S&P500 ヒートマップ（高解像度）
主要3指数とRussell2000（中小企業指標）
- 雇用統計の大幅な下方修正と、９月の利下げ観測を強めた連邦準備理事会（ＦＲＢ）の直近の会合の議事録の公表を投資家が分析したことを受け、レンジ取引の中で上昇しましたた。主要株価指数は3つとも小幅上昇で引けましたが、半導体株がNASDAQを少し押し上げました（REUTERS）。
セクター別騰落率
素材(Basic Materials）と一般消費材（Consumer Cyclical）が１％を超えて上昇しました。エネルギー(Energy)と通信サービス(Communication Services）はわずかながらも下落となりました。
経済指標発表 結果
- 米国の雇用者数は暫定データで2009年以来最大の減少と公表されました。雇用者数は3月までの12か月間で81万8000人、すなわち毎月約6万8000人減る見込みで、2009年以来最大の下方改定となります。雇用増加のペースは依然として健全ですが、減速はより早く始まりました（Bloomberg）。
- 労働統計局がニューヨーク時間午前10時に月間雇用統計の修正を発表しなかったため、みずほフィナンシャルグループとBNPパリバは両社とも労働統計局に電話をかけ、直接数字を入手した。事情に詳しい人物によると、野村ホールディングスの経済調査チームも同様の対応をした。よって、少なくとも3つの銀行は、注目の雇用統計について前もって情報を得ることができたが、ウォール街の残りの銀行は予想外の遅れで待たされた（Bloomberg）。
- 連邦準備理事会（FRB）は9月の利下げに向けて準備を進めていることが、会合の議事録で明らかになった（REUTERS）。
主な決算発表結果
- TJX カンパニーズ社が 25 会計年度第 2 四半期の業績を発表。既存店売上高は 4% 増加、税引前利益率は 10.9%、希薄化後 EPS は計画を上回り 0.96 ドル。25 会計年度の税引前利益率と EPS ガイダンスを引き上げ（Investing.com）。
- アナログ・デバイセズ、第3四半期の予想を上回るEPS1.58ドル、売上高23億1,000万ドルを達成（Investing.com）。
- ターゲット（小売）、値下げで買い物客を呼び込み2024年の利益予想を引き上げ（REUTERS）。
- メイシーズ百貨店 （小売） は、大幅なプロモーションと不均一な需要により売上が減少すると予測（REUTERS）。
- Zoom、AI搭載製品の需要が好調で年間収益予想を引き上げ（REUTERS）。
主な経済ニュース
- パウエル議長、ジャクソンホールに注目が集まる中、政策の岐路に直面。市場は早ければ9月に利下げが行われるというシグナルを待っている（Bloomberg）。
- ウォルマート、JD.comの株式売却で中華人民共和国のオンライン戦略を破棄（REUTERS）。
- フォード自動車はコスト削減のためEV計画を減速、ピックアップトラックの延期と3列SUVの廃止（REUTERS）。
- エンブリッジのCEOエベル氏、AIによる電力利用が「莫大」、米国のLNG生産が倍増と予測（Bloomberg）。
- 米大手石油会社ハリバートンがサイバー攻撃を受ける（REUTERS）。
- スノーフレークはAIに対する投資家の不安を解消できない見通しを発表（Bloomberg）。
- ズーム、新製品の売上が予想を上回ると予測（Bloomberg）。
- バーニングマン、10年以上ぶりに完売せず。2011 年以来チケットはすぐに売り切れていましたが今年は違います（Bloomberg）。
- ビットコインマイナーのビットファームが株式取引でストロングホールドを1億2500万ドルで買収（Bloomberg）。
- 一連の利下げに左右され、世界の株価は小幅上昇へ（REUTERS）。
- カナダ鉄道ストライキの可能性で小麦先物価格が下落（Bloomberg）。
- カナダ国鉄とカナダ太平洋鉄道カンザスシティ社の鉄道ストライキは、カナダのブリティッシュコロンビア州の林業に多大な打撃を与えると業界が警告（Bloomberg）。
- 夢か災難か、パイロットがいない空飛ぶ車のエアタクシーは数十億ドル規模の瞬間を迎える。航空旅行が無人飛行という新たな時代を迎える中、米ボーイングは中華人民共和国のEHangやJobyのような新興企業と対峙している（Bloomberg）。
- PwC、恒大の監査で中華人民共和国での6ヶ月の入国禁止に備えるとフィナンシャルタイムズが報道（REUTERS）。
- 日本のJTグループが、戦争によりロシアでの成長の道が閉ざされたことを受けて方針を転換し、米国タバコメーカーのベクターを24億ドルで買収へ（Bloomberg）。
主要指数の動き
- 原油先物価格は$71.84まで下落。
- 10年債利回りは3.778％まで低下。
- ドル円は145円台前半で取引継続中。
- VIX（恐怖）指数は16台まで上昇。
- 米連銀議事録を受けて金価格は過去最高値付近で推移（REUTERS）。
- ビットコインは6.1万ドル台まで反発。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.31%
３種類のETFがそろって上昇しました。
経済指標発表予定
市場開始前にジャクソンホールシンポジウムにおけるパウエル議長の講演があります。そのほか、失業保険関連、中古住宅販売状況などの重要性が高いデータが公表されます。
主な決算発表予定
おわりに
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おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ： finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート： finviz
- セクター別騰落率： finviz
- 経済指標結果/予定： investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定： investing.com日本語版
- 主要指数の動き ： Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ： Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
