連休中、大雨の影響でお亡くなりになられた方ならびに近親者の方々にはお悔やみ申し上げます。また、被災されて不自由な生活を強いられている方々には心よりお見舞い申し上げます。
昨夜は主要4指数そろってプラスとなりました。重要性が高い取引材料がない中でしたが、企業の第2四半期決算シーズンに期待を寄せた買い注文が入った形です。セクター別騰落率では、技術(Technology)と金融(Financial)が1%を超える大きな伸びでした。公益事業(Utilities)、不動産(Real Estate)、通信サービス(Communication Services)、ヘルスケア(Healthcare)は弱含みでした。
ニューヨーク連銀による7月の製造業景気指数は△1.10(予想▼4.30,前回△6.60)と予想を大きく上回りました。フィラデルフィア連銀製造業景気指数やISM製造業購買担当者景気指数に先んじて発表されるため速報性が高いものの、アンケート結果に基づくのでボラティリティが高く、そして反対の結果を示すこともありますが、昨夜の投資家にとってはプラスに働いたものと思われます。
HDFC銀行(インド最大の金融機関)の決算は、本ブログを書いている時点で発表されていません。インドの景気拡大が持続していること、第1四半期の収益がほぼ1/3増加しており、今年は大幅な利益を得る軌道にのると期待が高まっていますので、決算発表が待ち遠しいところです。
TSLA(テスラ)は、最初のサイバートラック(スポーツカーの性能を備えたトラック)がギガ・オースティン工場で生産されたことを受け、株価は△3.20%と買われました。一方でF(フォード)はEVトラックを値下げしたことで、株価は▼5.94%と下がってしまいました。INTC(インテル)が△3.68%と上昇、現状がひどく暗いからだそうです。DIS(ディズニー)はハリウッド俳優や脚本家のストライキが懸念材料となり、株価は▼3.45%に下落しました。
原油先物は下落、10年債利回りも下落、ドル円は方向感がない動きで、現在は138円台後半で推移しています。金先物、銀先物も売られ気味です。
自分の米ドル建ポートフォリオは、株ETFと債券ETFの両方とも伸びて、全体で△0.36%と堅調に推移しました。
今夜の経済指標発表は以下の通りです。6月の小売売上高関係が注目されるでしょう。
今夜の時価総額$30B(約4兆円)以上の決算発表予定は以下の通りです。
中華人民共和国のGDPが△6.3%で市場予想を下回ったことが明らかになりました。国家統計局の対外発表とはいえ、公表値をそのまま信じるか、実態はもっと悪いと想像するかは、自己責任のもと自己判断をされると良いかと思います。また、経済低迷からの出口が見えていません。中華人民共和国の経済悪化は、同国と取引が多い新興国が大きな経済的な影響を受けますので、新興国投資をされている方々は、中華人民共和国の経済動向に注意されると良いでしょう。全世界投資(オールカントリー、オルカン)の場合は、ほとんどの商品が米国株への投資比率が高いのであまり心配ありませんが、構成銘柄に中華人民共和国と新興国がどの程度含まれているのかを、これを機会にチェックしてみるのも良いかと思います。
連日猛暑が続いています。熱中症にならないように水分だけでなく塩分を採ることを忘れないようにしましょう。それでは、今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。