S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
FOMCの結果発表を明日に控え、様子見ムードの中でも主要3指数の終値はそろって上昇しました。Russell2000の終値も上昇しました。最も混雑した取引がDow30とS&P500は史上最高値を押し上げました(Bloomberg)。
セクター別騰落率
全体的に小幅ながらもエネルギー(Energy)、一般消費材(Consumer Cyclical)、工業(Industrials)、公益事業(Utilities)がしっかり伸びました。一方で、通信サービス(Communication Services)と素材(Basic Materials)が下落しました。
経済指標発表 結果
- 住宅着工件数は大幅な減少の後、5月以降で最も増加。先月は冬の天候の後、住宅着工件数が回復し、建築許可は8月以来最速のペースで進んでいる(Bloomberg)。
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
該当銘柄はありません
主な経済ニュース
- 2024年度予算で民主党と共和党が合意 週末のつなぎ予算期限控え(REUTERS)。
- NVIDIAの旗艦AI半導体、価格は3万ドル超(REUTERS)。
- NVIDIA はデータセンター支出の膨大な部分を獲得すると予想。Blackwell チップベースの新製品が今年後半に登場予定(Bloomberg)。
- サンドウィッチのサブウェイの米国拠点で、2025年1月からコカ・コーラに代わってペプシコに切り替えを開始(Bloomberg)。
- Microsoftはコンシューマー AI の実行に DeepMind 共同創設者のスレイマン氏を雇用。AI製品の熾烈な競争市場でGoogleをかわそうとしている。(Bloomberg)。
- GoogleはFitbit とスクリーニングでヘルスケアへの AI の推進を強化(Bloomberg)。
- 日本はマイナス金利時代に終止符、さらなる利上げの手掛かりはほとんどない。日本銀行は緩和的な金融状況が継続することを示唆しており、ドル円は今後の動きの不確実性から150円台を突破(Bloomberg)。
- テキサス州の移民の国外追放法(不法入国者の逮捕と国外追放の開始)が最高裁で認められ、バイデン政権が主張する新法が敗北したので、移民問題が同氏の大統領選で負債となる(Bloomberg)。
- 全米の水道システムに対するサイバー攻撃を警告。書簡はイランと中国に関連するハッカーからの脅威を引用(Bloomberg)。
主要指数の動き
- 原油先物価格は$83.20まで上昇(△0.58%)。ウクライナのドローン攻撃でロシアの精製能力が停止し、イラクが今後数か月以内に原油輸送を削減すると発表(Bloomberg)。
- 10年債利回りは4.297%(▼0.99%)に低下し、5年債利回り4.303%よりも低下。FRBが利下げ期待を打ち砕くのではないかとの懸念から、債券トレーダーらはショートベットを強化(Bloomberg)。
- ドル円は4カ月ぶりの安値で150円台に(REUTERS)。
- 金先物価格は▼0.16%、銀先物価格は▼0.63%とともに下落。
- ビットコインは▼5.80%と大きく下落。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.47%
経済指標発表予定
明日はFOMCの政策金利と経済見通しが発表され、30分後のパウエル議長の記者会見の質疑応答内容が注目されると思います。
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
おわりに
とうとう日本銀行はマイナス金利政策を終えてしまいました。多くの報道は金融の正常化と述べています。確かに日本銀行に当座預金すると金利を取られる銀行等にとっては朗報でしょう。でも、日本経済の下支えをしている中小企業の社長さんたちにとっては、朗報とはいえないはずです。インボイス制度に続く中小企業イジメではないかと思います。私は、日本銀行などの官僚が、日本経済の正常化よりも金融機関の正常化を優先させたと思えてなりません。岸田政権が裏金問題で停滞している隙に、まさに官僚たちはやりたい放題というように見えてしまいます。私の予想ですけど、長期的な日本株の上昇の芽が摘まれた感がぬぐえません。やはり、主な投資先は米国株にしようとの思いが強くなりました。
今日は春分の日、お彼岸の中日です。ご先祖様への感謝が金運を引き寄せると言われています。感謝の気持ちを持ち、きちんとご先祖様のお墓参りに行っていれば、ご先祖様は自身の使い残した金運を分けてくださると言われています。
それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ