S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
主要3指数はそろってプラスとなりましたが、11日のCPI(消費者物価指数)や12日の巨大銀行とユナイテッドヘルスの決算発表前ということもあり、あまり積極的な動きではありませんでした。Rusell2000はわずかにプラスとなりました。
セクター別騰落率
1%を超える動きを見せたセクターはありませんでした。通信サービス(Communication Services)、先端技術(Technology)、一般消費材(Consumer Cyclical)が伸びましたが、エネルギー(Energy)は下落しました。
経済指標発表 結果
- 米卸売在庫、23年11月0.2%減 2カ月連続減 第4四半期成長の重しに(REUTERS)
- 米国債10年利回りはCPI(消費者物価指数)発表前に4%を超えて回復(Bloomberg)
- FRBのウィリアムズ氏(中立派、投票権あり)が、金利はインフレを目標水準まで下げるのに十分高いと発言(Bloomberg)
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
該当銘柄はありません
主な経済ニュース
- SEC、デジタル資産のマイルストーンでビットコインスポットETFを承認(Bloomberg)
- 格付け会社フィッチのチーフ・エコノミスト、ブライアン・コールトン氏は、米経済について力強さの兆しが出ているため年内の景気後退(リセション)はもはや予測していないとの見解を示し、米連邦準備理事会(FRB)は年内に3回の利下げを実施する公算が大きいとの見方を示した。(REUTERS)
- 商品価格の下落が続くため、米国のインフレは2024年に低下する見通し(Bloomberg)
- 債券市場の上昇は急増する2兆ドルの債務問題を見落としている(Bloomberg)
- 米国備蓄原油の膨張で紅海のリスクが影を落とす中でも原油先物は下落(Bloomberg)
- 米国債券市場はCPIを前に国債への投資を縮小している(Bloomberg)
- イエレン財務長官、追加費用にもかかわらずエネルギー減税の導入を歓迎(Bloomberg)
主要指数の動き
- 原油先物価格は$71.28まで下落(▼1.33%)
- ドル円は円安方向に大きく動き145円台後半で取引継続中
- 金先物▼0.22%、銀先物▼0.18%と売られる
- ビットコインはSECがハッキングされた偽情報で高騰したもののその後安定した状態で推移(Bloomberg)。そしてビットコインETFは承認されて上昇中。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.53%
10年債利回りが上昇してAGGは下がりましたけど株価上昇の恩恵を受けています。
経済指標発表予定
市場開始前に消費者物価指数が公表されます。また、木曜日恒例の失業保険関連の発表もあります。
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
11日(木)に該当銘柄はありませんが、12日(金)には以下のような大手企業の決算発表が始まります。
おわりに
偽情報(フェイクニュース)はネットを通じて全世界にあっという間に展開してしまう時代です。AIの発達によって、まるで当人が当人の声で当人の訛りで語っているような動画が簡単にできてしまうため、信じてしまう人が多いのも気を付けたいです。昨夜も、SECがハッキングされて、ビットコインスポットETFが承認されたという偽情報で急騰したという事象がありました。本当に承認されたとBloombergなどが報道しても急騰していないのも奇妙な感じです。今年は13日(土)の台湾総統選挙に始まり、多くの国で選挙が行われます。米国株投資をされている方にとっては11月の米国大統領選挙は注目するでしょう。偽情報によるリスクには気を付けなければなりませんね。
今日1月11日は鏡開きです。昔の人は、お正月に飾る餅には神様が宿り、食べることで神様のパワーがいただけると考えていました。縁起が悪いので「鏡餅は包丁やナイフで切ってはいけない」といわれますから、お供えのお餅は、刃物を使わず、手や小槌などで割って食べると良いそうです。
それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ