S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
主要3指数はそろって上昇、Russell2000は1%を超える上昇となりました。NASDAQは終値で最高値を記録しました。4月の3月比生産者物価指数は予想よりもインフレであったものの、パウエル議長のハト派姿勢発言で株価は上昇しました(REUTERS)。全米独立企業連盟(NFIB)が発表するNFIB中小企業楽観指数(米国の経済動向を測定する指数で、雇用、インフレ率、設備投資の統計などの10項目から構成される。米国の個人労働人口の約半分を占める小企業の健全性を示す)が予想を超えたことも原因です。
セクター別騰落率
先端技術(Technology)が1%を超える上昇でした。生活必需品(Consumer Defensive)だけがマイナスとなりました。
※TV東京「モーニングサテライト」ではエネルギーセクターもマイナスと報じ、食い違いがありました。
経済指標発表 結果
- 強力なサービスが4月の米国生産者インフレを煽る(REUTERS)。
- 米国の生産者価格は最高予想だが、詳細はいくらか安心感を与える(Bloomberg)。
- FRBのパウエル議長、以前ほど自信はないもののインフレ率は低下すると予想(REUTERS)。
- PPIに伴い株価は小幅上昇、ドルは下落、パウエル氏の発言は消化(REUTERS)。
- FRBパウエル議長は、CPI(消費者物価指数)統計を前に自制を呼び掛けた(Bloomberg)。
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
・ホーム・デポ:HD(Investing.com)。
主な経済ニュース
- Google、「完全に刷新された」エクスペリエンスで検索に AI を導入(Bloomberg)。
- Googleは火曜日、人工知能を活用したアシスタントの未来を代表する野心的なAIエージェント、プロジェクト・アストラを披露した。AIは、人間と同じように世界に反応し、「見た」ことや「聞いた」ことを順番に記憶する(Bloomberg)。
- Meta Platforms Inc.は、かつてSlackや他のオフィス生産性ツールに匹敵する可能性があると期待していたFacebookのエンタープライズ版であるWorkplaceを閉鎖(Bloomberg)。
- トレーダーがミーム株に飛びつく中、ゲームストップとAMCの株価が急上昇(Bloomberg)。
- トレーダーらはCPI後のポップに向けて準備を整え、米国10年利回りを4.3%に目標を設定(Bloomberg)。
- ゴールドマン・サックスグループのコスティン氏、S&P500は年末までどこにも行かないと語る。市場は12月までほぼ現在の水準で取引されるとし、注目すべき上振れリスクはFRBが予想以上に利下げした場合(Bloomberg)。
- マクドナルド、債務期限満了に伴い10億ドルの社債を売却(Bloomberg)。
- ワーナー・ブラザース・ディスカバリー、債券買い戻し額を25億ドルに増額(Bloomberg)。
- 米空軍は、今年の2つの軍事衛星打ち上げの遅延を理由に、ロッキード・マーティン社とボーイング社の合弁会社であるユナイテッド・ローンチ・アライアンスに金銭的罰金を科しているという(Bloomberg)。
- 世界最古のヘッジファンドのワイスが破産申請(Bloomberg)。
- 日本の株ブームで、日本に特化した円ヘッジ株式ETFが45%上昇、一気に資金が流入し過去最高値を更新している(Bloomberg)。
- 次回の日本当局による為替介入は、国債売却を利用する可能性が高いとバンク・オブ・アメリカが発言(Bloomberg)。
- 日本の暗いGDP報告書は政策立案者に課題を引き起こす可能性がある(Bloomberg)。
- ドイツ経済に対する投資家の信頼感は10 か月連続で上昇(Bloomberg)。
- 英国の雇用市場は冷え込み、BOEは利下げに向けた軌道を維持。失業率は4.3%に上昇、民間部門の賃金上昇率は鈍化(Bloomberg)。
- フランクリン・テンプルトンCEO、中国は米国の関税の打撃を乗り切ることができると語る(Bloomberg)。
- 北朝鮮が3月に1億4,750万ドルの盗んだ(仮想通貨取引所へのサイバー攻撃による)暗号通貨を洗浄(REUTERS)。
主要指数の動き
- 米国のインフレ統計が依然として高止まりする中、原油は下落(Bloomberg)。
- 10年債利回りは4.445%(▼0.80%)、5年債利回り対する逆イールド状態のまま
- ドル円は若干円安方向に進み156円台半ばで取引継続中
- 金先物価格と銀先物価格はともに上昇
- ビットコインは下落
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.47%
しっかりと伸びました。PPIが予想以上に強いインフレを示したので指値を入れておりましたが、完全に空振りでした。
経済指標発表予定
いよいよ消費者物価指数が市場開始前に示されます。
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
おわりに
5/14の生産者物価指数PPIの発表が寅の日という金運上昇日、3カ月連続して伸びたにもかかわらず株価は上昇しました。5/15の消費者物価指数CPIの発表が大安と一粒万倍日が重なる吉日、5/16は毎木曜日の失業保険申請件数発表日が一粒万倍日と重なります。セルインメイという言葉通り、米国株は5月に上がるので売れというジンクスが今年も当てはまるかもしれないと期待してしまいます。でも、長期投資なので6月に下がっても売りませんけど。
それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ