S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
FRBが政策金利を50bps引き下げた後に一時株価は史上最高値まで上昇したものの、パウエル議長が今後政策緩和を急ぐつもりはないと示唆したことで壁にぶつかりました(Bloomberg)。
セクター別騰落率
1%を超える動きをしたセクターはありませんでした。
経済指標発表 結果
- FRB(連邦準備制度理事会)は、経済防衛に向け断固たる姿勢を強調して金利を50bpsの大幅引き下げを決定。パウレル議長は記者会見で、さらなる大幅な利下げを想定すべきではないと警告して株価は下落。ミシェル・ボウマン知事は25bpsの利下げを支持して反対票を投じた(Bloomberg)。
- 米国の一戸建て住宅建設が急増、供給増加が短期的な制約に(REUTERS)。
- パウエル議長の記者会見の要約(Bloomberg)。
- 同上の日本語版(Bloomberg)。記者会見の動画(Bloomberg)。
- FRBの政策担当者は2024年末の政策金利を4.4%と予想(REUTERS)。
主な決算発表結果
- ジェネラルミルズ、四半期売上高の減少が予想より小幅に(Investing.com)。
主な経済ニュース
- アナリストによると、FRBが金利を引き下げれば、米国の借り手はすぐに救済されるだろう(REUTERS)。
- 原油価格が70ドルに向かう中、湾岸諸国の中央銀行はFRBの利下げに追随。サウジアラビア、UAEも50ベーシスポイントの引き下げに同調(Bloomberg)。
- 7月の米国債の外国人保有高は過去最高に上昇(REUTERS)。
- ボーイング、ストライキ長期化に備えて数千人を一時解雇(REUTERS)。
- ステランティス(仏伊自動車)は全国ストライキから1年後に前例のないUAW(全米自動車労働組合)のストライキに直面(REUTERS)。
- 米国東海岸の港湾ストライキは最初からサプライチェーンの不具合を引き起こすだろうと海運会社の幹部が語る(REUTERS)。
- Googleが広告技術事業の一部を売却することを提案、EUの出版社には不十分(REUTERS)。
- 脱税行為のタレコミ者が7,400万ドルを受け取ったことはIRS(国税庁)の進歩を示している(Bloomberg)。
- 米国最大の貿易拠点、8月に記録に近い輸入量を処理(Bloomberg)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は下落して終値は$70.15。
- 10年債利回りは3.685%まで上昇。
- VIX(恐怖)指数は一旦上昇したものの引け時は18台。
- 金先物価格と銀先物価格はともに下落。利下げ発表時には金先物は記録的な上昇してその後下落。
- ビットコインも下落。
自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.31%
FOMCに備えて指値を入れていましたが、空振りでした。
経済指標発表予定
失業保険関連、中古住宅市場、およびフィラデルフィア連銀の製造業景気指数が注目されるでしょう。
主な決算発表予定
おわりに
いよいよFRBが利下げに踏み切り、しかも50bpsと大幅なものでした。パウエル議長が大幅な利下げを続けるものではないとクギを刺したことで、株価の上昇を抑えることに成功しました。米国では株式保有者が多いので、株価が高騰すると消費が増して再びインフレ率が上がる可能性があるので、「インフレを抑えて労働市場を活性化させる」という目標に対して昨夜はパウエル議長が勝ったのでしょう。さすがですね。米国経済はまだ元気なので、米国株投資は継続すべきと思っております。
それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ