S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
- ウォール街は銀行株や小型株に支えられ上昇して終了ました。ダウ30は再び4.3万ドル台まで上昇。小型株の上昇と金融株の好業績による上昇で大型ハイテク株の下落を乗り切りました。
- S&P500も反発しましたが、最高値にはわずかに届きませんでした(REUTERS)。
- ドル円のトレンドはわずかに円安方向で、149円台後半で取引が続いています。
セクター別騰落率
公益事業(Utilities)が2%を超えて上昇しました。金融(Financial)、不動産(Real Estate)、工業・産業(Industrials)の上昇も1%を超えました。一方で、通信サービス(Communication Services)と生活必需品(Consumer Defensive)は弱含みでした。
経済指標発表 結果
- エネルギー製品の値下がりで9月の米国輸入価格が下落(REUTERS)。
- アトランタ地区連銀のボスティック総裁は15日、先月の米連邦準備銀行(FRB)会合の見通しを更新した際、年内にあと25ベーシスポイントの利下げを1回だけ予定していると述べた(REUTERS)。
- 世界の中央銀行はもはやFRBの指示に従っていない。金利の方向性が分かれているのは、アメリカの世界的な影響力が弱まっていることの表れ(Bloomberg)。
主な決算発表結果
- モルガン・スタンレー、取引急増で利益予想上回る、株価は過去最高値に(REUTERS)。
- 米国のパイプライン運営会社であるキンダー・モルガン、原油価格と原油量の低迷で四半期利益予想を下回る(REUTERS)。
主な経済ニュース
- ゴールドマンサックス、S&P500は年末までに6,270に到達すると予想(Bloomberg)。
- ASML、警告で世界の半導体市場に衝撃を与え投資家の監視を受ける(REUTERS)。
- 米国の主要議員らが中華人民共和国ファーウェイのサプライヤーに半導体製造装置の購入を阻止する動き(Bloomberg)。
- ボーイング、危機を乗り切るために150億ドルの資金調達計画を練っていると関係者が語る(REUTERS)。100億ドルの新たな信用契約を別途締結しており、250億ドルの資金調達計画を練っている(Bloomberg)。
- マッキンゼー、司法省のオピオイド調査で少なくとも5億ドルを支払う予定(Bloomberg)。
- ライアンエア、航空機納入の遅れにより来年の輸送量予測を削減(REUTERS)。
- 鉄道会社CSX、石炭輸送量の低迷で利益予想を下回る(REUTERS)。
- ステランティス、ブレーキペダルの欠陥で世界中でハイブリッドSUV54,000台をリコール(REUTERS)。
- ユナイテッド航空、航空会社の利益が改善するとの楽観論で株価が急騰(Bloomberg)。
- デルタ航空とアメリカン航空、ワシントン・レーガン間の新路線獲得へ。サウスウエスト航空とアラスカ航空も暫定航空賞を獲得する見込み(Bloomberg)。
- 米国との技術面での緊張が高まる中、中華人民共和国の安全保障団体がインテルのチップの見直しを要請。中華人民共和国のサイバーセキュリティ協会は、米国の半導体メーカーが国家安全保障上の脅威となっていると述べた(WSJ)。
- ティファニーは上海にある1万2000平方フィートを超える旗艦店を縮小する計画で、2025年には中国でさらに店舗をオープンする予定(Bloomberg)。
- エアバス(フランス)、防衛・宇宙部門で最大2,500人の人員削減へ(REUTERS)。
- ブラックベリー(カナダ)、サイランスとのビジネスの可能性を模索(REUTERS)。
- BYD(中華人民共和国)は、より安価なEVを製造する世界的な競争で勝利している(Bloomberg)。
- トヨタ(日本)が、ヒュンダイのボストン・ダイナミクス(韓国)とAI搭載ロボット開発で提携(Bloomberg)。
地政学的リスク
- イスラエルの拡大空爆で、 レバノン南部のヒズボラを攻撃。空爆でナバティエ市長死亡(Bloomberg)。
- ウクライナのゼレンスキー大統領は、欧州歴訪後、議員らに勝利計画をアピール(Bloomberg)。
- カナダのトルドー首相、インドのモディ首相との静かな外交の失敗を語る(Bloomberg)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は若干下落して終値は70.53ドルへ。
- 10年債利回りは4.016%(-0.022%)
- VIX(恐怖)指数は20を割り込んで19.58まで下がる。
- 金先物価格と銀先物価格はともに上昇。
- ビットコインは上昇して6.7万ドル台へ。投機筋は記録的な高値7万ドルを狙う(Bloomberg)。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.32%
株と債券の両方が上がってくれると嬉しいです。
経済指標発表予定
週次の失業保険関連の公表のほか、小売売上高の発表が予定されています。
主な決算発表予定
巨大企業の決算が続きます。
おわりに
米国の大統領選挙が近づいてきて、与党民主党のハリス候補と野党共和党のトランプ候補の動きが激しくなっており、どちらが優勢なのかという調査でも拮抗しているようです。株価指数が頻繁に最高値を更新したり、ビットコインの反発が大きくなっているのは、投資家がトランプ氏優位と判断しているのかもしれませんが、予断は許しませんね。
今日は大安吉日と寅の日が重なり、夜は満月という金運吉日です。明るく元気に笑顔で過ごしましょう
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
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- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ