S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
連邦準備理事会(FRB)が今年利下げする可能性が高まるとの投資家の期待が高まり、月曜日の米国株価指数は3日連続の上昇で終了した。
インフレが堅調であることが判明し、一部の投資家は利下げがまったく実現しないのではないかと懸念し始めたため、米国中央銀行による利下げへの期待は年が進むにつれて弱まっており、4月の市場は下落した(REUTERS)。S&P 500 は取引最後の数分間で上昇幅を拡大。米国株ベンチマーク、3日間の上昇率は11月以来最高(Bloomberg)。
セクター別騰落率
先端技術(Technology)が最も上昇し、すべてのセクターで上昇しました。
経済指標発表 結果
- FRBのウィリアムズ氏、FRBの次の措置は金利引き下げの可能性が高いと発言(REUTERS)。
- FRBのバーキン氏、高金利の本格的な影響はまだこれからだと語る(Bloomberg)。
- FRB、2024年からさらに多くの銀行が融資基準を厳格化すると発表(Bloomberg)。
- シタデルCEO のケン・グリフィン氏、12月になってもFRBの利下げはまだ先と見ており、
、金利を長期間維持するのは「正しかった」と発言(Bloomberg)。
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
- VRTX:バーテックス・ファーマシューティカルズ(Investing.com)。
- SPG:サイモン・プロパティ・グループ(Investing.com)。
- O:リアルティ・インカム(Investing.com)。
- TSN:タイソン・フーズ(Investing.com)。
- EVメーカーLucid、第1四半期に予想を下回る損失を報告(Bloomberg)。
主な経済ニュース
- 1分あたり200万ドルで、財務省はかつてないほど現金を鋳造。FRBが利下げを急がないので、投資家はウォール街の大規模リセットで債券資産に群がり戻っている(Bloomberg)。
- ヘッジファンドは利下げの可能性を前に消費者株に強気になっているとゴールドマンが語る(Bloomberg)。
- メディケア保険基金の見通しは景気好調で改善。過去の推計と同様、退職金は 2033 年までに支払われるとみられる。メディケア病院基金はあと5年間で破綻の見通し(Bloomberg)。
- 他のオルタナティブ資産運用会社に投資するブルー・お売る・キャピタルが、ヘルスケアに特化したリンデン・キャピタル・パートナーズの株式購入で合意に近づいている(Bloomberg)。
- 米国の賃貸人は住宅所有の可能性が過去最低水準にあるとニューヨーク連銀の調査が示す。賃貸居住者の10人中4人が住宅購入を考えていることが調査で判明。住宅価格上昇期待は2023年に低下後上昇(Bloomberg)。
- スターバックスのハワード・シュルツCEOは、大失敗の後は言い訳をしないように会社に指示(Bloomberg)。
- GM支援の自動運転会社モメンタが米国でIPOを申請すると発表(Bloomberg)。
- 欧州中央銀行ECBは、インフレ率が目標に戻りつつあることをより確信している(Bloomberg)。
- 中華人民共和国の習主席、セルビア、ハンガリー訪問前にフランスを訪問し、マクロン大統領に同国の「新冷戦」回避を支援するよう要請(Bloomberg)。
- 習主席のフランス訪問で、フランスもEVへの野心を強化。パリは2027年までに電気自動車の販売を4倍にすることを目指す(Bloomberg)。
- パレスチナの過激派組織ハマスは、ガザ地区の停戦案に同意したと発表したが、イスラエルの戦時内閣は「イスラエルの必要な要求から程遠い」としてこれを全会一致で拒否し、戦闘の即時停止への期待は打ち砕かれた(Bloomberg)。
主要指数の動き
- イスラエル、ハマスで停戦が回避されるも原油先物価格は安定してじり高(REUTERS)。
- 10年債利回りは4.489%まで低下。
- ドル円は円安方向の動きで153円台後半で取引継続中。
- 金先物価格と銀先物価格はともに上昇。
- ビットコインはじり安。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.89%
材料が少ない中でこれだけ上昇したのは少し驚きです。
経済指標発表予定
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
おわりに
生活費を確保しながら投資にいくら回すかは、個人によっていろいろな考えがあります。長期インデックス積立投資を目指す方は、全資産の何パーセントを投資に回すか、あるいは当面の生活費を残して残りを投資するか大きく分かれます。当面の生活費を残して投資されている方は、物価高、増税、社会保険料負担増を考慮して再計算することをおすすめします。当面の生活費は短い方は3年分、長い方は10年以上のようです。株を売る時は、お金が必要になる時でそれまで放置するのが王道ですが、当面の生活費が十分ではない時にはリバランスという名目で売却して現金を用意することも必要です。米国株は今月は上昇する傾向がありますが、リバランスするのは上昇のタイミングが良いです。いつがピークかを深追いせず、事務的に数日間から数週間の期間で指値を入れて売却するのも良いのかなと思います。
今日から休み明けという方も多いと思います。体調に気を付けて明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
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- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ