S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
堅調な経済指標や商品相場の上昇を受けて、主要中央銀行が金利を長期にわたって高水準に維持するとの観測が高まり、株価は下落しました(Bloomberg)。特にテスラ株の大幅下落がS&P500とNASDAQの重しになりました(REUTERS)。原油価格の高騰により米国債利回りが上昇して株価が下落しました(WSJ)。
セクター別騰落率
原油先物価格の高騰を受けてエネルギー(Energy)が1.41%も上昇、一方でヘルスケア(Healthcare)、不動産(Real Estate)、先端技術(Technology)が1%を超える下落でした。
経済指標発表 結果
- 製造業新規受注、2月は前月比1.4%増 予想以上の伸び(REUTERS)。
- 求人数は堅調に推移、労働市場の回復力を示す。2月の求人数は主に金融業界から少しずつ増加し、一時解雇の水準はほぼ1年ぶりの高水準に増加(Bloomberg)。
- クリーブランド地区連銀のメスター総裁(元タカ派→ハト派、投票権あり、6/30退任予定)は2日、FRBが年内に利下げに踏み切るとの見方を維持しているが、利下げが可能かどうかを裏付けるデータをなお確認する必要があると述べ、6月の利下げの可能性を排除しなかった(REUTERS)。
- FOMC議決権メンバー2人、年内3回の利下げをなお想定(Bloomberg)。
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
- Paychex (PAYX) 第 3 四半期の収益は予想を上回り、収益は下回る。株価終値は△0.38%(YF)
主な経済ニュース
- バイデン大統領と習近平主席、AIリスク、ロシア、フェンタニルについて電話会談(Bloomberg)。
- バイデン大統領と 習近平主席 がTikTok売却推進について協議、大統領は米国でのアプリ販売を強制する法案に署名すると述べた(Bloomberg)。
- イエレン財務長官が今週中国を訪問、中国政府に過剰生産能力について圧力をかける(Bloomberg)。
- テスラ、電気自動車への残酷な打撃で史上最多の販売ミス(Bloomberg)。
- インテルの財務最新情報によると、2023 年に工場の損失が拡大(Bloomberg)。
- オートデスク、自社の会計慣行を調査中、株価下落(Bloomberg)。
- Amazon、米国の食料品店でのレジレスシステムの導入を中止(Bloomberg)。
- 100 万回のシミュレーションによると、米国経済の前途に債務の危険があるとの評価(Bloomberg)。
- 民間企業向けのインデックスファンドでユニコーン企業の支援が容易に(Bloomberg)。
- ゴールドマン・ユニットがプライベート・クレジット・ベットでケネディ・ルイス株を購入(Bloomberg)。
- 原油価格高騰のリスクがバイデン陣営の新たな戦線を開く。原油価格高騰はバイデン大統領にとって不利になる可能性(Bloomberg)。
- 欧州ECBが6月利下げ準備中、ドイツのインフレはさらに鈍化(Bloomberg)。
- EVの台頭でBYDが吉利を追い抜き中華人民共和国の自動車王になる(Bloomberg)。
- EVメーカーのリビアン、出荷台数が回復しEV生産予測を上回る(Bloomberg)。
- 公衆衛生団体、メンソールタバコ禁止の遅れをめぐりFDAを再び提訴。メンソールは、その冷却効果と喉の鎮静効果により、ニコチンを中毒性のあるものにするため。(Bloomberg)。
- 米国人、牛に広がるウイルス感染で鳥インフルエンザに罹患(Bloomberg)。
- 米国トップの鶏卵メーカー、鳥インフルエンザ発生でテキサス工場を停止(Bloomberg)。
- テキサス州で鳥インフルエンザに感染した人は、感染した乳牛にさらされた可能性が高いと公衆衛生当局が発表(Bloomberg)。
主要指数の動き
- 石油輸出国機構(OPEC)と地政学リスクによる上昇で原油が85ドルに上昇(Bloomberg)。
- 10年債利回りは4.365%(△0.83%)まで上昇。
- ドル円は151円台半ばで取引継続中
- 金先物価格は△1.94%、$2300台を突破して高値記録更新。銀先物価格も△4.74%
- ビットコインは▼5.94%と軟調
自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.60%
軟調な日が続いています。4月の新NISA積立は少しばかり安く買えたと思うことにします。
経済指標発表予定
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
該当銘柄はありません
おわりに
景気が良ければ株価が上がるのが教科書通りの動きですが、景気が良すぎてインフレを抑えるための高金利政策が続いているにもかかわらず、製造業景気指数が予想に反して好景気とされたことで、高金利政策が投資家だけでなくFRBの予想よりも長引きそうです。米国株価が軟調となっていますが、しばらくはガマンということで、この間にしっかりインデックスの持ち株数を増やしておき、将来の株価高騰に期待したいところです。
今日は一粒万倍日です。将来に向けて良い種まきをするよう心掛けて、明るく元気に笑顔で過ごしましょう
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ