S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
GDPの発表と企業決算を受けて主要3指数はそろって上昇、S&P500は最高値を更新しました。Russell2000も上昇しました。
セクター別騰落率
エネルギー(Energy)、公益事業(Utilities)、通信サービス(Communication Services)、不動産(Real Estate)が1%を超える伸びでした。最も下げたのはテスラに足を引っ張られた一般消費材(Consumer Cyclical)でした。
経済指標発表 結果
- 米国のGDPは前四半期に3.3%増加し、2023年は好調な年だった(Bloomberg)
- リセッションって何だった?2023 年の成長は最終的に加速(WSJ)
- 12月新築住宅販売、8.0%増の66.4万戸 予想上回る(REUTERS)
- 新規失業保険申請2.5万件増の21.4万件、予想超える増加(REUTERS)
- 耐久財受注、23年12月は横ばい 輸送機器低調(REUTERS)
- 米労働供給のインフレ抑制効果、もはや限界か。インフレ率の一段の減速には、需要の緩和と経済成長の鈍化が必要となる可能性(WSJ)
- イエレン財務長官、米国民はインフレは「うまく制御されている」とみていると発言(Bloomberg)
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
- 米インテル、第1四半期売上高見通し予想下回る 半導体受注に不透明感(REUTERS)
- EVメーカーが生産の伸びが2023年より「著しく低くなる」と警告、テスラ株は12%下落(Yahoo!Finance)
- IBM株価、10年超ぶり高値 予想上回る通期増収率見通し受け(REUTERS)
主な経済ニュース
- 今日最も動いた銘柄: テスラ、IBM、ヒューマナ、ユナイテッド レンタルズ、ボーイング、アメリカン航空、ペイパルなど(BARRONS)
- ヒューマナが大幅な損失を報告、来年は更なる困難が予想される(WSJ)
- 金利先物、5月までの利下げ開始確率90% GDP受け(REUTERS)
- ブラジルのLCCのゴル、米国で破産申請(Bloomberg)
- バイオテクノロジー CG オンコロジーが IPO 拡大後、デビューで 2 倍に(Bloomberg)
- 減量製薬会社リリーの価値が、テスラ社が850億ドル減になったので上昇(Bloomberg)
- 中華人民共和国を見切る投資家、日本株に殺到(WSJ)
主要指数の動き
- 原油先物は$77.29(△2.93%)まで値上がり
- 10年債利回りは4.38%まで低下(▼1.10%)
- ドル円は147円台後半で推移
- 金先物は△0.11%、銀先物は△0.53%
- ビットコインは方向感がない動き
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.48%
含み益が増えていくのを平穏に見ているだけの毎日が続きます。
経済指標発表予定
個人消費支出(PCE)物価指数が注目されそうです。
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
おわりに
米国株価指数が最高値を更新し続けている中、「危機」「暴落」というキーワードがYoutubeやSNSに出没してくる頻度が高くなっています。でも、地政学的リスクは気になるものの、発表される経済指標はFRBの計画通りですし、企業業績は好調、失業率も低い状態で推移していることから、私はあまり気にしていません。忘れないのはコロナ禍の暴落です。株価がどんどん下がると同時に、人が街から消え、病院内の大混乱した映像、棺桶が不足という報道が毎日繰り返されていました。株どころか世界が終わりになるので経済成長が見込めないので、下落時にスポット購入を止めてしまうという自己判断をしてしまいました。でも、インデックス投信への定期積立も止めるのを踏みとどまったことで、安価に持株数を増やして、結果的に資産が大幅に増えた経験があります。下がり出した時にスポット購入しれば、もっと資産が増えたと思います。自分としては「現金化するのはお金が必要な時」という考えるのが合っていると考えています。
今夜は満月です。今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ