S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
消費者物価指数が半年ぶりに冷え込んだことがデータで示され、S&P 500は2024年に23回目の記録を達成した。ウォール街の「恐怖ゲージ」であるVIX指数は1月以来の最低水準に落ちた。米国債は米国のカーブを越えて上昇した。FRBスワップは今年の政策緩和ペースの加速を織り込んでいる。ドルは先進国市場のすべてに対して下落した(Bloomberg)。
セクター別騰落率
先端技術(Technology)が2%を超えたほか、不動産(Real Estate)、公益事業(Utilities)、ヘルスケア(Healthcare)、通信サービス(Communication Services)が1%を超えて上昇しました。下落したのはエネルギー(Energy)だけで、下落率はわずかでした。
経済指標発表 結果
- 内需の冷え込みに伴い、米国の消費者インフレは再び低下傾向にある(REUTERS)。
- 米CPI、4月は前年比3.4%上昇に鈍化 利下げ期待高まる(REUTERS)。
- 全米住宅建設業者協会(NAHB)が15日発表した5月のNAHB/ウエルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は45と、前月の51から予想外に低下し、1月以来の低水準となった。住宅ローン金利の高止まりにより潜在的な買い手が購入を控えている傾向が示唆された(REUTERS)。
- 米企業在庫、3月は0.1%減 市場予想に一致(REUTERS)。
- 米小売売上高4月は前月比横ばい、ガソリン高騰で他支出にしわ寄せ(REUTERS)。
- ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁(投票権なし)は15日、現在の金融政策がどの程度引き締め的かは分からないとした上で、連邦準備理事会(FRB)が物価情勢を見極める中、金利を当面は現行水準に維持しなくてはならない可能性があるとの考えを示した(REUTERS)。
- 米インフレ率、FRB救済で6カ月ぶりに低下(Bloomberg)。
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
- シスコ、エンタープライズ需要により第 4 四半期の収益が上向くと予想(REUTERS)。
主な経済ニュース
- インフレ統計が利下げへの賭けを煽り、ウォール街は過去最高の終値を誇る(REUTERS)。
- 内需の冷え込みに伴い、米国の消費者インフレは再び低下傾向にある(REUTERS)。
- ミーム株の2日間の上昇が勢いを失い、ゲームストップとAMCが下落(REUTERS)。
- AT&TとAST SpaceMobileが提携し、宇宙ベースのブロードバンドネットワークを提供(REUTERS)。
- バークシャー、保険会社チャブ社の株式67億2000万ドルを明らかに(REUTERS)。
- ゴールドマン、3月以来3回目となる高格付け債券の販売(Bloomberg)。
- S&Pグローバル・レーティングの報告書によると、4月の世界の企業債務不履行は3月から2倍以上に増加し、月間としては2020年10月以来の最高水準となった(REUTERS)。
- VISAは、顧客のショッピングデータを小売業者と共有する新しい方法を追加。消費者の好みは独自のトークンを介して共有される(Bloomberg)。
- テスラは自動運転について購入者に誤解を与えた虚偽の広告に直面しなければならない。イーロンマスクCEOは「2016年に自動車が間もなくロサンゼルスからニューヨークまで自動運転するようになるだろう」と誓った。 この声明に基づいて過失、詐欺容疑が進んでいる(Bloomberg)。
- Google、Android ソフトウェアの次期バージョンでセキュリティに重点を置く(Bloomberg)。
- 米国の再生可能燃料メーカー、中華人民共和国からの使用済み食用油を擁護(Bloomberg)。
- タイソンフーズ、鶏用抗生物質への回帰が功を奏していると語る(Bloomberg)。
- 米国CPIの冷え込みがドルと国債利回りの重しとなり、円は反発(Bloomberg)。
- バーナンキ議長、BOE(英国中央銀行)は金利予測のアイデアに関心を示していると発言(Bloomberg)。
- 69,000ドルの中華人民共和国製EVを調査してスパイの手掛かりを探る。「プロジェクト・ライオン・ケージ」は、中華人民共和国製EVがどれだけのデータを収集して中華人民共和国に送り返すかを測定しようとしている(Bloomberg)。
主要指数の動き
- 原油先物価格は$78.84まで上昇(△1.05%)
- 10年債利回りは4.356%まで低下。5年債利回りに一致。
- ドル円は円高方向に1.5円と大きく振れて154円台後半で取引継続中。
- VIX指数は1月以来の最低水準まで下落。
- 金先物価格、銀先物価格はともに上昇。銀は2013年1月以来の高値。
- ビットコインは7%近く上昇して取引継続中。
自分の米ドル建ポートフォリオ △1.19%
CPIのわずかな低下で株価がこれだけ上昇してくれると、見ているだけでうれしいです。円高で▼0.96%と逆風ですが、ポートフォリオの上昇率が為替の下落率を上回りました。
経済指標発表予定
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
おわりに
待ち望んでいた米国の「消費者物価の上昇率が鈍化する結果」が出ました。まだ予断を許さない状況とは思いますが、早くも9月利下げ節が出てきているようです。ソフトランディングが成功するよう祈りたいところです。6月11日から12日に開催される次回FOMCに向けて、委員によるピーチクパーチクが続きます。委員の多くは「高金利で儲かる銀行の総裁」ですから、ポジショントークが無いとは言えませんので注意しましょう。
昨日に続き、今日も一粒万倍日です。良い種まきをしながら、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
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- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ