S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数はザラ場では上昇しましたが、終値はそろって下落しました。
- アドバンスドマイクロ(AMD)の株価急落が半導体株全体に波及し、投資家が一連の企業決算発表を待ち構えていることから、米国株価指数は下落して取引を終えました(REUTERS)。
- ドル円は一時152円台まで円高が進みましたが、現在は戻して153円台前半で取引が続いています。
セクター別騰落率
- 通信サービス(Communication Services)がアルファベットとワーナー(WBD)の影響で最も上昇し、先端技術(Technology)がアドバンスドマイクロ(AMD)の下落の影響で最も下落しました(REUTERS)。
経済指標発表 結果
- 米中古住宅販売成約、20年夏以来の大幅上昇-金利低下など奏功(Bloomberg)。
- 米経済は第3四半期に堅調に成長し、個人消費は1年半ぶりの高ペースで増加、インフレは急減速した。景気後退の予想に反し、11月5日の大統領選挙を前に世界の他の国々を上回った(REUTERS)。
- 米国経済は堅調な消費者の力でGDPは前期比で2.8%成長(Bloomberg)。
- ADPデータによると米国の雇用は1年以上ぶりのペースで増加。10月の民間雇用者数は予想を上回り23万3000人増加。ハリケーンが南東部を襲ったにもかかわらず、雇用は堅調に伸びている(Bloomberg)。
- EIA原油在庫報告は予想外の減少を明らかに、原油価格は強気(Investing.com)。
主な決算発表結果
- AIがクラウド事業の成長を牽引し、マイクロソフトが四半期予想を上回る(REUTERS)。
- Facebookの親会社Metaは、業績がウォール街の目標を上回ったことを受けてAIコストの急激な増加を予測している(REUTERS)。
- イーライリリーの減量薬が稀に見る売上未達で株価急落(Investing.com)。
- アッヴィ、主要医薬品「スカイリジ」と「リンヴォック」の好調な売上により2024年の利益予想を上方修正(Investing.com)。
- キャタピラー、第3四半期の売上高は減少、利益率は安定と報告(Investing.com)。
- アムジェン、第3四半期の利益が増加、売上高は24%増(Investing.com)。
- ブッキング・ホールディングスは好調な海外旅行で四半期利益予想を上回る(Investing.com)。
- ADPの株価は利益が予想を上回りガイダンスが引き上げられたことで急上昇(Investing.com)。
- スターバックスは世界的な需要減退により既存店売上高と利益が減少と報告(REUTERS)。
- ホリデーシーズンの売上が低迷すると予想したeBayの株価が下落(Bloomberg)。
主な経済ニュース
- マラソン・オイル、コノコフィリップス買収を前にヒューストンで500人を削減(Bloomberg)。
- ユーロ圏の成長は予想を上回り、ドイツは景気後退を回避。第3四半期のGDPは0.4%上昇、エコノミストは0.2%の拡大を予測。ドイツの予想外の成長がフランスの勢いを加速させる(Bloomberg)。
- 英国予算案、イングランド銀行のインフレ対策を長期化させる恐れ(Bloomberg)。
- 独シーメンス社が、計算知能ソフトウェアのアルティア社(米国デトロイト)を106億ドルで買収へ(Investing.com)。
- 日本の衆院選で進んだ円安は、一時的なもの。日本国内の経済状況は依然として円高を示唆(WSJ)。
地政学的リスク
- ロシアはクルヒャキフカ村を占領したと発表、ウクライナは同地域での戦闘を報告(Investing.com)。
- 北朝鮮兵のロシア派遣、ウクライナで戦争拡大の恐れ-米国防長官(Bloomberg)。
- レバノン首相、レバノンとイスラエルは数日以内に停戦合意できると発言(Investing.com)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は一時69ドル台まで上昇して終値は68.86ドル。
- 10年債利回りは4.266%(-0.008%)。
- VIX(恐怖)指数は20ポイントを超えました。
- 金先物価格は上昇して過去最高値を更新、銀先物価格は下落とまちまちな動き。
- ビットコインは過去最高値に達して7.2万ドル台で取引が続いています(Investing.com)。
自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.30%
経済指標発表予定
- 9月の雇用統計と週次失業保険の発表が重なるとともに、個人消費支出PCEの発表も重なります。その結果を踏まえて今夜の市場がスタートします。
主な決算発表予定
- 巨大企業の決算発表が続きます。
おわりに
今日で10月も最終日となりました。来月早々には米国大統領選挙がありますが、日本の政局はどうも少数与党に落ち着きそうな感じです。官僚も、自民党と公明党だけに事前説明しておけば、増税も社会保険料増も思いのままに進めることができなくなるのではないかと思っております。自民党非公認で当選された議員も復党が決まりました。何度も朝令暮改をする石破首相ですが、海外の首脳からも日本の新しいトップは朝令暮改を繰り替えすという行動を見られていますので、今後の外交の行末が心配になります。
それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
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- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ