S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が、米経済が予想通りに進展すれば、年内にあと2回、計50bpsの利下げを基本とするとの見方を示したタカ派的で投資家にとって期待外れだったことを受け、S&P500は一時下落しましたが、引け間際で反発して過去最高値を更新して取引を終えました。Dow30も最高値を更新、NASDAQも反発して終えました(REUTERS)。日銀の利上げを支持していた石破茂氏が総裁に決まり、一時141円台と急激な円高に振れましたが、石破氏が利上げの時期に来ていないと急に方針転換したことと、パウエル議長が利下げを急いでいない姿勢を示したことからドルが買われ、結果としてドル円は反発して143円台後半まで回復して取引が続いています(Investing.com)。
セクター別騰落率
すべてのセクターで1%を超える動きはありませんでした。
経済指標発表 結果
- パウエル議長、FRBは急いではおらず「時間をかけて」金利を引き下げると発言(Bloomberg)。
- パウエル議長の発言の要点のまとめ(Bloomberg)。
- アトランタ地区連銀のボスティック総裁は30日、今後発表される経済指標で雇用の伸びが予想以上に鈍化していることが示されれば、11月の連邦公開市場委員会(FOMC)でさらに50bpsの利下げに応じる用意があると発言(Bloomberg)。
主な決算発表結果
- カーニバルが旺盛なクルーズ需要により利益予想を引き上げ(Investing.com)。
主な経済ニュース
- 大統領選挙を前に港湾労働者のストライキが経済を揺るがす(Bloomberg)。
- 銀行準備金に関するFRBの主要指標は流動性に関して複雑なシグナルを発している(Bloomberg)
- AT&T、ディレクTV売却でメディアへの高額な進出から撤退へ(Bloomberg)。
- ハリス対トランプ政権下のアメリカ経済の将来を予測する(Bloomberg)。
- フィンランドの健康技術企業Oura、年間収益5億ドルに迫り、新しいフィットネス・トラッキング・リングを準備(Bloomberg)。
- 日本の新首相にはほとんど計画の構想がない。首相の衝撃的な選択は注目すべき変化を表しています。これは正しい方向への一歩でしょうか(Bloomberg)?
主な指数の動き
- 原油先物価格は△0.14で$68.32と安値で推移。
- 10年債利回りは△0.053上昇して3.802%に。
- VIX(恐怖)指数は16台で推移。
- 金先物価格と銀先物価格はともに下落。
- ビットコインは下落。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.10%
石破ショックで日本株は下落しましたが、米国株は強かったです。
今月の動き
9月の市場が終わりましたので、月間のヒートマップとセクター別騰落率を示します。テスラ△26.83%、ホームデポ△10.39%、アマゾン△8.26%に支えられた一般消費材(Consumer Cyclical)が△9.18%で最強でした。逆に、エネルギーとヘルスケアは弱かったです。
経済指標発表予定
ISMによる製造業の状況、JOLTによる雇用状況が予定されています。
主な決算発表予定
おわりに
S&P500とダウ30は史上最高値を更新して9月の市場を終えました。NASDAQも最高値には届いていないものの高値で終わりました。米国株の過去のデータによれば、10月からの株式投資は年末に向けて上昇するケースが多いそうなので、今年もこの調子で年末に向けたラリーが始まることに期待したいところです。
それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ