S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000
主要3指数は続伸しました。DOW30とS&P500は7日連続の続伸する2年ぶりの最長連勝記録を更新、NASDAQは8日連続の続伸です。一方で中小企業指標のRusell2000は僅かに値を下げました。
セクター別騰落率
先端技術(Technology)が最も伸びて1%を超えました。一方で、エネルギー(Energy)と素材(Basic Materials)が2%を超える下落となりました。
経済指標発表 結果
- 米連邦準備理事会(FRB)のクリストファー・ウォーラー総裁(タカ派、投票権あり)は、経済が労働者の需要と供給のより良いバランスに戻ってきたため、今年の米国の労働市場は失業率の大幅な急増もなく冷え込んでいると述べました。同氏は「景気は減速している」、「私たちは労働市場を観察しており、それが正常化」さらに、「需要と供給のバランスが改善されつつある」と述べました。
- シカゴ連銀のグールズビー総裁(ハト派、投票権あり)は「インフレ率を下げなければならない、それが最優先だ」と述べ、金利の決定について「あらかじめコミットする」ことを政策当局は望んでいないと指摘しました。
- ミネアポリス連銀のカシュカリ総裁(タカ派、投票権あり)は、金融政策当局はまだインフレとの闘いに勝利していないと述べ、必要となればさらなる引き締めを検討するだろうと話しました。
- FRBのボウマン理事(中立派、投票権あり)は、インフレ抑制のためには利上げが必要になるだろうと今も考えているとしながらも、9月からの米国債利回り急上昇が金融環境を引き締めていると付け加えました。
決算発表結果(時価総額$30B以上)
- UBERは利益がアナリスト予想を超え、株価は△3.70%と買われました。
- GILDは引け後決算で、利益も売上もアナリスト予想を超えました。しかしながら株価は沈黙しました。終値▼0.65%、アフターマーケットで▼1.79%(現在)
主な経済ニュース
- WeWorkが破産、ソフトバンクおよび債権者と再建合意に達した模様
- 第3四半期にクレジットカード債務が増加。過去最高の1兆800億ドルに。NY連銀発表
- 中華人民共和国の輸出が6カ月連続で減少し、世界的な需要減速を浮き彫りにしたことを受け、原油価格が4%以上も下落
- 中華人民共和国の習近平国家主席は、来週のアジア太平洋経済協力会議出席のためサンフランシスコを訪問。米国企業CEOらとの夕食会に出席する予定
- オースティン米国防長官、まだ名前のない中国の防衛長官との会談を要請
- 10月の利回り急上昇で、投資家が利回りが数年ぶりの高値から低下することにかけてゼロクーポン債が棚から消える
主要指数の動き
原油先物が$77.14(▼4.55%)と大幅下落、10年債利回りは4.735%(▼2.01%)と下落、ドル円は若干ながら円安方向に動いて150円台半ばで取引が続いています。金と銀が売られ、ビットコインは買われています。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.52%
連勝ですから、ひたすら見ているだけです。
経済指標発表予定
FOMCが終わってからFRB理事の発言が相次いでいますが、今回はパウエル議長が何か言うようです。
決算発表予定(時価総額$30B以上)
以下の通りです。引け後のディズニーの決算には注目が集まりそうです。
おわりに
今日は立冬なので暦上は冬となりました。昨日は最高気温が25℃を超える夏日でしたが、今朝は少し涼しいです。それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。