S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
テスラとアルファベットの業績不振により、これまで2024年の株価上昇を牽引してきた巨大ハイテク銘柄に対する投資家の信頼が損なわれたため、S&P500種とナスダックは水曜日、数週間ぶりの安値で取引を終えました(REUTERS)。S&P500種株価指数は2022年12月以来の最悪の日となり、世界金融危機開始以来、2%の下落なしの最長記録を終えました。ナスダックの損失はAI熱が冷めてより顕著(Bloomberg)で、4%近く急落(1兆ドル)しました(Bloomberg)。
セクター別騰落率
AIと半導体銘柄が多い先端技術(Technology)が4%以上下落、通信サービス(Communication Services)と一般消費材(Consumer Cyclical)も3%以上下落しました。一方で、最も上昇したのは公益事業(Utilities)でした。
経済指標発表 結果
- 米国の新築住宅販売、6月に7カ月ぶりの低水準に(REUTERS)。
- 米国の6月の貿易赤字は、輸出の幅広い回復により今年初めて縮小したが、第2・四半期も貿易が経済成長の足かせとなるのを防ぐには不十分だったとみられる。しかし、貿易赤字による国内総生産への影響は、6月の卸売業者と小売業者の在庫増加によって相殺される可能性が高い。政府は木曜日に第2四半期のGDP成長率の速報値を発表する予定だが、6月の消費者支出の急増により、経済活動の回復が示されると予想されている(REUTERS)。
- 米国の企業活動はわずかに増加、価格決定力は低下(REUTERS)。
- 米国経済は減速しているが、FRBにとってはそれで十分。木曜日に発表されるデータは、2022年以降で最も弱い四半期連続の成長を示すと予想されている(Bloomberg)。
主な決算発表結果
- アルファベット株は利益率への懸念で下落、YouTubeの減速でAIの勢いが薄れる(REUTERS)。
- ビザの収益予想未達でウォール街は警戒(REUTERS)。
- テスラの厳しい利益率、イーロン・マスク氏が自動車以外のすべてを宣伝する中で、株価は大幅下落(REUTERS)。
- サーモフィッシャー、予想を上回る第2四半期業績発表を受け通期見通しを引き上げ(Investing.com)。
- IBM、ソフトウェアの強さとAIの需要により四半期収益予想を上回る(REUTERS)。
- 公益事業会社ネクストエラ、セグメント売上減少で第2四半期利益が未達を報告(Investing.com)。
- サービスナウ、ガイダンスを引き上げ、第2四半期の業績は予想を上回る(Investing.com)。
- AT&T、高価格プランの需要により加入者増加が予想を上回る(REUTERS)。
- ボストン・サイエンティフィックは予想を上回る41億2000万ドルの収益を達成(Investing.com)。
- KLA Corpの利益は0.45ドル上回り、売上高は予想を上回る(Investing.com)。
- フォードの利益は期待外れ、品質問題で株価は12%下落(REUTERS)。
- ユニバーサル・ミュージックグループ(UMG)第2四半期の収益はサブスクリプションとストリーミングの逆風により上回った(REUTERS)。
- レイモンド・ジェームズ、過去最高の収益で利益27%増(REUTERS)。
主な経済ニュース
- アルファベット株は利益率への懸念で下落、YouTubeの減速でAIの勢いが薄れる(REUTERS)。
- テスラの厳しい利益率、イーロン・マスク氏が自動車以外のすべてを宣伝する中で、株価は大幅下落(REUTERS)。
- ビザの収益予想未達でウォール街は警戒(REUTERS)。
- 債券市場は今や選挙よりも景気後退を重視している(Bloomberg)。
- 民主党が、石油会社にOPECとのあらゆる取引の責任を負わせる法案を提出。連邦規制当局がエネルギー会社が石油輸出国機構(OPEC)と共謀して原油価格をつり上げていたと発覚した場合、エネルギー会社に責任を負わせる(REUTERS)。
- NBA(全米プロバスケット協会)がディズニー、アマゾン、コムキャストと放送契約を締結。ワーナー・ブラザーズ・ディスカバリーからのオファーを拒否(REUTERS)。
- トランプ大統領候補が副大統領にヴァンス氏を選んだことは、M&Aが簡単には許されないという警告。 ヴァンス氏の反トラストに関する見解は伝統的な共和党の見解と相反する(Bloomberg)。
- 鳥インフルエンザと新たなパンデミックの恐れについて知っておくべきこと(Bloomberg)。
主要指数の動き
- 原油先物価格はわずかに下落して$77.45。原油在庫が2月以来最低に落ち込み、原油安は終息(Bloomberg)。
- 10年債利回りは下落から始まったものの、後半から上昇して4.286%。
- ドル円は1.5円を超える急激な円高で153円台後半で取引継続中。
- VIX(恐怖)指数は米国株が売り込まれて3カ月ぶりの高値に(REUTERS)。
- 金先物価格と銀先物価格はともに下落。
- ビットコインは微かに上昇。
自分の米ドル建ポートフォリオ ▼1.78%
久しぶりの顕著な下落で、VOOもQQQも50日移動平均(50-DMA)を下回りました。ドル建銘柄で指値を入れるのは避けてドルコスト平均法で乗り越えようと思い、円建のS&P500の投資信託の積立を継続します。
経済指標発表予定
GDPと失業保険が注目されると思います。
主な決算発表予定
おわりに
半導体とAIが先導する形で上昇を続けていた米国株、利益確定売りで下げましたが、AIも半導体も技術開発は進んでおり、研究開発する資金調達にかかる金利が今後下がる見込みなので、私自身は下落は一時的なものだろうと思っております。でも、どこが底値になるのかはわかりませんし、あるとき急反発する可能性もあります。重要なのは、投資資金をバランス良く市場に残しておくことなので、S&P500の積立を継続します。S&P500の構成銘柄と出資率は、企業価値の時価に応じて定期的に見直しされますので、今後は構成銘柄の入れ替えをしながらも伸びていくことに期待したいです。
今日25日は寅の日、金運上昇の吉日です。お給料日の方も多いと思います。それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ