S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
株価の上昇は月曜日に一服し、トレーダーは金利見通しに関する手掛かりを求めて今週発表される一連の雇用統計や連邦準備制度理事会当局者の発言を待つ一日でした(Bloomberg)。
セクター別騰落率
最も上昇したのは公益事業(Utilities)、最も下落したのは通信サービス(Communication Services)で、一般消費材(Consumer Cyclical)も1%を超えて下落しました。
経済指標発表 結果
- アトランタ地区連銀のボスティック総裁(ハト派、投票権あり)は、経済と労働市場の「繁栄」を考慮すれば、FRBに対する緊急的な利下げ圧力はないと述べた(REUTERS)。7-9月に1回利下げ後は休止すると予想(Bloomberg)。
- パウエルFRB議長は、民主党から金利、共和党から銀行規則に関する圧力に直面。
FRB議長は水曜日、木曜日に国会議事堂で証言する予定(Bloomberg)。
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
該当銘柄はありません
主な経済ニュース
- スーパーマイクロ(SMCI)のS&P 500への採用により上昇率は1,000%近くに。同株はエヌビディアに代わって指数トップの座に就く可能性がある(Bloomberg)。
- 米格安航空ジェットブルー、スピリット航空との統合計画打ち切り(REUTERS)。
- NYCB(ニューヨーク・コミュニティ・バンコープ)株、新たな信用格下げを受けて下落幅が拡大。株価は金曜日の発表で26%下落した後、17%下落(Bloomberg)。
- アップルに制裁金20億ドル、EU 音楽配信で競争阻害 不服申し立てへ(REUTERS)。
- アップル、新型「MacBook Air」投入 「M3」チップ搭載(REUTERS)。
- 米最高裁、トランプ氏の大統領予備選への出馬資格認める(REUTERS)。
- ボーイング、スピリット・エアロシステムズの監査で「複数の」品質違反が判明、FAAが発表(Bloomberg)。
- アメリカン航空は、ボーイング、エアバス、エンブラエル向けに260機の輸送を発注(Bloomberg)。
- 米国のトップ掘削会社が供給過剰と戦うために生産量を削減し、ガス価格が高騰(Bloomberg)。
- エヌビディア、時価総額でApple,Microsoftに次いで世界第3位に浮上-サウジアラムコを抜く(Bloomberg)。
- X(旧Twitter)の債務に行き詰まった銀行、イーロン・マスク氏と借り換え交渉を開催(Bloomberg)。
- JPモルガン・アンド・チェースはフランスのカルト・バンセールCBに加わり、決済ネットワークが米ライバルのビザやマスターカードと競争できるようになる(Bloomberg)。
- 米国株はバブルを形成しているのか?それは誰に尋ねるかによります。JPモルガンは米国株にバブルが見られると、ゴールドマンは上昇は正当だと主張(Bloomberg)。
- FRBの引き締めについては、単なるテーパリング以外にも考慮すべきことがある。
ウォラー総裁(タカ派、投票権あし)は、保有額を国庫短期証券にさらに移すことについて議論(Bloomberg)。 - 熱いビットコイン現物ETF 早くもライバルイーサリアム現物ETFが出現か(WSJ)
- 中国に投資するな、ゴールドマン・サックス・ウェルスマネジメントCIOが警告(Bloomberg)。
主要指数の動き
- 原油先物価格は$78.76(▼1.51%)まで下落
- 10年債利回りは4.219%まで上昇(△0.93%)
- ドル円はやや円安に振れて150円台後半で取引継続中
- 金先物価格は△1.43%、銀先物価格は△3.26%とともに上昇。金は米国金利見通しが原因で過去最高値を更新(Bloomberg)。
- ビットコインは$67,000(1,000万円)を超えて上昇(△7.13%)
自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.18%
経済指標発表予定
2月のISM非製造業指数とサービス業購買部協会景気指数が重要性が高いとされています。
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
おわりに
昨日は日経平均株価が40,000円を超えて最高値を更新しました。利確による売り、権利落ちによる売りもあるでしょうが、今後も株高となって突き進むのでしょうか。株だけでなく、金価格も最高値更新、仮想通貨も勢いがあります。多くの経済評論家がいろんな見通しを述べています。参考にするのであれば、相反する意見を両方見聞きすることが大切ではないかと思います。将来予想に自分の期待を混ぜるのは大変危険です。まさに「混ぜるな危険」ですね。
それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ