S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000
主要3指数の終値はそろってプラスでした。マイナスからスタートして方向感がないまま終始小幅な動きでした。
セクター別騰落率
原油先物価格上昇に伴い、エネルギー(Energy)が大きく伸びました。通信サービス(Communication Services)と生活必需品(Consumer Defensive)はマイナスでした。
経済指標発表 結果
- 10月の住宅着工件数は3カ月ぶり高水準。 建設許可件数は全般に増加 (Bloomberg)
- サンフランシスコのデーリー総裁(中立派、投票権なし)は、インフレ率が2%の目標に向けた軌道にあるか自分を含め米金融当局者は確信を持てていないと述べ、忍耐強い姿勢を訴えた。(Bloomberg)
決算発表結果(時価総額$30B以上)
米国企業はJCI(ジョンソンコントロールズインターナショナル:建設技術)だけです。決算発表はほぼ予想通りで株価終値は△0.62%でした。
主な経済ニュース
- 住宅ローンを借りていないアメリカ人の割合は過去最高に(Bloomberg)
- ウォーレンバフェット氏が、保有7銘柄(GM、CE、UPSなど)を完全売却。バークシャーハサウェイ株は年初から△15.5%で、S&P500の△17.8%に負けている(IBD)
- ChatGPTの開発者でOpenAIのCEOのサム・アルトマン氏が解任(Yahoo)
- イーロンマスク氏がX(旧Twitter)に反ユダヤ主義投稿を支持し、アップルなどの大手広告主が広告を撤去、ホワイトハウスからも非難を受ける(Bloomberg)
- 25兆ドルのゲージが2023年の損失を消し、債券市場が生命線を獲得(Bloomberg)
主要指数の動き
原油先物が急騰して$75.76(△3.92%)に、10年債利回りは4.441%(▼0.09%)まで下落、ドル円は149円台後半まで円高になりました。金と銀は方向感がない動きで、ビットコインはわずかに上昇でした。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.09%
何もせず、静かに見守っておりました。
今週の動き
今週は全セクターの株価が上昇しました。全体に伸びている中で、WMTやCSCOの下落は目立ちました。
経済指標発表予定
政策金利の追加利上げは見送られるムードが高いですが、今後は市場で取引される国債の金利の動向にも目を向けることも必要と言われています。
決算発表予定(時価総額$30B以上)
引け後にA(アジレント・テクノロジー:ヘルスケア)の決算発表があります。
おわりに
昨日はイスラエルとハマスの紛争に関して記載しました。マスク氏が反ユダヤの投稿を支持しただけで、大変なことになっています。反イスラエルは反ユダヤであり、日本のメディアもイスラエルを非難する立場を強調しているように見えます。新聞社は発行部数が激減し、TV局からスポンサー離れしています。ユダヤの方は頭脳明晰な方が多く、かつ全世界で多く活躍され、重要なポジションにおられます。偏向報道による反イスラエルへの印象操作をすると、メディアの経営基盤が崩れるのではないかと、私は憂慮しています。
それではみなさま、良い週末を明るく元気に笑顔で過ごしましょう。19日は巳の日です。金運上昇を願われる方は、弁財天様にお詣りすると良いと思います。