S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
FRBのパウエル議長が議員らに対し、より多くの「良い」経済データが金利引き下げの根拠を強めるだろうと述べたことを受けて、S&P500とナスダックは火曜日に過去最高値で取引を終えました。特にエヌビディア株の上昇が追い風となりました(REUTERS)。S&P500 は1月以来最長の終値上昇期間を記録(Bloomberg)。
セクター別騰落率
どのセクターも1%を超える動きはありませんでした。最も動いたセクターは原油先物価格の下落に伴いエネルギー(Energy)が下げました。
経済指標発表 結果
- FRBのパウエル議長が、利下げのタイミングを回避しながらも雇用リスクの高まりを警告。インフレは中央銀行が直面する唯一のリスクではないと発言。さらに雇用に関するデータは労働市場がかなり冷え込んでいることを示唆していると述べた(Bloomberg)。
- イエレン財務長官は、労働市場はもはやパンデミックからの回復当初ほど米国経済のインフレを牽引していないと述べ、FRBのパウエル議長の以前の発言を繰り返した(Bloomberg)。
- イエレン米財務長官は、インフレは時間の経過とともに緩和し続けると述べた(REUTERS)。
- パウエル議長、規制当局は銀行資本計画の見直しに近づいていると発言(Bloomberg)。
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
該当銘柄はありません。
主な経済ニュース
- ウォーレン・モズラーが高金利がインフレを煽る理由を説明。現代貨幣理論MMTの父が、高債務と高価格の有害な組み合わせについて語る(Bloomberg)。
- ゴールドマン・サックスの資産運用会社は米国経済と株価が減速すると予測(REUTERS)。
- ゴールドマン ・サックス は、テイラー・スウィフト(歌手)のステージ建設会社TAITの過半数株式を取得(Bloomberg)。
- 過去数カ月にわたるテスラ株の大幅な反発により、この電気自動車メーカーはキャシー・ウッド氏の主力62億ドル上場投資信託(ETF)における過去最高の構成比となる(Bloomberg)。
- イエレン財務長官は9日、米下院金融サービス委員会の議員らに対し、中華人民共和国における人工知能(AI)への特定の投資を米国が標的としているのは、明確な国家安全保障上のリスクを限定的に狙ったものだと述べた(REUTERS)。
- 債券トレーダーは7月に毎日国債上昇への賭け金を積み上げた(Bloomberg)。
- ハリケーン「ベリル」がヒューストンに上陸して多大な被害。ヒューストンは危険な暑さに見舞われており、同地域の200万以上の住宅や企業が停電したままで、燃料不足の兆候も出始めている。バイデン大統領が緊急事態宣言(Bloomberg)。
- ビットコイン安値買いが2日間で米国ETFに4億3800万ドルを投入(Bloomberg)。
- ビットコインマイナーTeraWulf、AIホスティング用のエネルギーインフラを拡大(Bloomberg)。
- DigitalX、オーストラリアの主要株式市場にビットコインETFを上場へ(Bloomberg)。
- コーヒー価格は主要な生産者の供給不足により、2025年まで上昇し続けると焙煎業者ラバッツァが予測(Bloomberg)。
- 独フォルクスワーゲンは、一部の電気自動車の需要が期待外れだったことや、その他の予定外の費用により、ベルギーのアウディ工場閉鎖の可能性に関連する費用を理由に、今年の利益率見通しを引き下げた(Bloomberg)。
主要指数の動き
- 原油先物価格は下落して$81.64。パウエル議長が利下げシグナルを回避したため、原油価格は不安定な取引で下落(Bloomberg)。
- 10年債利回りは4.300%まで上昇。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が、より良いデータが続けば利下げの根拠が強まると発言したものの、緩和の時期については示唆しなかったことを受け、指標となる米10年債利回りは上昇した(REUTERS)。
- ドル円は円安が進み161円台前半で取引継続中。
- VIX(恐怖)指数はわずかに上昇して12.5
- 金先物価格と銀先物価格はともに上昇
- ビットコインはようやく反発。値ごろ感からETFに資金流入(Investing.com)。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.05%
経済指標発表予定
決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
今夜から決算シーズンが始まります。
おわりに
首都圏が連日の猛暑でエアコンの消費電力が増え、8日には電力需給がひっ迫して、東京電力は中部電力から電力の融通を受けたそうです。昭和時代に建設した老朽火力発電所を駆使しています。増え続けるビッグデータを支えるデータセンター、GPUが大量の電力消費をすることが問題視されているAI、国が補助金を出して増やそうとしている電気自動車、東日本大震災後に下火になったオール電化住宅の復活、消費電力が増える一方です。考えたくありませんが、東京大停電というリスクは頭の隅に置いておいた方が良いですね。
それでは今日も一日、熱中症に注意しながら明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
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- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ