Financial Independence, Retire Early
Muroi Universal Research and Operating of Investment
米国株投資

【20240711】Investment Last Night

S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)

NASDAQとS&P500は、インフレデータと四半期決算発表を今週控え、エヌビディアなどウォール街の有力銘柄の上昇に支えられ、水曜日に過去最高値で引けた。これはNASDAQにとって7年連続の最高値更新、S&P500にとって6年連続の最高値更新となった。S&P500指数は、ジェローム・パウエル連邦準備制度理事会議長が9月の利下げ期待をかき立てた後、初めて5,600を超えた(REUTERS)。パウエル議長の議会での発言は、今年の連邦準備制度理事会(FRB)による9月の利下げに賭けるトレーダーの思いとどまらせるにはあまり役立たなかった(Bloomberg)。

セクター別騰落率

すべてのセクターが上昇しました。最も上昇したのは先端技術(Technology)の△1.54%で、素材(Basic Materials)、公益事業(Utilities)、ヘルスケア(Healthcare)、工業・産業(Industrials)も1%を超えて上昇しました。

経済指標発表 結果
  • パウエル議長が 上院公聴会で発言。インフレ低下の根拠となるさらなるデータを要求して、国債は下落。10年債利回りは上昇(Bloomberg)。
  • 国債利回りが停滞し株価が上昇、パウエル議長が利下げ期待を高める(REUTERS)。
決算発表結果(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)

該当銘柄はありません。

※お詫び:昨日のブログで7/11の決算発表予定表を掲載しておりました。

主な経済ニュース
  • ナンシー・ペロシ元下院議長は、ジョー・バイデン氏は大統領選に残るかどうかを早急に検討すべきだと述べ、再選に向けた陣営幹部らは不安を募らせる上院民主党議員らと面会する予定だ。現職バイデン氏の年齢や共和党のドナルド・トランプ氏に勝てるかどうかについての不安が連邦議会全体に広がり続けている(Bloomberg)。
  • ジョー・バイデン氏はNATO創設75周年記念サミットの開会式で力強い演説を行い、NATO首脳らに自身の適任性を改めて示すことに成功したが、11月の再選の可能性について高まる疑念を静めるには十分ではなかった。外交官らは討論会後、バイデン氏の再選の可能性は薄れると見ており、トランプ氏勝利の可能性に明るい面を期待する人もいる(Bloomberg)。
  • 連邦政府によるパンデミック支援が終息に向かう中、4兆ドル規模の地方債市場の信用の質に圧力の兆候が見られ始めており、近年の格下げを上回る格上げのペースが急速に緩和されるとの期待が高まっている(Bloomberg)。
  • カリブ海に甚大な被害を与えたハリケーン・ベリルは、カリブ海保険会社に記録的な支払額をもたらす結果に。CCRIFはパラメトリック保険でグレナダに4400万ドルを支払うと発表。セントビンセント、トリニダード、ジャマイカでも支払いが開始(Bloomberg)。
  • 電動スノーモービルメーカーのタイガ・モーターズ社は、車両生産を停止し、従業員を削減してから3か月後、ケベック州の会社として再建を目指し、債権者保護を申請(Bloomberg)。
  • アップル、昨年は波乱に富んだ年であったが、今年は新型iPhoneの出荷台数を10%増やす計画。iPhone 16の需要を刺激するためにAI機能に期待。この目標は、サムスン電子や小米科技などライバルのAI強化スマートフォンと競合しながらも、アップルが2024年に好調な業績を期待していることを示唆している(Bloomberg)。
  • アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)は、Nvidiaとの競争で欧州のAIラボSilo(サイロ)を買収へ。6億6500万ドルで合意。株価は△3.87%上昇(Bloomberg)。
  • コストコ、2017年以来初めて年会費を値上げ。基本会員の料金は、年間60ドルから65ドルに(Bloomberg)。
  • クエーカーオーツのリコールは、サルモネラ菌が何年も増殖していた工場が原因(Bloomberg)。
  • タイソンフーズ(精肉)、合理化推進継続中、鶏肉工場を売却へ。同社は昨年6つの工場を閉鎖し、数千人の雇用を削減している(Bloomberg)。
  • イーロン・マスク氏、ニューラリンクの2回目の脳インプラントが1週間以内に実施される予定と発表(Bloomberg)。
  • バイデン政権はメキシコ経由の鉄鋼に25%・アルミニウムに10%関税を課して、中華人民共和国を標的に。中華人民共和国の供給過剰により鉄鋼・アルミニウム製品が大量に米国に流入することを懸念しており、これを阻止しようとしている(Bloomberg)。
  • フランス中央銀行の月次調査によると、企業が投資と人件費の急騰の可能性を懸念し、解散総選挙中にフランスの事業不透明感が高まった(Bloomberg)。
  • サウジアラムコ(石油生産)は、60億ドルを調達するための債券に、310億ドルの注文を集めた(Bloomberg)。
  • 韓国サムスンは、新しいGalaxy Z FlipとFold端末はより薄く、価格を値上げ。AIに賭けて折りたたみ式端末の首位奪還へ(Bloomberg)。
主要指数の動き
  • 政府報告書が独立記念日後の精製品需要の強まりの兆候を示し、連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ時期に関する不確実性を上回ったため、原油価格は上昇し、1バレル82ドルを超えた(Bloomberg)。
  • 10年債利回りは4.280%まで低下。
  • ドル円は円安が進んで161円台後半に突入して取引継続中。パウエル議長がCPIデータ発表前に慎重姿勢を維持、ドルは下落(REUTERS)。
  • VIX(恐怖)指数は12.85まで上昇。
  • 金先物価格と銀先物価格はともに上昇。
  • ビットコインは反発した後反落して取引継続中
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.71%

個別株投資をされている方にとっては牛歩のごとくのように見えるでしょうが、連日の上昇により、しっかりと資産が増えています。

経済指標発表予定

市場開始前に公表される消費者物価指数の結果に注目が集まるでしょう。

決算発表予定(Investing.comが選んだ重要度高の銘柄)
おわりに

11月の大統領選挙に関して、これまでメディア(米国も日本も)はトランプ氏よりもバイデン氏を優遇しているような記事を書いている印象を受けています。一方で、ウォール街の投資家や、今回終結したNATO諸国は、次回はトランプ大統領と見ているように思えてなりません。今後は、大統領選挙に関する記事もポイントで拾っていきたいと思います。それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。

おことわり

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ABOUT ME
Muroi Kazuo
1959年2月生まれ 米国株、日本株、J-REITでFIRE達成しています。 米国株投資については、みなさんと情報共有したいと思っています。
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