S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
材料が乏しい中、消費者物価指数発表前ということで1%を超える大きな動きはありませんでした。主要3指数の終値はDow30が上昇、NASDAQとS&P500は下落するまちまちな動きでした。RUSSELL2000は下落しました(REUTERS)。
セクター別騰落率
どのセクターも1%を超える動きはありませんでした。
経済指標発表 結果
- 米ニューヨーク連銀が発表した2月の消費者調査によると、長期インフレ期待が上昇した。1年先のインフレ期待は3%で横ばいとなったが、3年先のインフレ率は1月の2.4%から2.7%に、5年先のインフレ率は同2.5%から2.9%に上昇(REUTERS)。
- オプショントレーダーの不安はFRBよりもCPIに集中しているとシティが指摘(Bloomberg)。
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
- オラクルは好調な売上を記録して急上昇、クラウドの成長は安定。前四半期のクラウド収益は 25% 増加して 51 億ドルに。好調な決算を受けて株価は時間外取引で△6.5%(Bloomberg)。
- オラクル、「大規模」な新規クラウド契約で売上成長に拍車をかける(Bloomberg)。
主な経済ニュース
- バイデン大統領の予算案は、経済の冷え込みとインフレの高止まりを予想(Bloomberg)。
- バイデン政権の税制計画の展開はワシントンのロビイストにとっての始動砲となる(Bloomberg)。
- バイデン大統領が7.3兆ドル予算教書公表-富裕層と企業への課税強化(Bloomberg)。
- 米港湾で使用されている中国製の荷役クレーンについて米議会が調査した結果、通常の操業用とはみられない通信機器が見つかった。こうしたクレーンが国家安全保障上のリスクをもたらすとの懸念が高まっている。議会関係者や文書によると、遠隔アクセスが可能なセルラーモデムが搭載されているクレーンもあった(WSJ)
- ウォール街で最も悪名高い取引の一つが復活している。株価の落ち着きに巨額の賭けをしてオプション売りのETFに数十億ドルが注ぎ込まれている(Bloomberg)。
- グーグルは間もなく、スマートフォンの覇権争いで、 欧州連合(EU)の新たな規制により、アップルより優位に立つ可能性がある(WSJ)
- Reddit、7億4,800万ドルを目標に待望のIPOを開始(Bloomberg)。
- 天然ガス生産会社EQT社は、旧部門エクイトランス・ミッドストリーム社の株式を約55億ドルで買い戻すことに合意(Bloomberg)。
- ボーイング、事故後「膨大な」精査に直面へ。ボーイングは1月に胴体部分が爆発したことを受けて検査したが、司法省が機体事件の刑事捜査を開始(Bloomberg)。
- デルタ航空CEO、ボーイング737 Max 10の運航が2027年まで遅れる可能性があると予想(Bloomberg)。
- 中南米便での事故、ボーイング787ドリームライナーの乗客数十名が負傷。チリ航空は、シドニーからオークランドへの旅行中に同機が「激しい動き」を経験したと発表した。初期対応者が約50人を治療(WSJ)
- 脳インプラント企業が新興産業をサポートするグループを設立。新しい協会には食品医薬品局が含まれます。イーロンマスク氏のニューラリンクは脳インプラントにスポットライトを当てるのに役立っている(Bloomberg)。
- 米クルーズ業界はかつてない活況、投資家はクルーズ船大手が抱える巨額負債への懸念が根強く出遅れ(WSJ)
- 米国のマンションが巨大化・高層化が進む。建設費などのコスト上昇を背景に、開発業者は利益確保のため1棟当たりの総戸数を増やす傾向に(WSJ)
- 2倍の利益をもたらすNVIDIA ETFは記録的なフローを記録。GraniteShares 2x Long NVDA ETF は先週 2 億 5,200 万ドルを調達(Bloomberg)。
- 消えた1億6400万ドル、米商業用不動産市場で浮上した新たなリスク(Bloomberg)。
- 仮想通貨商品の流入が過去最高に急増、コインシェアーズが発表。先週は27億ドルという記録的な資金が暗号資産に流入(Bloomberg)。
- ビットコイン高騰の理由は供給量が足りないだけ。暗号通貨が他の商品と異なるのは供給が厳しく制限されているため(WSJ)
- 「X(旧ツイッター)」で、テロ組織や制裁対象者が有料サービスのアカウントを使って収益化している可能性があるとして、米民主党下院議員2人が調査(Bloomberg)。
- トランプ前大統領は、中国の字節跳動(バイトダンス)傘下の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」について、米国の国家安全保障に対する脅威としながらも、米メタ・プラットフォームズ(META)傘下のフェイスブックなど他のソーシャルメディアの脅威に類似するものとの考えを示した(REUTERS)。
- 世界最後のマイナス金利実験が日本で終了に近づく。エコノミストや債券トレーダーらは利上げは3月か4月になると見ている(Bloomberg)。
- フランス、複数の政府機関が「激しい」サイバー攻撃を受けたと発表(Bloomberg)。
- イギリス中央銀行は、8月に0.25%利下げと予想。5月から後ろ倒し(REUTERS)。
主要指数の動き
- 原油先物価格は$78.11(△0.13%)とほぼ横ばい。投資家が米国のインフレ率を先取りする中、原油は堅調(Bloomberg)。
- 10年債利回りは4.104%(△0.37%)、5年債と30年債間で逆イールドなし。
- ドル円はやや円高方向に進んで146円台後半で取引継続中(REUTERS)。
- 金先物価格は△0.12%、銀先物価格は△0.55%といずれも上昇
- ビットコインは△3.81%で初めて$7.2万を突破(Bloomberg)。
自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.13%
経済指標発表予定
インフレ指標の消費者物価指数が市場開始前に公表されます。
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
該当銘柄はありません
おわりに
欧州の電気自動車EV推進の流れがようやく変わってきました。この冬、欧米に寒波が到来したことで改めて寒い中での弱点が広く知られるようになったこともありますが、私は中華人民共和国メーカーの一人勝ちが面白くないのが理由ではないかと推測してます。また、トヨタが電気自動車の販売計画をちらつかせながらも、実際にはハイブリッドと水素自動車で真っ向勝負していることも大きいと思います。米国でも、最も燃費が良いクルマとして有名なプリウスが、新しいデザインによって売れ行きが好調なようです。火力発電所で作った電気を利用するEVがゼロエミッションというのは、真っ赤なウソだと思っています。
昨日、日本の株式市場は下落しました。トレーダーでなければ、選択肢は2つ、ほったらかしにするか、安値で買うかです。将来性がある株であれば、狼狽売りは絶対に避けましょう。それでは、今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
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- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ