S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
- NASDAQは過去最高値で引け、S&P500は上昇したが、投資家が多数の企業決算を消化し、グーグルの親会社アルファベットの引け後の決算発表を待つ中、ダウは下落しました(REUTERS)。
- ニューヨーク外為市場でドル・円は153円87銭まで上昇後、153円04銭まで反落しましたが、その後戻して引けました。最初は米長期金利上昇に伴うドル買いが優勢となりましたが、その後9月JOLT求人件数が予想を下回り、労働市場減速が示唆されると、利下げ観測にドル買いが後退しました。ただ、10月消費者信頼感指数が予想以上に上昇していたため、景気も底堅いとの見方にドル買いの後退も限定的となりました(Investing.com)。
セクター別騰落率
上昇したのは通信サービス(Communication Services)と先端技術(Technology)だけでした。公益事業(Utilities)とエネルギー(Energy)は1%を超えて下落しました。
経済指標発表 結果
- 米国の求人数は3年半ぶりの低水準に、消費者信頼感は回復 (REUTERS)(Bloomberg)。
- ハリケーンと大規模ストライキが、FRB会合と選挙前の雇用統計を複雑化させている(Bloomberg)。
主な決算発表結果
- グーグルの親会社のアルファベットが引け後に決算発表、Google Cloudの成長で売上予想を上回る(Bloomberg)。
- ビザの利益は決済量の増加で増加し、予想を上回る(Bloomberg)。
- ビザ株、1,400人の人員削減報道を受けて前日の上昇を反転(Bloomberg)。
- アドバンスドマイクロ(AMD)が引け後に決算発表。AIの成長ペースが鈍化していることを示唆(Bloomberg)。
- マクドナルドの売上、海外市場の弱さで打撃(Bloomberg)。
- チポトレ・メキシカン・グリル、売上高が投資家の予想を下回り株価下落(Bloomberg)。
- モンデリーズ・インターナショナル、安定した需要と価格上昇で四半期業績を上回った(REUTERS)。
- シーザーズ・エンターテインメントが予想外の四半期損失を発表、ウォール街の予想を下回る(REUTERS)。
- 好調なホリデー四半期予測を受けてRedditが過去最高値に急上昇(Bloomberg)。
- スナップ、広告刷新が功を奏し業績が向上(Bloomberg)。
主な経済ニュース
- JPモルガン、1.8兆ドル規模の融資市場で「恐怖は後退した」と発表(Bloomberg)。
- アップル、中華人民共和国への大きなシフトでインドから60億ドル相当のiPhoneを出荷(Bloomberg)。
- アップルが新型「Mac mini」発表、大幅に小型化-「M4」チップ搭載(Bloomberg)。
- 債券トレーダーはさらなる売りをヘッジし、米国10年国債利回りを4.5%に目標設定(Bloomberg)。
- 中華人民共和国の投資家は、次の景気刺激策の手がかりを求めて抗議活動のデータに目を光らせている(Bloomberg)。
- 中華人民共和国の習近平主席のハイテク覇権への取り組みを阻止しようとする米国の取り組みは失敗に終わっている。米国以外の世界では、中華人民共和国製の電気自動車を運転したり、中華人民共和国製のスマートフォンでウェブを閲覧したり、中華人民共和国製のソーラーパネルで自宅に電力を供給したりすることがますます増えている(Bloomberg)。
- EUが中華人民共和国製EVに関税を課し、北京の反発を招く恐れ(REUTERS)。
- PlayStation、ビデオゲーム大失敗作「コンコード」の開発スタジオを閉鎖(Bloomberg)。
- 日本が内向きに転じる恐れ、与党過半数割れで政策停滞リスクに直面(Bloomberg)。
地政学的リスク
- トランプ一家とバイデン側近らが、中華人民共和国によるハッキングの標的に、ニューヨーク・タイムズ報道による(REUTERS)。
- イスラエルの攻撃でガザ北部の住宅街で数十人が死亡、米国は事件を「恐ろしい」と表現(REUTERS)。
- イスラエル軍はガザとレバノンで兵士5人が死亡したことを確認した(REUTERS)。
- 北朝鮮とロシアがウクライナ戦争で政治的衝撃を与える。バイデン米大統領は、北朝鮮軍が「ウクライナに侵入した場合」、ウクライナは反撃すべきだと述べた(REUTERS)。
- ロシアの空爆によりハリコフで4人死亡、キエフで6人負傷、ウクライナ発表(REUTERS)。
- バイデン大統領は、ジョージア国の議会選挙は不正行為で汚されたと述べ、調査を要請(REUTERS)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は前日終値とほぼ変わらず67.38ドル。
- 10年債利回りは4.274%(-0.004%)
- VIX(恐怖)指数は19-20ポイント台で推移
- 金先物価格と銀先物価格はともに上昇。
- ビットコインは上昇して7万ドル台へ。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.16%
経済指標発表予定
主な決算発表予定
おわりに
米国大統領選挙は終盤となり、トランプ氏が若干優位と投資家が予想しているようで、米国株や仮想通貨が上昇しています。投票日は11月5日ですが、郵便投票の開票は前回選挙では4日間かかりました。また、選挙の過程で不正があったなどど、どちらかが訴訟を起こす可能性も否定できず、勝敗の決着は11月末に収まらないかもしれないとの予測もなされています。12月17日に選挙人の過半数を獲得した候補が確定して、来年1月6日の両院合同会議で承認されるスケジュールとのことですが、スムーズに進んでほしいと思っています。日本は混乱していて予断を許しませんが、11月11日には決着がつくのではないかと思います。
気温がだいぶ下がってきました。感染症も増えているようですので、体調管理には十分気を付けながら、今日も明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ