S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
- 中華人民共和国の経済活動が活発であることを示すデータに投資家が安心したことから、主要3指数はそろって上昇しました(REUTERS)。
- トランプ新政権の規制緩和と企業に優しい姿勢の恩恵を受けた銘柄が今週は好調な結果を見せました。株価は上昇し、ビットコインは懐疑派を打ち負かし、ドルは今年最長となる8週連続で上昇を続けました(Bloomberg)。
- ドル・円は154円20銭まで下落後、155円02銭まで上昇し、引けました。米国長期金利の低下に伴いドル売りが優勢となった後、米11月サービス業PMI速報値が予想外に上方修正されたためドル買いに転じました。11月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想外に下方修正されたためドル買いが後退したものの、同指数の長期期待インフレ率が予想外に上昇したため底堅く推移しました(Investing.com)。
セクター別騰落率
経済指標発表 結果
- 米国の企業活動指数(マーケット総合PMI)は、11月に31カ月ぶりの高水準55.3に上昇(REUTERS)。
- ミシガン大学の調査によれば、消費者心理は上昇、選挙後の党派の転換が見られる(REUTERS)。
- 米連邦準備理事会(FRB)は、政策枠組みの見直しと5月15日~16日に、全国で「Fed Listens」イベントを開催する計画を発表した。注目すべきは、声明ではFRBの2%のインフレ目標は「見直しの焦点にはならない」と述べられていることだ。目標の具体化とその水準が中央銀行にとって問題になっていると感じている学界や政策分析界の一部にとっては失望となるだろう(REUTERS)。
主な決算発表結果
該当銘柄はありません。
主な経済ニュース
- 米最高裁、フェイスブックに対する証券詐欺訴訟を棄却(REUTERS)。
- 連邦準備制度理事会の調査によると、債務、貿易戦争に次ぐリスクとして、インフレが弱まっていることが判明(REUTERS)。
- 米国の債務負担がFRBの金融安定リスク調査でトップに(Bloomberg)。
- FRBは、今後の枠組み見直しの詳細と焦点を発表(Bloomberg)。
- 経済学者はインフレは根強く、FRBの利下げペースは緩やかと予測(Bloomberg)。
- 米国、中華人民共和国の強制労働疑惑でさらなる食品・金属輸入禁止(REUTERS)。
- ウォルマートの健康とウェルネス部門の責任者が退任、メモで明らかに(REUTERS)。
- ロシアとウクライナの戦争が激化し、金の安全資産としての魅力が高まるまで、資産運用担当者らの金に対する強気の賭け金はほぼ4カ月ぶりの最低水準に落ち込んだ(Bloomberg)。
地政学的リスク
- プーチン大統領、ロシアは戦闘で新型ミサイルの試験を続けると発言(REUTERS)。
- プーチン大統領の極超音速ミサイルは、ウクライナ上空で西側諸国にシンプルなメッセージを伝えた。「後退しろ、もし後退しなければ、ロシアは米国と英国の軍事施設を攻撃する権利を留保する」というメッセージ(REUTERS)。
- ウクライナはロシアのミサイル配備に対応して防空開発を強化するとゼレンスキー大統領が発言(REUTERS)。
- ウクライナ、ロシア軍が捕虜5人を処刑したと非難(REUTERS)。
- 非政府組織(NGO)のグループが、イスラエル最高裁に極右の国家安全保障相イタマール・ベングビル氏の解任命令を求める請願書を提出したことで、ベンヤミン・ネタニヤフ政権に亀裂が生じ、イスラエルが憲法危機に陥る恐れがある(REUTERS)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は71ドル台まで上昇。
- 10年債利回りは4.410%(-0.022%)
- VIX(恐怖)指数は17-15ポイント台で推移。
- 金先物価格と銀先物価格はともに上昇。
- ビットコインは上昇するも、10万ドル手前で足踏み(REUTERS)。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.34%
堅調に伸びてくれました。
今週の動き
全体的には躍進した一週間でした。個別では小売業のターゲット(TGT)が▼18%で、ウォルマートとコストコが躍進した中で下落が目立ちました。マグニフィセント7では、テスラが躍進、アルファベットとアマゾンが下落しました。エヌビディアは高いボラティリティで推移したものの、週間でみれば先週からほとんど変わらずでした。
経済指標発表予定
主な決算発表予定
おわりに
今日は勤労感謝の日で祝日です。1948年にGHQが、新嘗祭(にいなめさい)という宮中および全国の神社で行われる、古事記や日本書紀にも記載がある古くからの収穫感謝の伝統行事を、国民の祝日と切り離すために勤労感謝の日と名称変更しています。日本に古くから存在していた文化ですから、伊勢神宮をはじめとする多くの神社では新嘗祭が盛大に行われていますが、祝日名はGHQに強制的に変えられてしまいましたのは、敗戦のためでしょうが、寂しい感じがしています。
それでは、週末を明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ