S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
投資家が主要決算、雇用統計、FRB会合を待つ中、S&P500指数はかろうじて上昇しました(REUTERS)。「大から小」へのローテーションが一時停止し、株価が小幅上昇(Bloomberg)。
セクター別騰落率
1%を超える動きをみせたセクターは1つもありませんでした。一般消費材(Consumer Cyclical)と通信サービス(Communication Services)が伸び、原油先物価格の下落を受けてエネルギー(Energy)が下げました。
経済指標発表 結果
主な決算発表結果
- マクドナルドの売上が3年以上ぶりに世界的に減少(REUTERS)。
主な経済ニュース
- インフレとの戦いが最終段階に入る中、FRBは最後にもう一度金利を据え置く可能性が高い(REUTERS)。
- 米国の利回り曲線は反転に近づいているが、景気後退の兆候については結論が出ていない(REUTERS)。
- 米国株の乱高下が大手テック企業の評価に注目を集める(REUTERS)。
- 中央銀行の32時間にわたる暴落が市場に影を落とし、トレーダーは不安に陥る。日本、米国、英国の政策担当者らが今週会合を開く予定(Bloomberg)。
- アメリカ人の約20%、約6,500万人以上が電気料金の大幅な値上がりする見通しに直面している(Bloomberg)。
- 米国、借入見通し引き下げ、年末の現金残高は減少。12月の債務上限の復活に先立ち、現金7000億ドルの見積もり(Bloomberg)。
- Nvidia、AIの急速な導入を促進するソフトウェアとサービスをリリース(Bloomberg)。
- 日本企業は生き残るために値上げの教訓を学んでいる。数十年にわたるデフレにより、多くの中小企業はさらなる資金の要求の仕方を知らず、健全な賃金・物価サイクルが根付くのを妨げている(Bloomberg)。
- 2024 年に注目すべき AI スタートアップ 10 社と業界で最も有望な新進気鋭の企業 6 社を紹介(Bloomberg)。
主要指数の動き
- 原油先物価格は$75.87まで下落。
- 10年債利回りは4.178%まで低下。
- ドル円は方向感がない動きで154円台前半で取引継続中。市場が中央銀行や経済ニュースを待ち、ドルは横ばいで推移(REUTERS)。
- VIX(恐怖)指数は16.6まで上昇。
- 金先物価格と銀先物価格はともに下落。
- ビットコインも下落。共和党大統領候補のトランプ前大統領は先週末、テネシー州ナッシュビルで開催されたビットコインカンファレンス2024で演説し「米国をビットコイン超大国にする」と宣言。ただ、CBDC(中銀デジタルコイン)には反対姿勢を示した(Investing.com)。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.08%
経済指標発表予定
7月の消費者信頼感指数が予想が100を下回った99.8ですが、どうなるでしょうか。6月の求職状況も今夜から開催されるFOMCで注目されそうです。
主な決算発表予定
半導体系巨大企業のMSFT、AMDなどは引け後に発表です。PG,MRK、PFEなどヘルスケア系巨大企業の決算発表が市場を左右しそうな気がします。
おわりに
今夜からFOMCが始まり、利下げが9月から行われる期待が高まっていますが、高金利下で苦労されている企業決算が続きます。テスラ、グーグル、マクドナルドは不調でしたが、今夜はマイクロソフトの発表がありますがどうなるでしょうか。3年ぶりに個別株を購入したAMDの決算も気になるところです。
日本では猛暑が続いています。昼間に仕事をされて、夜に米国株にリアルタイムで接すると寝不足になり、熱中症になりやすくなります。自分の健康が一番大切な財産ですから、十分な睡眠を取ることを心掛けましょう。それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ