S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
Nvidia の収益が S&P 500 をさらに押し上げ、過去最高値を更新。世界中のチップ株が上昇。日経平均株価とStoxx欧州600指数は過去最高値で終了(WSJ)。主要3指数はそろって上昇、Rusell2000も上昇。
セクター別騰落率
Nvidiaの△16.40%上昇で、先端技術(Technology)が最も伸びて4%近く上昇しました。下落したのは公益事業(Utilities)だけでした。
経済指標発表 結果
- 米中古住宅販売、1月は3.1%増の400万戸 5カ月ぶり高水準(REUTERS)(WSJ)
- 米新規失業保険申請1.2万件減の20.1万件、予想外に減少。雇用が引き続き堅調に伸びていることが示唆される(REUTERS)。
- 2月の米総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は51.4と、1月の52.0から低下。製造業が17カ月ぶりの高水準になったものの、サービス業が低下した。一方、投入価格指数は3年超ぶりの低水準となり、物価上昇圧力が高まっているという懸念が和らぐ可能性がある(REUTERS)。
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
- Intuitの第2四半期利益は最高予想、第3四半期の見通しは期待外れ(YF)
主な経済ニュース
- Nvidia、AI を「まったく新しい産業」と宣言して、投資家も同意。チップメーカーの大ヒット業績と見通しは、猛暑の1年を経てもAIへの支出が冷めていないことを示している(WSJ)
- Nvidia が 2,770 億ドルの急増でメタ記録を突破(Bloomberg)。
- 投資家はエヌビディアの収益に賭けてETFに殺到し、報われました。決算発表を前にファンドへの資金流入が見られ、Nvidiaにレバレッジを賭けたETFは大きな利益を得る結果に(Bloomberg)。
- キャシー・ウッドさん率いるARKの旗艦ファンドは、2023年初頭以降にNvidia株を保有していないため、NVIDIA が予見した AI の波に乗るのをただ見守ることしかできません(Bloomberg)。
- 通信大手AT&Tは、約7万5000人の顧客が通話やテキストメッセージの問題を報告したことを受けてサービスを復旧し、謝罪(WSJ)
- Googleは、「一部の歴史的描写の不正確さ」に関する最近の問題に対処するため、チャットボット「Gemini」の機能を一時停止すると発表(WSJ)
- 世界最大のPCメーカー「Lenovo」が収益減少を指摘、今後はAI搭載技術に賭ける
同社は、作業コラボレーションソリューションなど、PC以外の分野への投資を増やす計画だと述べた。(WSJ) - 1月に米国の商業不動産差し押さえ件数が急増(Bloomberg)。
- 日経平均株価が1989年の最高値を取り戻す中、日本株が新たな章を開く。世界的な資金が大挙して戻ってくることで顕著な利益が得られる(Bloomberg)。
- 欧州株はウォール街の道を辿って過去最高値を更新。ASML、ノボ ノルディスクが今年これまでの上昇率上位にランクイン(Bloomberg)。
- メルセデス・ベンツ、需要減退を受けてEV販売目標を撤回(Bloomberg)。
- ネスレは肥満治療薬により栄養製品の需要が高まると見ている(Bloomberg)。
- ヘルスケア AI スタートアップが General Catalyst、Thrive、GV から 6,000 万ドルを調達(Bloomberg)。
- フーシ派、紅海に「潜水艦兵器」導入 米英船舶航行「禁止」を通達(REUTERS)。
主要指数の動き
- 原油先物価格は需給逼迫観測で上昇(REUTERS)(Bloomberg)。
- 10年債利回りは4.327%(△0.05%)まで上昇。
- 5年債利回りが4.337%(△0.65%)に上昇して10年債利回りよりも高くなる。
- ドル円は方向感なく150円台で推移
- 金先物価格は△0.02%、銀先物価格は▼0.39%とまちまちな動き
- ビットコインはほとんど変わらず。
自分の米ドル建ポートフォリオ △1.93%
こんな時にはAGG(米国総合債券ETF)が急上昇を緩和する動きとなります。今後の利下げを見込んでAGGを保有していますが、生きてくるのはまだまだ先になりそうです。でも毎月の分配金で米ドル現金を稼ぎ出してくれるありがたい存在でもあります。
経済指標発表予定
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
おわりに
NVIDIAの一企業の決算が、米国市場のみならず欧州市場と日本市場をも高騰させる結果をもたらしました。世界中の投資家がAIに期待を寄せていることがわかります。記事にもありましたように、Nvidiaにレバレッジをかけた投資家が大きな利益を得たようです。でも、当初は長期投資を目標として積立を開始した人が、このようなことがきっかけとなり個別銘柄に走ってしまう人が少なからずおられます。個別銘柄で成功し続けるには、ほったらかし投資ではまず叶いません。経済知識を蓄えて動きを察知して、さらに投資先の個別企業決算が読めることが最低条件ではないかと思います。ビギナーズラックで短期的に利益を上げることができると、ますます個別企業投資に走ってしまう方もおられます。世界中のベテラン投資家が集まっている米国市場で長期的に利益を出し続けることは並大抵のことではありません。投資先を選ぶには慎重に行いたいものです。
今日の日本は天皇誕生日で休日で市場もお休みです。それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ