S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
主要3指数の終値はそろって上昇、S&P500は2017年以来最長の週間勝ちを記録し、終値$4,774.75で、過去最高値$4,796.56の99.5%まで迫ってきました(Bloomberg)。Russell2000は△1.27%と力強く上昇しました。
セクター別騰落率
すべてのセクターが上昇しました。最も伸びたのはエネルギー(Energy)でした。
経済指標発表 結果
- 住宅価格指数、10月は前月比0.3%上昇-予想下回る(Bloomberg)
- シカゴ連銀とダラス連銀の製造業景気指数が公表されましたが、これを題材にした記事を探しましたが見つかりませんでした。投資家心理を動かすには至らなかったようです。
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
該当銘柄はありません
主な経済ニュース
- マネーマネジャーが続々と参入する中、為替ストラテジストのジェフリーズ氏にとっては円上昇は脆弱に見える。以前の強気のリアルマネー傾向の後に円下落が続いた。日本の通貨は2023年にG10諸国の中で最悪のパフォーマンス(Bloomberg)
- 米年末商戦、小売売上高3.1%増 昨年の伸び下回る=マスターカード(REUTERS)
- 米アップル、ITCのアップルウオッチ輸入禁止命令に上訴(REUTERS)
- インテルがイスラエル南部キルヤット・ガトに建設する250億ドル規模の新工場にイスラエル政府が32億ドルを助成することで合意。イスラム組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザから約42km離れた場所にある既存工場を拡張し、新たな工場を建てる(REUTERS)
- インドの大手財閥リライアンス・インダストリーズとウォルト・ディズニーが、インドのメディア事業統合に向けた拘束力のない契約書に署名(REUTERS)
- フーシ派の攻撃と米国の空爆により、より広範な中東戦争のリスクが高まる(Bloomberg)
- ゴールドマン・サックス・グループの世界通貨・金利・新興国市場戦略責任者は、2023年の最大かつ最も一般的な悪い判断の一つ、つまりパンデミック後の中国経済再開ブームへの賭けから、2つの主な教訓を学んだと述べた(Bloomberg)
- ハマスとの闘い「何カ月も続く」可能性=イスラエル軍参謀総長(REUTERS)
主要指数の動き
- 原油先物価格は、フーシ派の攻撃の懸念から$75.23(△2.27%)上昇
- 10年債利回りは3.886%(▼0.38%)まで下落
- ドル円は小幅な動きで現在は142円台前半で取引継続中
- 金先物は△0.46%、銀先物は▼0.22%とまちまちな動き
- ビットコインは▼2.85%と下落
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.44%
米株ETFと米債券ETFともに堅調な上昇でした。取引はしていません。
経済指標発表予定
高い重要性ものはありません。
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
該当銘柄はありません
おわりに
今週は、重要度が高い経済指標もなく、決算発表もないという材料が乏しいですが、米国株価は上昇を続けました。サンタクロースラリーという異名があるようで、1969年以来54年間で、S&P500は7日間で平均1.3%上昇しているそうです。とはいえ、地政学的リスクが多いのが気になります。米国がウクライナ支援を停止してロシアが戦勝する懸念、イスラエルとイランの関係悪化によるホルムズ海峡の安全航行が難しくなる懸念が気になるところです。ほとんどの原子力発電所を停止させている日本のエネルギーは、ホルムズ海峡を通過するタンカーに依存しています。中華人民共和国と台湾の関係は台湾総統選挙(2024/1/13)の結果が影響しそうです。また、フィリピンと中華人民共和国の関係も一触即発まで悪化しています。ロシアが経済的に苦しいので、日本の領土である北方四島を中華人民共和国に売却して外貨を得ようというニュースもあります。悪い方向に考え過ぎることなく、成り行きを見守りながら投資を続けたいと思っています。
それでは、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。