクター別では、金融関係がおおむね2%近く反発しました。
4月の建築許可件数が予想よりも低かったものの、住宅着工件数は前回よりも増え、予想よりもやや増えていました。マーケットでは、米国の住宅販売は2月に底入れして、今後着工が伸びると予想する見方が出てきているようです。
イエレン財務長官が6月1日に米国債が債務超過すると警鐘を鳴らしている問題で、バイデン大統領はG7で日本に向けて出発する前に「予算を巡って合意に達し、米国はデフォルトを回避すると私は確信している」と発言、共和党のマッカーシー下院議長は経済専門局CNBCのインタビューで、最終的に「米国がデフォルト(債務不履行)に陥ることはない」と言明しました。バイデン大統領はG7終了後は予定していた外遊をやめて米国に帰国して、共和党との交渉に臨むようです。債務超過問題は過去に何度もあり、一度もデフォルトに陥ったことはありませんので、今回もマーケットに安心感が広がったようです。
WAL(ウエスタンアライアンス銀行)が△13%高となり、ここ2週間の下げ幅を回復する勢いです。預金残高が3月末から5/12までに20億ドル以上増加し、銀行危機が深刻化する懸念が和らいでいます。このほかの地銀の株価も上昇しました。
原油先物は上昇、10年債利回りは上昇、ドル円は▼1.3円も円安となって137円台後半で取引が続いています。
自分のポートフォリオは△1.02%でした。10年債利回りが上昇すると債券ETFが値下がりするという教科書通りの結果でした。
今夜の経済指標発表は以下の通りです。
1日前の報道ですが、中華人民共和国国家統計局が5/16に発表した4月の経済指標が総じて予想に届かず、さらに16歳から24歳の若者の失業率が20%と過去最悪を記録するなど、中国経済の持ち直しが変調をきたしていることは、頭の中に入れておく必要がありそうです。アフリカのナイジェリアで、米軍の輸送船団が襲撃されましたことも、留意しておきたいところです。
ブログを2日間お休みさせていただきまして、高校時代の仲良しグループ(お爺さん4人組)で、群馬県八ッ場ダムを見学し、草津温泉に泊まり、翌日は金精峠を超えて栃木県の奥日光に行ってきました。八ッ場ダムには西洋系の外国人見学者が多く来られて、日本の土木技術に感心されていました。草津温泉の湯畑から西の河原公園は、日本の女子高生のグループが大勢来ていて、温泉饅頭などのお土産品の試食をすすめるおじさんのモチベーションが、異常なまで高かったのが印象的でした。気温が上昇したこともあり、マスクをつけている人はほとんどいませんでした。日光の戦場ヶ原を散策した時は、木道で多くの小学校6年生の修学旅行とすれちがいまして、多くの子供たちからその都度なんども「こんにちは」と言われ、それにすべて応えていましたら、いつのまにか声が枯れてしまいました。いずれにしても、観光地に活気が戻っている事実を実感しました。日本のGDPも上昇したようですし、今後の経済回復に期待したいです。
それでは、今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。