S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
390億ドルの国債売却が好調だったことから、水曜日のインフレ指標が連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利下げの根拠となるとの憶測が広がり、株価も債券とともに上昇した。S&P500は過去最高値を更新して引けた(Bloomberg)。S&P500とナスダックは火曜日、アップル株の急騰に支えられ上昇して取引を終えたが、投資家らは消費者物価指数と連邦準備制度理事会(FRB)の政策発表も待っていた(REUTERS)。
セクター別騰落率
アップル株にけん引されて先端技術(Technology)が1%を超える上昇、一方で金融(Financial)が1%を超える下落、素材(Basic Materials)も冴えなかった。
経済指標発表 結果
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
- オラクル、好調な受注を報告、クラウドの勢いを示唆。同社はマイクロソフト、OpenAIと提携契約を締結。CEOは会計年度の収益が2桁増加すると語る(Bloomberg)。
- オートデスクの売上高は12%上昇、EPSは予想を上回る(Investing.com)。
主な経済ニュース
- 債券トレーダーはFRB会合やCPIデータ発表を前にロングポジションを放棄。雇用統計発表以来、10年先物でポジション流出が見られる。投資家のネットロングポジションは2か月ぶりの低水準に(Bloomberg)。
- 米国下院議会の委員会は火曜日、ウォール街の大手企業が擁護団体と共謀して企業に温室効果ガスの排出量削減を強制していたと非難。ロイターが公表前に確認した報告書でその非難が明らかになった。この報告書は、共和党主導の下院司法委員会が2022年後半に気候変動への取り組みに関する企業の取り組みが独占禁止法に違反していないかどうかの調査を開始して以来、同委員会が作成した初めての報告書(REUTERS)。
- ブラックロック、マイクロソフトのCEOがイタリアのG7サミットに集結(Bloomberg)。
- Apple、AI機能でiPhone販売増が期待され記録更新(REUTERS)。
- Apple のコールオプション取引数は、株価が月曜日の急落から反発し、新たな史上最高値に達したため、2021年以来の高水準に達した(Bloomberg)。
- Apple、AIによるアップグレード促進への期待で今年初の記録を達成。史上最高値への回帰は月曜日の会議後に起こった(Bloomberg)。
- 連銀の長期高金利姿勢は利下げを期待していた企業に打撃(Bloomberg)。
- ゼネラル・モーターズ(GM)は、クルーズ自動運転車部門に8億5000万ドルを支給し、来年第1四半期まで事業を継続させるとともに、同部門の戦略と資金をどうするか検討する(Bloomberg)。
- GM、EV事業の成長で60億ドルの自社株買いを承認。第1四半期の配当金33%増額に続き自社株買いを実施。自動車メーカーは電気自動車、ガソリン車の事業の改善を指摘(Bloomberg)。
- テスラのロボタクシーの収益は数年先になる可能性が高いとJPモルガンが警告(Bloomberg)。
- スウェーデンのファンドマネージャー、マスク氏の560億ドルのテスラ報酬パッケージに反対票を投じる(REUTERS)。
- ゲームストップ社は、キース・ギル氏がユーチューブに復帰した後に株価を高く評価したことを受けて、株式売却プログラムで約21億4000万ドルを調達(Bloomberg)。
- AMDとNvidia、GPUとCPUの開発計画を発表。JPモルガンのアナリストは、今週台湾で開催された年次コンピュータ展示会Computexにおけるエヌビディア(NVDA)とAMD(AMD)の最高経営責任者のプレゼンテーションを評価した資料の中で、両社の将来計画を “印象的 “と評した(Investing.com)。
- パラマウントの入札者、映画スタジオの買収を希望する全員がここに集まる。映画・テレビスタジオの買収をめぐって5つのグループが争うが、決定権は支配株主のシャリ・レッドストーンにある(Bloomberg)。
- 米国がAIに必要なチップへの中華人民共和国のアクセスにさらなる制限を検討(Bloomberg)。
- ブラジルの予想外の税制変更を受けて中華人民共和国が米国産大豆を大量に購入。中華人民共和国は変更以来少なくとも20万8000トンの米国産大豆を購入。ブラジルは現在、暫定措置の撤回を検討中(Bloomberg)。
- 香港のアイデンティティ危機が2,700億ドルの不動産損失を引き起こす(Bloomberg)。
- 経済大国の中華人民共和国は減速の影響を強く受けている。生活水準の40年間にわたる向上が停滞の兆しを見せる中、最も起業家精神に富んだ深圳州の痛みは深刻(Bloomberg)。
- ジャナス・ヘンダーソン、依然として割安な日本の金融株に賭ける(Bloomberg)。
主要指数の動き
- 原油先物価格はトレーダーがFRBの決定を待つ中、不安定な取引の後安定(Bloomberg)。
- 10年債利回りは4.404%まで下がる。5年債利回り4.418%に対して逆イールド状態。今後の主要リスクにもかかわらず、国債入札は強い需要を引き出す(Bloomberg)。
- ドル円はやや円安に動いて157円台前半で取引継続中。消費者物価指数(CPI)とFRBの思惑に支えられ、ドルは2024年の高値に向けて上昇(Bloomberg)。
- VIX(恐怖)指数は13以下で落ち着いた。
- 金先物価格は上昇、銀先物価格は下落とまちまち
- ビットコインは下落
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.31%
FOMC発表前夜かつ一粒万倍日なので指値を入れていましたが全く刺さらずでした。
経済指標発表予定
いよいよ消費者物価指数とFOMCによる結果公表です。
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
おわりに
米国経済の先行きにいろいろな憶測が飛び交う中、今夜のFOMCの公表内容は注目したいと思います。今日は大安吉日です、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ