S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
主要3指数の終値はそろってわずかに下落しました。Russell2000はわずかに上昇しました。なお、2/26からDow30銘柄にAmazonが入り、小売大手のウォルグリーン・ブーツ・アライアンスが外れています。
セクター別騰落率
今回から1日の動きで一喜一憂することなく大きな傾向をつかむため、週間、月間、3か月、半年、年間、年初来のグラフも示していくことにしました。結果はご覧の通りです。
経済指標発表 結果
- 米1月新築住宅販売、1.5%増の66.1万戸 予想下回るも需要堅調(REUTERS)。
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
- Workdayは第4四半期と通期の財務結果を発表し、アフターマーケットで株価が5%以上も下落(YF)
- ONEOK、第4四半期と2023年通期の増益を発表(YF)
- ドミノ・ピザ、最高利益が期待されるため投資家にさらに大きな利益を与える。株価終値は△5.85%と急騰(YF)
- Zoom、企業顧客を最も多く見積もる売上高を報告(Bloomberg)。
主な経済ニュース
- GoogleのAI製品に対する懸念が再燃して、アルファベット株価が下落。AI機能の一時停止を受けて株価は終値は4.5%下落。同社は AI における自社の立場に対する懸念に悩まされている(Bloomberg)。
- FacebookとYouTube、「有害」コンテンツに関するカナダの新たな規制に直面。過激派コンテンツに対するプラットフォームの責任を問う法案。新たなヘイトクライム犯罪、デジタル安全規制も創設(Bloomberg)。
- ボーイングの安全性向上への取り組みは不十分、FAA委員会が指摘。2度の737 MAX墜落事故を受け、政府と業界専門家が航空機メーカーの慣行を全面見直し(WSJ)(Bloomberg)。
- 米国の社債販売額が2月に1530億ドルに到達、過去最高を記録(Bloomberg)。
- バフェット氏、書簡で日本の商社を支持し株価上昇(Bloomberg)。
- ダイモン氏、景気後退がなければ商業用不動産の問題は抑制されると語る(Bloomberg)。
- 最高裁判所、言論の自由を巡るソーシャルメディア論争で「地雷」を懸念(Bloomberg)。
- 米国は中東の空爆目標の発見にAIを活用(Bloomberg)。
- 中華人民共和国のEVメーカーであるBYD社は、最も高価な車、168万元(23万3,450ドル)の高性能電気スーパーカーをデビューさせ、フェラーリNVやランボルギーニなどのライバルが提供するガソリンを大量に消費するメーカーと競い合った(Bloomberg)。
- スウェーデン、ハンガリーの投票でNATO加盟への最終ハードルをクリア(Bloomberg)。
主要指数の動き
- 原油先物価格は、米国現物市場の好調と中国需要期待で上昇(Bloomberg)。
- 10年債利回りは4.299%(△0.92%)5年債利回りが4.327%と上回る。
- ドル円は円安が進んで150円台後半で取引継続中。
- 金先物価格は▼0.39%、銀先物価格は▼1.95%と売られる。
- ビットコインはマーケット後半に反発して△5.62%。最近のレンジを突破し2年以上の高値を更新(Bloomberg)。
自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.30%
3銘柄そろって下落しました。
経済指標発表予定
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
おわりに
今年7月から日本も新札となり、1万円札に渋澤栄一氏の肖像画が使われることは多くの方がご存知かと思います。昨日、埼玉県深谷市にある渋沢栄一記念館に行ってきました。実は2回目なのですが、前回はNHK大河ドラマ放映中ということもあって館内が満員で、良く見ることが叶わなかったので再訪問した次第です。渋澤栄一氏が説いたものとして「論語と算盤」は良く知られていますが、「道徳経済合一説」の知名度はどうでしょうか。ここで少し紹介したいと思います。
「孔子は道徳に反した利益は良いことではないと戒めてはおりますが、道徳にあった利益はこれを理に適うものとしています。孔子が富むことをいやしんだのは、不義の場合に限っていることであり、道徳に適った利益は、君子の行いとして恥じる所でないとしたのは明らかであります。ところが、後の学者はこれを誤解して、儲けに走れば道徳を忘れ、道徳を重視すれば利益が薄くなる」と速断してしまい、ついには「貧しいことが清く美しく、富むことは汚れることだ、などと偏って論じられるようになってしまったそうです。
清貧が美徳としている日本人が多いけど、渋澤栄一氏は清貧を良しとするのは偏った論であると説いています。
道徳に適った株式投資による利益は堂々と上げ、伸びようとしている企業にさらに投資を行い、困っている人には手を差し伸べ、自分の知識を増やすための投資も行うという発想で、日本経済をもっと盛り上げていきましょう。
道徳経済合一説の詳細はこちらからどうぞ
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ