S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
ウォール街のトレーダーらは、今月、連邦準備制度理事会(FRB)が50bpsの利下げを実施するとの見通しを復活させ、政策緩和から最も恩恵を受ける企業への買いが集中する中、株価は2024年で最高の週となりました(Bloomberg)。CMEのFedWatchツールによると、 50bpsの利下げ予想は木曜日の28%から49%に急上昇して、25bpsの利下げの確率は51%と、FRBは50bpsの利下げを行う可能性が高いとみられています(REUTERS)。
セクター別騰落率
全セクターが上昇しました。最も上昇したのは公益事業(Utilities)で、通信サービス(Communication Services)と素材(Basic Materials)が1%を超える上昇でした。
経済指標発表 結果
- 米国の消費者心理は4カ月ぶりの高水準に上昇、輸入価格は下落(REUTERS)。
- 米国の消費者心理は、2020年末以来最も穏やかな短期インフレ期待と借入コスト低下の見通しに支えられ、9月初旬に4カ月ぶりの高水準に上昇した。ミシガン大学の調査では、消費者の多くが、インフレよりも失業の方が現在より心配であると考えていることがわかった。この見解は、来週の会合で金利引き下げを開始すると見られている連邦準備制度理事会(FRB)当局者の見解と一致している(Bloomberg)。
主な決算発表結果
該当銘柄はありません。
主な経済ニュース
- 債券市場では、FRBの50bps利下げに対するトレーダーの大きな賭けが再び行われている(Bloomberg)。
- ゴールドマン・サックスは、来週FRBが25bpsの利下げを行うと予想している(REUTERS)。
- 経済学者によると、FRBは今年3回の0.25ポイントの利下げを実施する予定(Bloomberg)。
- エヌビディアの株式市場支配がS&P500の大きな変動を促進。これにより、半導体大手の運命が変われば市場全体が打撃を受ける可能性があるとの懸念が強まっている(REUTERS)。
- 米国が中華人民共和国への大幅な関税引き上げを確定、一部業界は混乱を警告。中華人民共和国製EVへの100%の関税、太陽電池への50%の関税、鉄鋼、アルミニウム、EV用バッテリー、主要鉱物への25%の関税。最終決定では、EVバッテリー生産に使用されるグラファイトや重要鉱物に対する関税引き下げを求める自動車メーカーの要請がほとんど無視された(REUTERS)。
- トランプ氏が「売らない」と発言し、トランプ・メディア株が急騰(Bloomberg)。
- マスク氏のスターリンク、サービス開始に向け南アフリカと協議中(Bloomberg)。
- ブラジル政府、マスク氏の会社の口座から330万ドルを差し押さえ(Bloomberg)。
- ボーイング、ストライキで工場閉鎖、労組協議再開に意欲(REUTERS)。ストライキは737-MAX生産目標とサプライチェーンに課題をもたらすとCFOが語る(REUTERS)。また、格付け会社はストライキが長引けば格下げを警告(REUTERS)。
- 投資家が「国内回帰」に賭ける中、米国製造業ETFが資産を獲得。米国で生産を再開または拡大し、政府の補助金を活用している企業に焦点を当てた上場投資信託(ETF)に投資家が殺到している。今年、いわゆるリショアリングのテーマを強調する少数のETFに約22億5000万ドルが流入し、8月末までにその総資産は過去最高の96億7000万ドルに達した(REUTERS)。
- 6月に突然閉校となったフィラデルフィアの私立芸術大学は、債券保有者から5000万ドルを超える負債の即時返済を要求されてから2週間後の金曜日に破産を申請した(Bloomberg)。
- 欧州中央銀行のラガルド総裁は、ECBが10月の利下げに前向きと示唆、だが12月の可能性の方が高い(Bloomberg)。
- 北朝鮮、米国との摩擦の中心でウラン計画を初めて公開。金正恩氏が原子力施設を視察、生産加速を呼び掛け。韓国は、米国の投票日近くに北朝鮮が核実験を行う可能性があると述べている(Bloomberg)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は方向感がない動きで終値は$69.25。
- 10年債利回りは3.65%まで低下。
- VIX(恐怖)指数は16台で低空飛行。
- 金先物価格と銀先物価格はともに上昇。金の終値は最高値を更新(REUTERS)。
- ビットコインは急伸、6万ドル試す、FRBの大幅利下げ観測が再燃(Investing.com)。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.41%
株と債券ともに堅調でした。
今週の動き
エヌビディアなどの半導体系株が大きく反発した一週間でした。また、景気の先行き懸念から原油消費が低下して、唯一エネルギーセクターだけが低下しました。
経済指標発表予定
主な決算発表予定
16日(月)発表予定の該当銘柄はありません。
おわりに
家内のiPhone SE(3)がよく故障するようになっていたので、昨夜は最新型iPhone16をAppleのウェブサイトから直接申し込みました。21:00に開いたのですが、1分ぐらいまで待たされましたが、9/20に到着予定とのメールが届きました。昨年、iPhone15proの申し込み時には多くの希望者が殺到して、製品到着予定が1ヶ月以上も先になった方もおられたと聞いていましたので、まずは一安心です。最近は、スマホ無しの生活は利便性がかなり損なわれるので、時代についていかななければならないと危機意識を持っています。夫婦そろって高齢者ですけど、「今日の技術についていかないと、明日の技術に乗り遅れる」と自分を律し、決して安くはない新型スマホの購入を使いこなすことは「自分たちへの投資」と位置づけています。とはいえ、キャリアは格安の「AEONモバイル」で通信費を大幅に節約しております。
今日から3連休の方も多いかと思います。それでは良い週末を明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ