S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
主要株価指数は下落して取引を終えました。ハイテク株中心のナスダックは1%安で下落が目立ちました。半導体株は需要懸念で急落し、エネルギー部門は原油価格の下落で3%下落しました(REUTERS)。
セクター別騰落率
経済指標発表 結果
- ニューヨーク連銀は15日発表した報告書で、米国民は先月、長期的にインフレ率が上昇すると予想しており、信用不安に対する期待が2020年4月以来の高水準に上昇したと明らかにした(REUTERS)。
- サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は15日、インフレが鈍化し労働市場が減速する中、米金融当局は警戒姿勢を維持しなければならないと述べた。同時に、当局は現在の景気拡大を維持できるとの楽観的な見方も示した(Bloomberg)。
主な決算発表結果
- ゴールドマンの利益は45%増加、株式取引は過去最高の年になる見込み(Bloomberg)。
- ウォール街の銀行は取引手数料で利益を上げ、FRBの利下げと活況な市場が信頼感を刺激(REUTERS)。
- バンクオブアメリカ、1株利益予想上回る-投資銀業務とトレーディングが寄与(Bloomberg)。
- シティ、トレーディングで予想外の増収-ボラティリティーが追い風(Bloomberg)。
主な経済ニュース
- ASMLの株価が急落。受注がアナリスト予想の約半分という未達が半導体メーカーの苦境を示唆。第3四半期の受注は予想を下回り。半導体業界の弱さにより来年の見通しを引き下げ(Bloomberg)。
- アップル株、AIがiPhone販売を刺激するとの楽観論で過去最高を記録。株価は最近上昇し、最近の弱さを帳消しにしている。投資家はAI搭載iPhoneが大規模なアップグレードサイクルにつながると予想(Bloomberg)。
- アップル、AI機能搭載の新型「iPad Mini」発売。手書きツールや改良された音声アシスタント機能「Siri(シリ)」などの人工知能(AI)機能が搭載(REUTERS)
- ボーイング、ストライキで財政が打撃を受け350億ドルの資金を準備(REUTERS)。
- ボーイング、資金難回避のため最大250億ドルを調達へ(Bloomberg)。
- ユナイテッド航空、利益増を見込んで自社株買いプログラムを開始(REUTERS)。
- 国際通貨基金(IMF)は、英国のレイチェル・リーブス財務相が国家債務の安定化に迅速に取り組まなければ、市場の反発に直面する可能性があると警告した(Bloomberg)。
- 米国の金利はいずれ上昇、トランプ氏再選ならより確実(WSJ)
地政学的リスク
- 米国はベイルートでのイスラエルの空爆の範囲に反対すると表明(REUTERS)。
- 米国、イスラエルにガザの人道状況を改善しなければ軍事援助を制限すると警告(REUTERS)。
- ホワイトハウス報道官は火曜日、北朝鮮兵士がウクライナでロシアのために戦っているとの報告について米国は「懸念している」と述べた。ウクライナのゼレンスキー大統領は今週、自国の諜報機関がウクライナにおける「戦争への北朝鮮の実際の関与」について報告したと述べ、北朝鮮がロシア軍に人員を移送していると非難した。一方でロシアのクレムリンはこの疑惑を「フェイクニュース」として否定している(REUTERS)。
- カナダ、インドの外交官を国外追放、シク教指導者殺害との関連を指摘(REUTERS)。
- 北朝鮮、南北国境付近の道路や鉄道を爆破(REUTERS)。
- ロシア、緊張の原因は韓国にあると非難、韓国側に外交努力を呼び掛け(REUTERS)。
- 中華人民共和国が、台湾の蔡英文元総統のプラハ訪問を批判(REUTERS)。
- 中華人民共和国は台湾とのキーラインを越えて過去最多の111機の戦闘機を派遣。頼清徳政権への圧力を継続すると誓う(Bloomberg)。
- 中華人民共和国が緊急措置を求める中、パキスタンは中華人民共和国のプロジェクトのセキュリティを強化。中華人民共和国は長年にわたりパキスタンに数十億ドルを注ぎ込み、「一帯一路」構想に基づくインフラ整備を進める一方、同国で戦略的な港湾や大規模な鉱山も運営している。しかし、同国の住民やプロジェクトは、鉱物資源の豊富な南西部バロチスタン州の採掘と称する行為に反対する分離主義過激派から継続的に攻撃を受けている(REUTERS)。
主な指数の動き
- イスラエル当局者によると、米国はイランの石油・核施設を攻撃しないと保証。 原油先物価格は3ドル近く下落して70.92ドルへ(WSJ)。
- 10年債利回りは4.038%(-0.060%)。
- VIX(恐怖)指数は上昇して20.6ポイントに。
- 金先物価格と銀先物価格はともに上昇。 金の地金価格が1年で10%上昇し新記録に(Bloomberg)。
- ビットコインのボラティリティは7月以来の高値を記録し、再び上昇(Bloomberg)。
自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.18%
経済指標発表予定
重要性が高いものはありません。
主な決算発表予定
巨大企業の決算発表が続きます。
おわりに
地政学的リスクが、東欧州と中東にとどまらず、中華人民共和国と台湾、北朝鮮と韓国でロシアも絡んだ不穏な動きが出てきております。近隣諸国で万一の事態になった時、日本政府には総選挙中でも機動力を発揮していただきたいと願っております。それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
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- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ