S&P500 ヒートマップ（高解像度）
主要3指数とRussell2000（中小企業指標）
主要３指数の終値はそろってマイナスでした。今週金曜日の休場日（Good Friday）に発表される個人消費支出価格指数でインフレ率がおそらく不快な高止まりを示すだろうとの見方に、投資家らは慎重な姿勢をとったようです（Bloomberg）。一方で、Russell2000の終値はわずかに上昇しました。
セクター別騰落率
エネルギー(Energy)が最も上昇しました。逆に、工業・産業(Industrials)が最も下げました。
経済指標発表 結果
- 2月新築住宅販売、0.3％減の66.2万戸 価格中央値も下落（REUTERS）。
- トレーダーらはイギリス中央銀行が、米国FRBや欧州ECBよりも利下げを開始する可能性が高いと予想（Bloomberg）。
決算発表結果（Investing.comが選んだ重要度高の銘柄）
該当銘柄はありません
主な経済ニュース
- ボーイングCEOのデイブ・カルフーン氏、安全危機に端を発した見直しで辞任へ（Bloomberg）。
- ユナイテッド航空、相次ぐ安全事故でFAAの精査に直面（Bloomberg）。
- JPモルガンが買い気配でSMCI株が10％上昇（Bloomberg）。
- クリーブランド・クリフスのローレンコ・ゴンサルベス最高経営責任者（ CEO）は、ユナイテッド・スティール・コーポレーションの買収入札を準備する際に独占禁止法問題を回避する方法について米政府と協議（Bloomberg）。
- ヘッジファンドは欧州に群がり、米国株を捨てる（REUTERS）。
- EVメーカ フィスカー、大手自動車メーカーとの買収交渉決裂と発表（REUTERS）。
- EVメーカーLucid、サウジ投資家から10億ドルのライフラインを調達して急成長（Bloomberg）。
- トランプ前大統領のソーシャルメディア会社（シンボル：DJT）が統合後の火曜日にナスダックに上場予定。月曜日に株価が△35％（Bloomberg）。
- クアルコム、独禁法懸念を巡るAutotalk取引を打ち切るとFTCが発表（Bloomberg）。
- ビットコイン、米国ETF流出で急落後、再び7万ドルを突破（Bloomberg）。
- Apple、Google、METAは、新しいデジタル法のテストでEUによる調査（Bloomberg）。
- ニュージーランドが、米国、英国に加わり中国の悪質なハッキングを非難（Bloomberg）。
主要指数の動き
- 原油先物価格は$82.00まで上昇（△1.70％）
- 10年債利回りは4.253％（△0.83％）
- ドル円は大きな変化がなく151円台前半で取引継続中
- 金先物価格は△0.60％、銀先物価格は▼0.03％とまちまち
- ビットコインは△5.69％で再び7万ドル台へ
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.26%
週明けは足踏みでした。
経済指標発表予定
米民間調査機関コンファレンスボードによる消費者信頼感指数が発表されます。これは、5000世帯を対象に景気や雇用情勢などについて消費者に調査した結果で、ミシガン大学消費者信頼感指数とともに、経済活動全体に重要な役割を果たす個人消費に関する重要指標です。
決算発表予定（Investing.comが選んだ重要度高の銘柄）
おわりに
日本銀行がマイナス金利政策をやめたにもかかわらず、円安が続いていることに対して、財務省の思惑が外れたようで、神田財務官が為替介入も辞さないと発言しました。ところが為替市場は大きな動きはありませんでした。財務省は日本国内では強いのでしょうけど、世界中のトレーダーを相手には限界があることが広く知られてしまったような気がします。さらにマイナス金利解除後には金利を上げることが議論されていたことが明らかになりました。米国も日本と同様、インフレ率２％を目標にしています。米国はインフレ率５％になってから金利を上げる政策をしましたが、日本はずいぶんと動きが早そうなので、経済成長する芽を摘んでしまう結果になる危惧を感じます。NISA関連で財務省は日本株購入を勧めているようですが、私は米国株投資に軸足を置いた姿勢を続けます。投資は自己責任と自己判断でお願いいたします。
それでは、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ： finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート： finviz
- セクター別騰落率： finviz
- 経済指標結果/予定： investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定： investing.com日本語版
- 主要指数の動き ： Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ： Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
