S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000
主要3指数終値はDow30が上昇、NASDAQわずかに下落とまちまちな動きとなりました。S&P500もわずかに上昇、中小企業指標のRussell2000も上昇しました。
セクター別騰落率
最も伸びたのはヘルスケア(Healthcare)で、工業(Industrials)が続きました。最も下落したのは通信サービス(Communication Services)でした。
経済指標発表 結果
- イエレン財務長官は米経済の軟着陸達成のため大幅な引締めは不要(REUTERS)
- ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁(中立派、投票権あり)は米連邦準備理事会(FRB)は利上げを終了した可能性が高いとしながらも、インフレ圧力が緩和し続けなければ再び利上げに踏み切る可能性もあると(REUTERS)
- サンフランシスコ連銀のデーリー総裁(中立派、投票権なし)は、利下げは現時点で全く考えておらず、金利は非常に良い位置にあると発言(Bloomberg)
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
いずれもアナリストの予想を超えた利益と売上でした。
主な経済ニュース
- 米国経済はインフレと労働力の冷え込みでここ数週間減速、実質個人消費支出は9月の伸びが小幅だったが0.2%増加、継続的な失業保険申請件数は最新週で193万件に増加(Bloomberg)
- 1980年代以来最大の債券暴落がすべての上昇を引き起こしている。利回りの急落が株式、クレジット、新興国市場の上昇を促している。FRBの利下げが目前に迫り、投資家はさらなる利益の余地をみている(Bloomberg)
- イエレン財務長官がサプライチェーンに過度な中国依存していると警鐘(Bloomberg)
- バンガード社の債券ETF「BND」が初めて1,000億ドルを突破、ブラックロック社のライバル商品であるiシェアーズ・コアUSアグリゲート債券ETF(AGG)もそれに肉薄。どちらも経費率0.03%で両社を潤している(Bloomberg)
- NVDA(エヌビディア)の株価上昇率の勢いが低下しており、大きく成長した時期はもう過ぎ去ったとみなされる(IBD)
- NVDA(エヌビディア)のライバルIntelとAMDが、AIチップの巨人をつまずかせる可能性がある(IBD)
- イーロンマスク氏がサイバートラックを誇大宣言し、株価が下落(IBD)
- S&P500はテスラ株を売却し、EVメーカーは潰され続ける(BARRONS)
- OPEC+が大幅な減産に合意、日量100万バレル削減で価格上昇の可能性が高い(WSJ)
主要指数の動き
原油先物は$75.56(▼2.95%)まで下落、10年債利回りは4.352%(△1.90%)まで上昇、ドル円は円安方向に動き148円台前半で取引が続いています。金先物はやや売られ、銀先物はやや買わrています。ビットコインは方向性がないまま小幅な動きをしています。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.12%
引け間際にVOO(S&P500に追随するETF)が上昇してわずかにトータルは少しだけプラスでした。特に売買取引はしていません。
11月全体の動き
月末なので、月間のヒートマップとセクター別騰落率を示します。一部の銘柄を除き、今月は株価が大きく上昇しました。セクター別では、最も伸びたのが先端技術(Technology)で、最も伸びが低かったのはエネルギー(Energy)でした。
経済指標発表予定
ISM製造業購買担当者景気指数とパウエル議長の発言が重要度高となっています。
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
該当銘柄に決算報告は予定されていません
おわりに
米国株が大きく上昇した11月が終わり、今日から12月になりました。11月が始まったときは最高気温が25℃を超える夏日でしたので、秋が慌ただしく過ぎて行って冬になってしまった感じがします。12月は第3四半期の締めでもあり、コロナ後の本格的な忘年会シーズンを迎えます。インフルエンザの猛威もありますので、体調には十分気を付けて過ごしたいですね。
それでは、今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。