S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
アップルやテスラを筆頭とする大型成長株の上昇で、ハイテク株中心のナスダック指数は上昇して取引を終えました。一方、Dow30とS&P500も、独立記念日前の薄商いの中、小幅な上昇となりました。投資家たちは金利見通しの手がかりを得るために、今週金曜日に発表される予定の雇用統計のデータ待ちをしています(REUTERS)。最高裁は、トランプ氏は2020年の選挙結果を覆そうとしたことに対する刑事訴追からある程度免責されるという判決を下し、11月の大統領選挙前に裁判が行われないことをほぼ確実にしたことで、再びインフレが到来するかもしれないと債券市場が打撃を受けました(Bloomberg)。
セクター別騰落率
最も上昇したのは先端技術(Technology)ですが1%未満の小動きでした。一方で工業・産業(Industrials)と不動産(Real Estate)が1%を超える下落でした。
経済指標発表 結果
- 製造業PMIは6月に48.7から48.5に低下。製造業の低迷が継続してインフレ圧力は弱まる(REUTERS)。
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
該当銘柄はありません
主な経済ニュース
- ウォール街はトランプ勝利が債券に何を意味するかを予測。ストラテジストは第2期のインフレと利回り上昇を予測し、米30年国債利回りが1カ月ぶりの高水準に(Bloomberg)。
- トランプ氏、最高裁のおかげでまた勝利(Bloomberg)。
- 24時間株式取引が活況を呈し、ウォール街は動揺。夜間市場の勢いは増しているが、夜間に問題が発生する可能性を懸念する声もある(Bloomberg)。
- エヌビディア、仏独禁当局が告発へ 反競争行為の疑い(REUTERS)。
- メタの「有料か同意か」モデル、EUが巨大テック規制違反と指摘(REUTERS)。
- ブリッジウォーター・アソシエイツは、意思決定の主な基盤として機械学習を使用する20億ドルのファンドを立ち上げ(Bloomberg)。
- SpaceXの株式公開買い付けで同社の価値は過去最高の2100億ドルに達すると報道(Bloomberg)。
- アマゾンはプロジェクト・カイパーのブロードバンド衛星の打ち上げを延期(Bloomberg)。
- テスラは長期にわたる売上不振の言い訳が尽きつつある。同社の四半期出荷台数が5.8%減少すると予想されており、人員削減と人員の老朽化に苦戦している(Bloomberg)。
- ノーザンデータ、AI部門の米国IPOを最大160億ドルで検討。クラウドとデータセンターの統合事業がナスダックに上場する可能性(Bloomberg)。
- 仮想通貨取引所FTXの破綻により破綻したカリフォルニア州の金融機関シルバーゲート銀行は、月曜日に州と連邦の調査を解決するために6,300万ドルを支払うことに同意(Bloomberg)。
- 天然ガス先物は、米国中部の天気予報が寒くなると変わったため下落した。天然ガスの貯蔵量は5年間の平均を大幅に上回ったままで、供給過剰が続くとの懸念が高まっているが、生産は好調(Bloomberg)。
- エクソンモービルは、フランスの製油所はストライキ中でも通常通り稼働していると発表(Bloomberg)。
- 「アップフレーション」は米国の消費者にとって価格を押し上げる最新の小売トレンドである(Bloomberg)。
- 主に低所得者向けに格安の家具と家庭用品を販売してきた小売業者Conn’s、売上減少で破産申請を検討(Bloomberg)。
- 円安の影響で、今年日本を訪れる米国人観光客が急増しており、日本の宿泊市場に対する外国人投資家の関心も大幅に高まっている。国際貿易局のデータによると、2024年の最初の5か月間に飛行機で日本に到着した米国人の数は90万人を超え、前年比17.4%増、パンデミック前の2019年比で35.5%増加した(REUTERS)。
- 極右政党「国民連合」が突然の議会選挙の第1回投票で優勢を占めたフランスが、極度の政治的不安定と財政の浪費の時期を迎える可能性があり、フランス国債の利回りの急上昇につながる「ユーロ危機」のリスクが高まっている可能性がある(REUTERS)。
主要指数の動き
- 原油先物価格は$83.42まで上昇。ヒズボラのドローン攻撃でイスラエル兵18人が負傷という 地政学的リスクと ハリケーン・ベリルがカリブ海で大混乱を引き起こすハリケーンリスクで2か月ぶりの高値に(Bloomberg)。
- 10年債利回りは4.479%まで上昇。逆イールド状態は解消している。
- ドル円は円安が進み161円台半ばで取引継続中。38年ぶり高値を更新(REUTERS)。
- VIX指数が12.22まで低下
- 金先物価格と銀先物価格はともに上昇
- ビットコインは上昇
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.02%
経済指標発表予定
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
該当銘柄はありません。
おわりに
7月に入り、ますますアメリカ大統領選挙の話題が盛り上がっています。トランプ候補が勝利した時の経済への影響が大きいようです。米国株、債券、為替がどのように動くのか、予想してもその通りになるとは限らないので、長期投資では大きなボラティリティでも冷静に行動できるよう精神力を鍛えておくのが最良なのかもしれません。それでは、今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
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- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ