主要3指数とRussell2000
そろって続伸しました。パウレル議長の記者会見後に珍しく?大きく上昇しました。
セクター別騰落率
通信サービス(Communication Services)と先端技術(Technology)が大躍進しました。公益事業(Utilities)と一般消費材(Consumer Cyclical)も1%を超える伸びとなりました。マイナスになったセクターはありませんでした。
経済指標発表 結果
ADPによる10月の非農業部門雇用者数は前月から増加したものの、アナリスト予想を下回りました。
ISMによる10月の製造業購買担当者景気指数は45.1とアナリスト予想を上回ったものの3か月ぶりの低水準となりました。
求人件数は955万件で、市場予想と異なり、予想外の2ヶ月連続増加となりました。
原油在庫量はアナリスト予想を下回り、好景気が続いている状況です。
FOMCの政策金利は据え置きとなり、パウエル議長はFRBは債券利回り上昇で利上げの必要性が減ると示唆し、トレーダーは「タカ派」と予想していましたが「ハト派」な姿勢でした。しかしながら、利上げを2回見送ったからといって、今後も見送るということではないと、来月の利上げの可能性を否定しませんでした。REUTERSはFOMC声明全文の日本語版を公開しています。
主企業の決算発表結果
トヨタの好決算に目が行ってしまいますが、米国企業に注目します。
- QCOMは引け後に好決算を発表。終値△1.74%、アフターで△3.9%超
- MDLZは引け後に好決算を発表。終値△0.92%、アフターで△3.2%超
- CVSは好決算を発表するも、終値▼0.41%と奮わず
- ABNBは引け後に決算発表。終値△1.00%でもアフターで▼2.9%超
- PYPLは引け後に好決算発表。終値▼0.27%、アフターで△1.2%超
- APOは利益も売上も予想以下の決算発表でも、投資家の支援が得られて終値は△8.02%
- AFLは引け後に好決算発表。終値△1.20%でアフターで△0.3%超
- METは引け後に好決算発表。終値▼0.05%でアフターでも▼0.1%超
主な経済ニュース
- ディズニーがHuLuの株式取得のためにコムキャストに少なくとも86.1億ドルを支払う
- バイデン大統領の緊急措置により米国人を含む難民グループがガザの戦闘から免れる
- 米財務省は四半期定例入札の規模を前四半期に比べて拡大したものの、増額ペースは大半の主要ディーラーの予想より緩やかでした。発表を受けて、米国債相場は大幅に上昇(利回りは低下)しました。
主要指数の動き
原油先物は$80.93(▼0.11%)、10年債利回りは4.789%(▼1.76%)、ドル円は151円手前で止まったような動きでした。Bitcoinは堅調に上昇して一時35,000ドルを超えるシーンもあり、トレーダーの注目を集めているようです。
自分の米ドル建ポートフォリオ △1.32%
今回はFOMCを受けて上昇しましたので、指値をやめて拘束されていた準備金は外貨建MMFにします。今まで元本割れしたことがありませんし、利息が4.8%を超えていますので、詳しい計算をしていませんが、最近低迷しているVOOとQQQよりも増えているかもしれません。
経済指標発表予定
毎週木曜日には失業保険関連の発表があります。
主企業の決算発表予定
やはり、引け後ですけどアップルの決算内容には注目が集まると思います。
その他
日本の大手銀行の定期預金金利が200倍になったとニュースになっています。このブログを読まれている方の中に、大金を大手銀行の定期預金にされている方はほとんどいらっしゃらないような気もしますが、日本人の多くが定期預金をされているのが現状なので朗報なのでしょうね。
10月、S&P500は200日移動平均を下回るまで下がりましたが、今週になってから200日移動平均まで反発してきました。年末に向けたラリーが始まる期待が高まってきましたが、今夜の引け後のアップルの決算が気になるところです。
それでは、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。