S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
- S&P500は新たな最高値で終了、ダウは初めて43,000ポイントを超えて最高値を更新しました。個別株ではエヌビディアが過去最高値で終了しました。企業決算や重要な経済データが目白押しの忙しい週を前に、投資家らがハイテク株に買いを入れたためです(REUTERS)。債券市場が連邦祝日のため閉鎖されていたため、取引量はやや低調でした。
- 連邦準備制度理事会(FRB)の小幅利下げ観測を受けたドル買いが一段と強まり、円安が進みました(Investing.com)。
- 米ドルは10週間ぶりの高値に上昇、ユーロと中国人民元は下落。日本やカナダを含む多くの市場が休場だったため、取引量は少なかった。米国債券市場は先住民族の日のため休場となっている。中華人民共和国が週末に景気刺激策を発表し投資家を失望させたため、米ドルは人民元に対して上昇した(REUTERS)。
セクター別騰落率
先端技術(Technology)と公益事業(Utilities)が1%を超える上昇でした。エネルギー(Energy)と一般消費材(Consumer Cyclical)はわずかに下落でした。
経済指標発表 結果
- FRBのクリストファー・ウォーラー氏は14日、最近のインフレ上昇と、米経済と労働市場が従来考えられていたよりも堅調であることを示すデータに言及し、今後の利下げに「より慎重に」取り組むよう求めた(REUTERS)。
- ミネアポリス連銀のニール・カシュカリ総裁は14日、2%のインフレ目標達成が近づく中、中央銀行は今後さらなる利下げを実施する可能性が高いと述べた(REUTERS)。
- ほとんどの証券会社は11月にFRBが25bpsの利下げを行うと予想している(REUTERS)。
- シカゴ連銀のグールズビー総裁がFRBの大幅利下げを解説(Bloomberg)。
主な決算発表結果
該当銘柄はありません。
主な経済ニュース
- アナリストはS&P500企業の利益が4.3%増加すると予測、ブルームバーグインテリジェンスが発表(Bloomberg)。
- エヌビディア、ブラックウェルの激しい需要に乗り株価を過去最高値に。最近の株価上昇は、CEOのジェンスン・フアン氏が、エヌビディアのブラックウェル・チップは「フル生産中」で、その需要は「異常なほど」だと発言した後に起きた。ブラックウェルの注文は「12か月ほど予約で埋まっている」とのことで、「事業は引き続き堅調で、今後の見通しが非常に明るいことを示唆するあらゆる兆候がある」という(Bloomberg)。
- エヌビディアが過去最高の終値でアップルを追い越し、最も価値の高い企業になる可能性(REUTERS)。
- プライベートエクイティ企業の撤退戦略が銀行の手数料抑制にリスク(Bloomberg)。
- サイバーキャブのイベントでテスラのオプティマスボットが、本来はAIで動作するはずが、スタッフによる遠隔操作された疑い。マスク氏はスタッフがやり取りを監督していたことを明らかにしなかった(Bloomberg)。
- マイクロソフトの人工知能担当副社長ブベック氏がOpenAIに入社(Bloomberg)。
- Google、カイロスとの契約で小型原子炉の建設を支援。AIの動力源(Bloomberg)。
- 中華人民共和国の株は上昇、トレーダーは北京の約束に期待(Bloomberg)。
- VW、BMW、メルセデスは中華人民共和国のEVに取り残されつつある(Bloomberg)。
- 投資家は豪ドル強気の賭けを強化。オーストラリア中央銀行が金利を高水準に維持する兆候と中国の景気刺激策により通貨への信頼が回復したため(Bloomberg)。
地政学的リスク
- 米国防総省、イスラエルにミサイル防衛システムと軍隊を派遣すると発表。バイデン米大統領は、今回の措置は「イスラエルを守るため」のものだと述べた(REUTERS)。
- イスラエル、レバノン北部のキリスト教の町を攻撃、少なくとも21人を殺害。イスラエルはイラン支援のヒズボラ運動を「ベイルートを含むレバノン全土で容赦なく」攻撃し続けると述べた(REUTERS)。
- 国境を越えた戦闘が悪化、イスラエルはヒズボラの攻撃を受ける。レバノンからミサイルが一斉に発射され、民間人が避難(Bloomberg)。
- 中華人民共和国が台湾周辺で海上・空中演習を開始。台湾総統が島の主権を再確認した演説に続いて、一日軍事演習が行われた(WSJ)
主な指数の動き
- 原油先物価格は$1.55安くなり終値は$74.01。
- 10年債利回りは4.098%まで上昇(+0.025%)
- VIX(恐怖)指数は20を割こんで19ポイント台へ
- 金先物価格と銀先物価格はともに下落。
- ビットコインは上昇して6.6万ドルへ。トレーダーが選挙を待つ中、ビットコインは異例の静けさの「上昇期」を迎える(Bloomberg)。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.37%
経済指標発表予定
主な決算発表予定
金融セクターとヘルスケアセクターの巨大企業の決算が予定されています。
おわりに
今日は第50回衆議院議員選挙の公示で、27日の投開票に向けて選挙戦が本格化します。私は、日本の企業を元気にする経済対策をして、企業収益向上による賃金上昇をしてくれることを望んています。また、既に生まれている子供たちへの支援も大切かもしれませんが、賃金上昇により安心して夫婦がこれから新に子供を作る気持ちにさせる経済成長の方が大切ではないかと思っております。政治資金収支報告書への不記載問題は過去の問題であり、しかも立法府ではなく司法で扱うべきと思っています。国民の資産よりも国の資産を重視するプライマリーバランス重視は日本経済を再び退化させる恐れがあるのではないかと危惧しています。とはいえ、いろいろな考え方や思想を持っておられる候補者がいますので、今後本格化する論戦を見て、投票につなげていきたいと思います。
それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ