S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
投資家らは持続的なインフレを伴う回復力のある米国経済における予想金利の行方を検討しており、米国債利回りが一時5%に達するほど上昇する中、中東不安も続いていることもあり、株価はまちまちでした(REUTERS)。
セクター別騰落率
上昇したのは先端技術(Technology)だけで、上昇幅もわずかでした。不動産(Real Estate)、公益事業(Utilities)、素材(Basic Materials)が1%を超える下落となりました。
経済指標発表 結果
- IMFは世界経済の成長予測を引き上げ、リスクを警告。世界のGDPが3.2%成長する見込みで、インフレが止まらず、戦争が懸念される。米国の2024年のGDP予測は2.7%に引き上げられた。中華人民共和国は変わらず4.6%(Bloomberg)。
- 国際通貨基金は火曜日、世界経済は今年もゆっくりだが着実な成長を遂げる見通しであり、米国の強さが長引く高インフレ、中国と欧州の需要低迷による逆風を通じて世界の生産を押し上げると述べた(REUTERS)。
- 米国の一戸建て住宅建設は3月に急落。新築建設は依然として販売用の中古住宅の深刻な不足に支えられているものの、住宅ローン金利の復活により、潜在的な買い手は傍観者に追いやられている。商務省が火曜日に発表した報告書では、将来の一戸建て住宅建設許可件数が5カ月ぶりの低水準に落ち込んだ。住宅投資は9四半期連続で縮小した後、2023年下半期に回復し、2006年の住宅市場崩壊以来最長となったが、回復は勢いを失いつつある(REUTERS)。
- 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が、インフレに対する信頼感を得るにはさらに時間がかかる可能性が高いと述べ、制限的な政策に効果を発揮する時間を与えるのが適切だと付け加えたため、米国債利回りは2024年の新たな高水準に上昇した(Bloomberg)。
- FRBのジェファーソン副議長、労働市場は引き続き堅調に推移すると予想。FRB金利の安定がインフレ押し下げに寄与するとの見方(Bloomberg)
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
- ユナイテッドヘルス、売上高も利益ともに予想を上回る結果に(Investing.com)。
- ジョンソン・エンド・ジョンソン、売上高は予想を下回り、利益は予想を上回る結果に(Investing.com)。
- バンク・オブ・アメリカ、売上高は予想を上回り、利益は予想を上回る結果に(Investing.com)。
- モルガン・スタンレー、売上高は予想を上回り、利益は予想を上回る結果に(Investing.com)。
- PNC ファイナンシャル・サービシズ・グループ、売上高は予想を下回り、利益は予想を上回る結果に(Investing.com)。
- バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、売上高は予想を上回り、利益は予想を上回る結果に(Investing.com)。
- オムニコム、売上高は予想を上回り、利益は予想を上回る結果に(Investing.com)。
- ノーザン・トラスト、売上高は予想を下回り、利益は予想を下回る結果に(Investing.com)。
主な経済ニュース
- 米国の利回りは2024年の高値に、空売りが優勢でも一部の買い手を誘う(Bloomberg)。
- イラン攻撃後、強気の石油オプション取引が記録を更新(Bloomberg)。
- 納税額増加で国庫現金残高が2年間で最大に増加。現金の山は8,970億ドルに上昇し、これは2022年5月以来の高水準。現金残高は1,720億ドル増加、2022年4月の納税日以来の高水準となる(Bloomberg)。
- 強気派への打撃でテスラの価値は5000億ドルを下回る。テスラの株価は今年37%下落し、S&P500の中でも最大の下落銘柄に入る(Bloomberg)。
- 米国のAmazonプライム会員数は小康状態を経て8%上昇し最高値を更新(Bloomberg)。
- 昔ながらのトレーディングがウォール街の銀行の低迷を補う(Bloomberg)。
- 富裕層の消費者が高価なルイ・ヴィトンのハンドバッグやヘネシー・コニャックへの支出を控えたため、LVMHの売上高の伸びは年初に鈍化した(Bloomberg)。
- サウジアラビアにおけるブラックロックの積極的な成長追求(Bloomberg)。
- ユナイテッド航空、成長課題の中で2024年の航空機計画を削減(Bloomberg)。
- トレーダーらはすでにロシア金属に対する新たな制裁を利用している。アルミニウムトレーダーがLMEからロシアの古い金属を引き揚げる動きを見せており、制裁により金属の販売が難しくなるという賭け(Bloomberg)。
- トランプ氏が法廷で立ち往生する中、バイデン氏は選挙活動に臨む(Bloomberg)。
- 欧州中央銀行のラガルド総裁は、インフレがさらに緩和すればECBはすぐに利下げする用意があると発言(Bloomberg)。
- 中華人民共和国のEVメーカーのBYD 社は、ジャガー・ランドローバー・オートモーティブ社などに対抗するため、2 つの新しいモデルを発表し、高級スポーツユーティリティビークルとオフローダーへの拡大を倍増(Bloomberg)。
主要指数の動き
- 原油先物価格は$85.31で変わらず。
- 10年債利回りは4.659%まで上昇。5年債利回り4.682%との逆イールド状態。
- ドル円は円安方向に動いて154円台後半で取引継続中。
- 金先物価格は高金利政策が伸びる予想で上昇、銀先物価格は下落してまちまち。
- ビットコインは方向感がない動き。
自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.17%
小幅に下落しました。
経済指標発表予定
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
おわりに
衆議院議員補欠選挙が東京15区、島根1区、長崎3区で行われると昨日16日に告示され、4月28日に投票されます。多くの報道で岸田政権の支持率低迷が指摘されている中で、3選挙区すべての補欠選挙で自民党の苦戦が予想されています。結果によっては、GWの谷間に日本の株式市場で変化があるかもしれません。今は演説内容がネットで、中には動画でも見ることができます。国会議員は日本国を動かす役割なのですが、候補者によっては選挙区民だけにメリットがありそうな地域政策を掲げています。今回の選挙では自分には投票権がありませんが、有権者の方々には、まず投票に出かけて、日本全体を良くしてくれる人を選んでいただきたいと思っています。
今日は大安吉日です、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
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- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ