Financial Independence, Retire Early
Muroi Universal Research and Operating of Investment
米国株投資

【20230831】Investment Last Night

昨夜も4指数はそろってわずかながらも上昇しました。8/25から4営業日連続の上昇となりました。セクター別騰落率では、最も上昇したのは先端技術(Technology)ですけど△1%には届いていません。一方で最も下落したものは公益事業(Utilities)でした。

米国の第2四半期の経済成長率を示すGDP(国内総生産)は、これまでの公式予想2.4%に対し2.1%に低下しました。一方、ADP全国雇用者数は予想よりも少なく、労働市場の減速の兆候が示されました。この重要な2つの指標が経済的にマイナスとなったことで、FRB(米国連邦準備制度理事会)がさらなる利上げの可能性が低くなるとマーケットが判断して、新規開発に有利子負債を使った投資が必要なセクターの株が買われました。また、「経済的に悪いニュース」が株価を上昇させた結果となりました。一方で、中古住宅市場では7月の保留物件(販売契約済で引渡し前)が6月比で増えており、原油在庫量が予想以下であるという「経済的に良いニュース」も示されました。

中華人民共和国の百度(バイドゥ)は、AI(人工知能)チャットボット(自動応答システム)「文心一言(アーニー・ボット)」を、8/31日から一般向けに提供する認可を中国当局から得たと明かしました。中国当局からの認可は、百度が初です。

バイデン大統領は、中華人民共和国による重要な人工知能リソースへのアクセスに対する懸念が高まる中、エヌビディア製の最も高価なマイクロチップのH100とA100チップ中東への販売を阻止しました。エヌビディアは、ホワイトハウスの国家安全保障上の先端半導体に対する制限が激化する中、地域の特定の国にチップを輸出する際に許可を求めるよう命じられています。現在は、中華人民共和国とロシアへの販売は制限されているものの、第三国経由で販売されることを阻止するもので、イランとシリアへの販売も阻止されました。一方で、サウジアラビアとアラブ首長国連邦は、中華人民共和国とAI連携を深化させることで協議して、エヌビディアのチップ数千個を発注したようです。

日本円の対ドルに対する円高が持続する見込みは薄いという見方が報道されています。GS(ゴールドマンサックス)は、日銀が現在の姿勢を崩さない場合には155円まで円安が進むと予想しています。

米国経済は好調とはいえ、低所得者層では家賃の滞納や食料品の購入に苦労している人が増えているようです。福利厚生ソフトウェアを手掛ける米プロペルが30日発表した8月の調査報告書によれば、新型コロナウイルス禍で強化された補助的栄養支援プログラム(SNAP)を利用する家計のうち、食費が足りずに食事を抜いたとの回答は42%、食べる量を減らしたとの回答は55%と、前年から2倍余り増えたそうです。

原油先物価格は$81.68(△0.64%)と小幅に上昇、10年債利回りは4.118%(▼0.10%)まで低下しました。ドル円は円安方向に動いて、146円台前半で取引が続いています。

自分の米ドル建のポートフォリオは△0.45%でした。まだ7月末のレベルまで戻っていませんが、4日連続の反発はうれしいものです。

8/31の経済指標発表は以下の通りです。

クレジットカードVISAとMasterCardは、10月と4月に加盟店に対して手数料の値上げをするようで、米国の加盟店は年間5億200万ドルの追加料金を払う可能性があるようです。ところで、みなさんはクレジットカードを使った支払いをされていますでしょうか。私はクレジットカードよりもペイを多用するようにしています。財布からカードを取り出す手間があるとか暗証番号が必要という手間ではなく、「電話回線を使ったデータ通信に高い手数料が必要」という負の遺産を少しでも軽減させようと思っているからです。たとえは、楽天では楽天カードというクレジットカードと、楽天Payと楽天Edyというペイで支払いが可能ですが、楽天Payと楽天Edyの方がより多くのポイントが付与されることはご存じでしょうか。クレジットカードでは、加盟店がそのカードで決済していいのかを確認する行為が加盟店の電話回線を使ったCAFIS(Credit And Finance Information System)が多用されており、なんと1984年(昭和59年)にサービスが開始されているシステムです。開始時は電電公社でしたが、現在は(株)NTTデータが受け継いでいます。また、CAFISは利用料金が割高と言われていますが、加盟店とクレジットカード会社は1回の支払いごとに利用料金を払っています。それに対してPayは、スマホのデータ通信を使うので、加盟店もクレジットカード会社も割高なCAFIS利用量を支払う必要がありません。われわれ消費者側にとっては、クレジットカードでもPayでも支払金額は変わりませんが、加盟店のことを考えると私はできるだけPayを使うのが良いのではないかと思っています。楽天は、CAFIS利用量を節約してくれたお客様にはポイント付与で還元してくれるのはうれしいです。

8月もあと一日で終わりです。あいかわらず猛暑が続いていますが、今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。











ABOUT ME
Muroi Kazuo
1959年2月生まれ 米国株、日本株、J-REITでFIRE達成しています。 米国株投資については、みなさんと情報共有したいと思っています。
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