S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
- ナスダックとS&P500は、投資家が今週発表されるエヌビディアの業績発表を待ち望む中、テクノロジー株が急騰し、上昇して取引を終えました。一方、小売り大手ウォルマートの株価は、同社が年間業績予想を引き上げたことを受けて上昇しました。ダウ30は小幅下落しました(REUTERS)。
- ロシアが核攻撃の閾値を引き下げると発表したことでドル、スイスフラン、円などの安全通貨が上昇したが、ロシアと米国の当局者の発言を受けて勢いは弱まり、ドル指数は火曜日に上昇した(REUTERS)。
セクター別騰落率
エヌビディアの決算発表を前に、半導体系銘柄が多い先端技術(Technology)と通信サービス(Communication Services)が1%を超えて上昇しました。
経済指標発表 結果
- 一戸建て住宅着工件数が低迷、住宅ローン金利の高さが課題に(REUTERS)。
- ハリケーンが南部地域に影響して米国の住宅着工件数が3.1%減少。10月の新築は131万戸に減少。一戸建て住宅建設許可件数に関しては4月以来最高(Bloomberg)。
- FRBのカンザスシティー連銀のシュミット総裁は、金利がどこまで下がるかは不透明だと述べている(REUTERS)。
主な決算発表結果
- ウォルマートが再び年間予測を引き上げ、必需品以外のホリデーショッピングの急増を示唆(Investing.com)。
- ロウズの既存店売上高予測はハリケーンからの回復で上昇、DIY支出の低迷が響く(Investing.com)。
- メドトロニックの利益は0.01ドル下回り、売上高は予想を上回る(Investing.com)。
主な経済ニュース
- エヌビディアの決算発表前に株価は戦争不安を払拭(Bloomberg)。
- ウォルマートなどの米国企業は、トランプ次期大統領の関税提案に懸念を表明(REUTERS)。
- クリントン氏とイエレン氏、トランプ氏が支出削減を求める中、米国のコミュニティ融資基金を支持(REUTERS)。
- トランプ次期大統領、カンター・フィッツジェラルドのラトニック氏を商務長官に指名(Bloomberg)。
- 商業用不動産の暴落は最も安全な債券さえも打撃を与えている。大規模な金融危機以来初めて、最高格付けの商業用不動産担保証券の購入者が損失を被っている(Bloomberg)。
- トランプ大統領、最初の任期中に繁栄したESG投資を脅かす。前回共和党がホワイトハウスを勝ち取ったとき、環境保護基金は急増したが、今回は違う(Bloomberg)。
- クアルコムは2029年までに拡張入札で220億ドルの利益を期待(Bloomberg)。
- 米国の電気自動車需要、税額控除なしで27%急落の見通し(Bloomberg)。
- 北京は地政学的な懸念の中、市場開放と香港支援を約束(REUTERS)。
- 中華人民共和国の習近平主席による低関税の安定した世界への取り組みは、トランプとプーチンによって打ち砕かれた(Bloomberg)。
- 欧州ECBのパネッタ総裁、金利引き下げ、将来の見通し、ガイダンスを要求(REUTERS)。
- 日本の農林中金が投資を検討、国債売却で31億ドルの損失を計上(REUTERS)。
- ブラジルとインドの首脳がエネルギーと医薬品の貿易拡大について協議(REUTERS)。
地政学的リスク
- ロシアのウクライナに対する戦争は危険な新たな段階に入っている。ウクライナ、米ミサイルでロシア領土への初攻撃を開始(Bloomberg)。
- ウクライナ、戦争1000日目に初めて米ATACMSミサイルでロシアを攻撃。バイデン大統領は米国のミサイルがロシアをさらに攻撃することを許可(REUTERS)。
- ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相が、同国は核戦争勃発を回避するために「あらゆる手段を講じる」と述べ、またドイツが月曜日にウクライナに長距離ミサイルを供与しない決定を下したことについて「責任ある立場」と評価を示したことで、市場の初期反応はやや弱まった(REUTERS)。
- ブラジルのルラ大統領、G20でのウクライナ問題協議を途中で打ち切り、欧州諸国を怒らせる(REUTERS)。
- 米国はバイデン政権の任期終了前にイスラエルとヒズボラの停戦を目指す(Bloomberg)。
- 中華人民共和国の習近平主席、G20サミットで「グローバル・サウス」を支援する措置を発表(REUTERS)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は小動きながらも上昇して69ドル台へ。
- 10年債利回りは4.379%に低下(-0.035%)。
- VIX(恐怖)指数は15-18ポイントで推移。
- 金先物価格と銀先物価格はともに上昇。
- ビットコインは上昇して9.3万ドルを突破し、現在は9.2万ドル台で取引継続中。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.36%
安定のじり高でした。
経済指標発表予定
主な決算発表予定
いよいよ注目のエヌビディアの決算発表が引け後に予定されています。
おわりに
プーチン大統領は火曜日、ワシントンへの警告を意図したと思われる新たな核戦略に署名しました。この戦略は、ロシアが核兵器を使用する際の基準を引き下げ、領土保全を脅かす攻撃への対応も対象に含めるというものです。米国側は、新たな核戦略への更新は想定内とし、「ロシアからの同様の無責任な発言が続いている」と指摘しています。とはいえ、投資家は地政学的リスクの高まりでリスク回避の動きが出てきています。今後の動きには十分注意しておきたいところです。
今日は大安吉日ですが「不成就日」でもあります。新しい事への取組みは避けた方が良いとされています。また、神仏への感謝は吉ですが、祈願は成就しないので避けるべきと言われています。では、今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
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- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ