昨夜は、来週の巨大企業決算とFOMCを前にした週末でもあり、終値に関しては4指数とも小動きでした。Dow30は△0.01%とわずかながらも上昇して10日間連続上昇となりました。NASDAQは7/24(月)にリバランス(構成銘柄と比率の調整)が予定されていますので、買いと売りが交錯しましたが、終値は▼0.22%でした。NASDAQはリバランスにより、大型ハイテク株の優位性が低下するようです。
セクター別騰落率では、公益事業とヘルスケアが1%程度上昇しましたが、通信サービス、工業、金融などが冴えませんでした。
経済指標発表は以下の通りでした。
AXP(アメリカンエキスプレス)は過去最高の収益を発表しましたが、残念ながら売上は市場予想を下回っており、株価は▼3.89%と奮いませんでした。また、巨大ハイテク株が来週の決算を控えて売られる動きがあり、META(メタ)▼2.73%とNVDA(エヌビディア)▼2.66%は下げが大きめでした。
原油先物は続伸、北半球が夏季で薄商いとなる中、週間レベルでは4週連続の上昇となりました。10年債利回りは3.837%(▼0.44%)低下、ドル円は日銀が現時点でYCC副作用に対応の緊急性乏しいとし、これを受けて円安が急伸して141円台後半で推移しています。
自分の米ドル建ポートフォリオはトータルで▼0.02%と前日の変わらずの終値となりました。今週はTIP(物価連動債ETF)とVYM(高配当株ETF)を手じまいして積極的なポートフォリオに見直しましたので、来週以降の「驚異的な成長」に期待してみたいです。(※投資は自己責任にてお願いします)
週末なので、1週間の株価変動MAPを示します。ヘルスケアセクターのJNJ(ジョンソンエンドジョンソン)△6.46%、UNH(ユナイテッドヘルス)△5.49%の躍進が目立ちました。逆に、通信サービスセクターのGOOG(アルファベット)▼4.29%、META(メタプラットフォームズ)▼4.73%、一般消費材世九k多―のTSLA(テスラ)▼7.59%、F(フォード)▼7.01%、GM(ゼネラルモーターズ)▼3.63%の下落が目立ちました。
セクター別にみると、週間ではなんとエネルギーが最も伸びていました。
来週は、私個人の夏休みをいただき、ブログもお休みしますので、来週の経済指標発表を1週間まとめて表示しました。25日(火)には景気動向を占う消費者信頼感指数、26日(水)にはFOMCと新築住宅、27日(木)はGDPと失業保険、28日(金)はコアPCE物価指数とミシガン大学消費者信頼感指数と、盛りだくさんです。
来週の決算発表予定は、25日(火)から28日(金)まで、マーケット全体に影響を及ぼす巨大企業の決算発表があります。
今日は巳の日、蛇をつかさどる弁天様にお詣りすると金運が上昇すると言われています。それでは、今日も一日、そして来週1週間も明るく元気に笑顔で過ごしましょう。