S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数はそろって下落しました。米連邦準備制度理事会(FRB)のジェローム・パウエル議長が利下げペースの鈍化を示唆し、投資家がドナルド・トランプ次期米大統領による閣僚人事に反応したことを受けました(REUTERS)。
- ドル円は一時153円台まで2円以上も円高が進み、終値は154円台前半でした。10月小売売上高が予想を上回ったほか、米ボストン連銀のコリンズ総裁が12月の利下げは除外しないが、決定ではないとの発言を材料にドル買いが優勢となった。その後、株安に連れたリスク回避の円買いや日銀の追加利上げ観測を受けた円買いが強まりました(Investing.com)。
セクター別騰落率
公益事業(Utilities)が1%を超えて最も上昇しました。先端技術(Technology)とヘルスケア(Healthcare)が2%を超えて下落しました。通信サービス(Communication Services)と一般消費材(Consumer Cyclical)も1%を超えた下落です。
経済指標発表 結果
- 10月の米国の小売売上高は堅調で、経済の回復力を強調(REUTERS)。
- 米国の企業在庫は9月に予想より少ない増加。小売業者の在庫増加が製造業者と卸売業者の在庫減少によって部分的に相殺された(REUTERS)。
- 米国の輸入価格が燃料やその他の商品の価格上昇により10月に予想外に上昇(REUTERS)。
- ボーイング社のストライキやハリケーンの影響が続き、米国の10月の工業生産は落ち込む(REUTERS)。
- シカゴ連銀のグールズビー総裁は15日、FRBが9月に予想した通り、政策金利を今年さらに0.25%、来年さらに1%引き下げる可能性が高いとの考えを示した(REUTERS)。
- ボストン連銀のコリンズ総裁、12月の利下げは依然として検討中と発言(Bloomberg)。
主な決算発表結果
該当銘柄はありませんでした。
主な経済ニュース
- ウォール街の選挙後の市場の熱狂は沈静化しつつある。金利不安が13か月ぶりの週間全資産売りを引き起こす。シティは市場の動きが投資家の「疲れ」を示していると述べている(Bloomberg)。
- 米国の好調なデータにより、FRBの12月の利下げに疑念が広がる(REUTERS)。
- トランプ次期大統領の効率化政策を受けて、米国の防衛株や政府請負業者が下落(REUTERS)。
- ヘッジファンド、トランプ氏の選挙勝利で金への強気の賭け金を削減(Bloomberg)。
- トレーダーが利下げ期待を再評価し、ドルは週ごとに上昇して9月以来の最強週。英国経済の減速を受けてポンドは下落。トランプ次期大統領による関税引き上げ策で貿易相手国の通貨に打撃(REUTERS)。
- トランプ次期大統領がワクチン懐疑派のRFKジュニア氏を米国の保健当局に指名したことで製薬会社の株価が下落(REUTERS)。
- 投資家はトランプ次期大統領の取引による世界市場の犠牲者を取り囲む(REUTERS)。
- シティグループはトランプ大統領の政策が新興市場の成長を鈍化させる可能性があると警告(REUTERS)。
- マクドナルド、大腸菌感染拡大を乗り越えるために1億ドルを投じる(Bloomberg)。
地政学的リスク
- ロシアは15日、オーストリアに対し、ウクライナ経由の天然ガス供給を土曜日から停止すると伝えた。これは、モスクワから欧州への最後の天然ガス供給が間もなく終了することを示唆する動き(REUTERS)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は67ドルまで低下(-1.69ドル)。
- 10年債利回りは4.428%まで上昇(+0.010%)。
- VIX(恐怖)指数は15-17ポイントで推移。
- 金先物価格と銀先物価格はともに下落。
- ビットコインは上昇して9万ドルを突破して取引継続中。
自分の米ドル建ポートフォリオ ▼1.29%
昨日までにリバランスして円転したことで、ボラティリティの影響が少なくなりました。年初からのS&P500の急成長と円安で投資額が増え、1%の動きでも大きな金額が動くようになったので、今年65歳となった私には精神安定剤的なものととらえています。
今週の動き
先週は選挙による高騰でしたが、今週は全体的に軟調でした。
経済指標発表予定
主な決算発表予定
該当銘柄はありません。
おわりに
石破首相がトランプ次期大統領との面会が困難になったとの報道がありました。先方から断られたのではないかと危惧しております。103万円の壁についても、総務大臣や総務省から全国の知事会に反対工作した疑いが出てきました。憲法審査会の委員長は立憲民主党の枝野氏が就任したので、会が開催されないまま過ぎそうです。また、紙の健康保険証の期限を延長する提案が立憲民主党から提出されており、顔写真が掲載されていない保険証を使った「なりすましによる不法な利用」が続くことが懸念されます。ということで、当面の間は日本株への投資は見合わせ、これらの問題の解決の兆しが見えたら投資を再開しようかと思っております。
今夜は満月、そして17日から18日は2日間連続の一粒万倍日です。それでは良い週末を明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ