S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
GDP(国内総生産)が市場予想を下回り米国経済成長が低下し、高いインフレ指標が公表されたことで、主要3指数とRussell2000すべて下落しました。
セクター別騰落率
通信サービス(Communication Services)の下落がMETAの▼10.56%(一時▼16%)に引きずられて顕著でした。
経済指標発表 結果
- GDP、第1四半期は+1.6%に鈍化 2年ぶり低水準 インフレ加速(Investing.com)。
- 米国経済の減速とインフレ急上昇で軟着陸への期待が損なわれる(Bloomberg)。
- イエレン財務長官は25日、第1・四半期の米経済成長率は約2年ぶりの低水準に落ち込んだものの、上方修正される可能性があるとした。また、インフレ率はより正常な水準に低下すると述べた(REUTERS)。
- イエレン財務長官は、米国は雇用を損なうことなくインフレを抑制できると語る(Bloomberg)。
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
- マイクロソフトの売上高、利益は AI 需要の予想を上回る(Bloomberg)。
- アルファベットがクラウドに支えられ収益予想を上回り、配当を支払う(Bloomberg)。
- 第1四半期の好調な業績を受けてメルク株の目標引き上げ(Investing.com)。
- アストラゼネカ株は第1四半期の売上高と最終利益が大幅に好調で急上昇(Investing.com)。
- T-Mobile、2024 年第 1 四半期に業界トップの顧客数、サービス収益、収益性の成長を実現、2024 年の見通しを引き上げ(Investing.com)。
- キャタピラー、4─6月期の減収見込む 機械需要冷え込み(REUTERS)。
- コムキャスト のブロードバンド顧客の減少により、好調なストリーミング パフォーマンスが影をひそめる(Investing.com)。
- インテル、第2四半期の売上高は予想を下回ると予想、株価は下落(Investing.com)。
- S&P グローバルの第 1 四半期利益は堅調な製品需要により予想を上回った(Investing.com)。
- ハネウェルの第1四半期決算は航空業界の好調を上回る(Investing.com)。
- Western Digital は第 3 四半期決算を発表、売上高は上回った。株価が下がった(Investing.com)。
主な経済ニュース
- イエレン財務長官、為替介入はまれな状況でのみ容認。ドル高は「米経済の力強さと金利水準」を反映していると指摘。全ての主要国に期待するのは、為替レートが市場で決定されるということであり、これは主要7カ国(G7)のコミットメントでもあると述べ、日本当局による介入の可能性についてコメントを控えた(Investing.com)。
- IPO復活が見えにくい中、ナスダック利益は2010年以来の大幅減益(Bloomberg)。
- 米国のホワイトカラーの雇用の伸びはパンデミックの好況都市でも失速。金融、テクノロジー、メディアなどの業界、法律や会計などの専門サービスは、全国的な失業率が歴史的低水準付近で推移しており、依然として堅調な労働市場の中で弱点となっている(Bloomberg)。
- 金利見通しで不動産株が下落、期待外れの決算(Bloomberg)。
- 航空機部品メーカー Loar の株価が真っ赤なデビューで 74% 急上昇(Bloomberg)。
- トヨタ、米インディアナ工場に14億ドル投資 EV生産へ 雇用も創出(Investing.com)。
- ハーツの株価、テスラの保有台数を手放し過去最低値に急落(Bloomberg)。
- アメリカン航空、夏の旅行需要で黒字化へ(Bloomberg)。
- サウスウエスト航空、成長鈍化で4つの空港から撤退。ボーイング航空機の納入見通しを引き下げ、ほとんどの雇用が停止された後、自主休暇が提供される(Bloomberg)。
- 東南アジア4カ国からの太陽光パネルに米の関税発動要求、大手7社(REUTERS)。
- 中華人民共和国の2024年の成長見通しは4.8%に引き上げ、デフレリスクは残る。消費者物価と生産者物価はともに前月よりも低下。エコノミストらは不動産下落を止めることが中国政府の最優先課題だと語る(Bloomberg)。
主要指数の動き
- 原油先物価格は$83.77(△1.16%)に上昇。
- 10年債利回りは4.706%(△1.16%)まで上昇、5年債利回りとの逆イールド状態は継続。
- ドル円は円安が進み、155円台後半で取引継続中。
- 金先物価格と銀先物価格はともに上昇
- ビットコインは上昇
自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.40%
GDPの大幅低下で、指値を入れてから寝ましたが空振りに終わりました。
経済指標発表予定
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
おわりに
どうも政策金利の利下げ時期はかなり遠のいた感があります(WSJ)。離れた日本にいる我々は、経済状況の経過を見ながら「期待を込めない冷静な予想」を心掛けたいものです。昨日のお給料の手取りは上昇していましたでしょうか。明日から連休という方々も多いかと思います。今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ