S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とRussell2000(中小企業指標)
米国のCPI(消費者物価指数)関連の報告がおおむね予想通りだったことから、連邦準備制度理事会が9月に利下げを開始するとの見方にほとんど変化がなかったため、投資家に安心感が広まって株価は上昇しました。Dow30は4万ドルに回復、S&P500は5日連続の上昇です(Bloomberg)。しかし、アルファベットや一部の大型ハイテク株は下落し、ナスダック総合指数に重しとなり、ほぼ変わらずで終了した。しかし、多くの投資家が8月の休暇で不在だったことや、取引の新たなきっかけがなかったことから、動きは総じて鈍く、指標銘柄全体の活気のない状況につながった(REUTERS)。
セクター別騰落率
金融(Financial)が最も上昇し、通信サービス(Communication Services)がGoogleの影響で最も下落しました。
経済指標発表 結果
- 米国の年間消費者物価上昇率はインフレの鈍化で3%未満に鈍化(REUTERS)。
- 7月のCPIは9月の緩和に向けたディスインフレシナリオを支持(REUTERS)。
- 米国のコアインフレ率は4カ月連続で低下、FRBの利下げが確定へ(Bloomberg)。
- 9月の利下げの規模については、マーケットで25ポイントまたは50ポイントの利下げの可能性が議論されているため、依然として不明(REUTERS)。
- 債券トレーダーはインフレが鈍化する中、来月0.25ポイントの利下げを予想(Bloomberg)。
- 7月のCPIレポートの主なポイント(Bloomberg)。
- シカゴ連銀のグールズビー総裁は、最近の物価上昇圧力の進展と期待外れの雇用統計を受け、インフレよりも労働市場に対する懸念が高まっていると述べた(Bloomberg)。
主な決算発表結果
- シスコシステムズは、第1四半期の収益が予想を上回ると予想し、全世界の従業員を7%削減すると発表した。これにより、同社の株価は時間外取引で5%上昇した(REUTERS)。
- プログレッシブは7月の保険料と純利益の増加を報告。株価は史上最高値229.67ドルまで高騰(Investing.com)。
- カーディナル・ヘルス、EPS29%増を報告(Investing.com)。
主な経済ニュース
- 米国司法省は、アルファベット傘下のGoogleがオンライン検索市場を独占しているとの画期的な判決を受けて、同社の分割を検討している。事情を知る関係者が明らかにした。この動きは、20年前にマイクロソフトを解体しようとして失敗して以来、ワシントンが違法な独占を理由に企業を解体しようとする初めての試みとなる(Bloomberg)。
- ジョンソン・エンド・ジョンソンは、ベビーパウダーやその他のタルク製品ががんを引き起こしたとする数万件の訴訟を和解させるための64億8000万ドルの提案に対する幅広い支持を近日中に発表する準備を進めている(REUTERS)。
- スターバックスの急成長でエリオットの活動家勝利数が増える(Bloomberg)。
- アップル、新たな収入源を求めて卓上ロボットを推進(Bloomberg)。
- アップル、iPhoneの決済チップのNFC技術を第三者に開放し手数料を徴収へ。次期ソフトウェアアップデートのiOS18.1から使用を許可する。この変更により、外部プロバイダーは、店内決済、交通機関の運賃、職場のバッジ、自宅やホテルの鍵、ポイントカードにNFCチップを使用できるようになります(Bloomberg)。
- バークシャー・ハサウェイ社は、アップルの株式保有を大幅に削減し、化粧品店チェーンのアルタ・ビューティーと、航空機部品メーカーのヘイコへの出資を明らかにした(REUTERS)
- トランプ氏のメディア会社の株価は、Xへの復帰後、過去最低水準に迫る(REUTERS)。
- デル訴訟で、 裁判所は2億6700万ドルの訴訟費用の支払いを支持(REUTERS)。
- 米連邦取引委員会は、企業が故意に偽のオンラインレビューを売買することを禁止する法案を最終決定(REUTERS)。
- T-Mobile、データ漏洩で6000万ドルの罰金、CFIUSによる最高額の罰金(REUTERS)。
- カリフォルニア州民主党議員らは、一方的な制限は米国企業を犠牲にして外国のライバル企業を利するものだと主張し、バイデン政権に対し、中国への米国技術輸出に新たな制限を課す計画を凍結するよう求めている(REUTERS)。
- Meta社が、オンライン誤情報を追跡するツール「CrowdTangle」を閉鎖(Bloomberg)。
主要指数の動き
- 原油先物価格は$77.11まで下落。
- 10年債利回りは3.820%まで低下
- ドル円は穏やかに円安が進み147円台半ばで取引継続中。
- VIX(恐怖)指数は16台まで大幅低下。先週の急上昇後に記録的な下落(REUTERS)。
- 金先物価格と銀先物価格はともに下落。
- ビットコインは下落して6万ドル割れ。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.28%
今週はCPI発表後もプラスで連勝となりました。
経済指標発表予定
主な決算発表予定
おわりに
ブログをお休みさせていただき、家内の誕生日を福島県内の温泉宿でゆっくり過ごすことができました。帰省ラッシュの高速道路の渋滞を避け、一般道を多く走行しました。私も家内もすでに60代後半、幸いなことに大病はしておりませんが、今まで出来ていたことが、いつのまにやらできなくなっていることに気づかされます。今日が残りの人生で一番若い日なので、できることはできるうちに実行することをモットーに生きていきたいなと思っています。
台風が接近しています。万全な準備と安全な行動を心がけて、今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
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- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ