S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
投資家が連邦準備理事会(FRB)の金利スタンスと決算シーズン序盤の低調な決算を評価したため、水曜日の米国株は不安定な取引で下落しました(REUTERS)。S&P500は1月以来最長の下落に見舞われました(Bloomberg)。
セクター別騰落率
公益事業(Utilities)の伸びと、先端技術(Technology)の下落が際立ちました。
経済指標発表 結果
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
- ASML が堅調な第 1 四半期決算を報告、EUV の成長に楽観的(Investing.com)。
- アボット、第1四半期予想を上回り、通期見通しを引き上げ(Investing.com)。
- プロロジス、市場の逆風の中、まちまちの第1四半期決算を報告(Investing.com)。
- US Bancorp、純金利収入の圧力を受けてまちまちの第 1 四半期決算を報告(Investing.com)。
- トラベラーズ カンパニーズ の株価は、同社が第 1 四半期の利益と売上高をアナリストの予想を下回ったと報告したため、2.07% 下落(Investing.com)。
主な経済ニュース
- パウエル議長の米国金利への警告は世界の他の国々にとって頭痛の種となる(Bloomberg)。
- シティグループのエコノミストがFRBの利下げ予想を打ち切るのは間違っていると主張。トレーダーらは現在、2024年のFRBの利下げ幅が2回未満となることを織り込んでいる(Bloomberg)。
- 米国株の低迷はさらに悪化するとエバーコアのエマニュエル氏が語る(Bloomberg)。
- IMFと世界銀行、債務再編訴訟の大幅な進展に言及(REUTERS)。
- IMF会合が注目され新興国資産が回復。世界的なボラティリティの緩和を受けて中南米通貨が上昇。短期金融市場は現在、FRBが11月に利下げを開始することに賭けている(Bloomberg)。
- 船舶の貨物押収でイラン緊張が世界貿易に与える影響が明らかに(Bloomberg)。
- ウォール街の銀行リーダーら、IPO市場の新たな復活を歓迎(Bloomberg)。
- ユナイテッド航空、ボーイング社がMAX9機の運航停止で生じた損害を賠償すると発表(Investing.com)。
- テスラ、最新の人員削減でニューヨーク州バッファロー工場従業員の14%を削減へ(Bloomberg)。
- ユニリーバ、英国とアイルランドで「マグナムアーモンドアイスクリームスティック」をリコール(Bloomberg)。
- アラスカ航空は、技術的な問題により全米で航空機の一時運航停止が発生した後、通常の運航を再開(Bloomberg)。
- EUの正式調査を回避するためのMicrosoftの130億ドルのOpenAI契約(Bloomberg)。
- 日本の鈴木俊一財務相は水曜、ジャネット・イエレン米財務長官との会談後、日米は為替市場に関して緊密に連携することで合意(REUTERS)。
- バイデン大統領が、激戦州ペンシルベニア州の労働組合労働者に演説。 米国鉄鋼は米国所有であり続けることが「保証されている」(Bloomberg)。
- ロシア、戦争に対する制裁を弱めるために新たなアジア貿易ルートを構築。ヨーロッパのロシアとイランを経由してインドを結ぶ鉄道と海運。北極海航路のインフラ整備に数十億ドルを投じる(Bloomberg)。
主要指数の動き
- 値上がりを続けていた原油先物価格は$82.86まで下がるも高止まり。
- 10年債利回りは4.585%、5年債利回り4.617%に対して逆イールド。
- ドル円は円安基調が一段落して154円台前半で取引継続中。
- 金先物価格、銀先物価格はともに軟調に。
- ビットコインは下落。ソフトウェア半減期を前に一時6万ドルを下回る(Bloomberg)。
自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.54%
米国経済は拡大しているとのFRBの発表もありましたので、イスラエル-イランの地政学的リスクが続く間はガマンして過ごすことにいたします。
経済指標発表予定
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
おわりに
国民年金の納付期間を5年延長して65歳までという案が厚生労働省が検証することを決めたようです(YAHOOニュース)。政治がお金問題で空回りして内閣支持率が低迷している中で、お役所主導で着々と増税と社会保険料増が進められています。できるだけ若い時から労働収入に加えて投資で長期的な視点で、新NISAも上手に活用しつつ資産を増やしておくことが、ますます必要ではないかと思います。今日は一粒万倍日の吉日です。良い種まきをすることを心がけて、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ