S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数はそろって下落した。投資家らが今週後半に発表される重要なインフレ報告を控える中、AI大手のエヌビディアの株価下落がハイテク株の重しとなった。エヌビディアは中華人民共和国の市場規制当局が独占禁止法違反の疑いで半導体メーカーの調査を開始したことを受けて下落した(REUTERS)。
- ドル円は150円70銭から151円35銭まで上昇し、引けた。中華人民共和国の景気刺激策を期待しリスク選好の円売りが優勢となったほか、今週の国債入札を控え、米長期金利の上昇に連れドル買いも強まった(Investing.com)。
セクター別騰落率
最も上昇したのは素材(Basic Materials)でした。一方で、公益事業(Utilities)、金融(Financial)、通信サービス(Communication Services)が1%を超える下落となりました。
経済指標発表 結果
- 米国の卸売在庫は10月にわずかに回復。トランプ大統領による関税引き上げを恐れる企業が商品の備蓄を進めるため、今後数カ月で在庫が増加する可能性がある。(REUTERS)。
主な決算発表結果
主な経済ニュース
- 世界的な技術戦争の激化でNvidiaが中華人民共和国の調査に直面(Bloomberg)。
- 米国株の高騰の勢いが強い貨物列車のようなので、誰もその邪魔をしたくない(REUTERS)。
- OpenAI、ChatGPT PlusおよびProユーザー向けにテキストからビデオへの変換モデルSoraをリリース(REUTERS)。
- テスラは遠隔操作によるバックアップを備えたロボタクシーの導入を目指しているとドイツ銀行が発表(REUTERS)。
- サウジアラビア、需要回復の兆しを受けアジア向け原油価格を引き下げ(REUTERS)。
- ボーイング(航空機メーカー)、ワシントンで従業員396人を解雇へ(REUTERS)。
- バイトダンス(ソフトウェア)、TikTok、最高裁の審査を待って米国での禁止措置の一時停止を求める(REUTERS)。
- キャドバリーの親会社モンデリーズが、ハーシー(チョコレート)の買収を検討(REUTERS)。
- ギャラガー、保険ブローカー事業強化のためアシュアードパートナーズを135億ドルで買収(REUTERS)。
- コストコ(小売業)の人気商品カークランドのベビー用おむつがサプライヤーを変更(Bloomberg)。
- トランプ氏の選挙勝利以来、米国のビットコインETFへの流入額は100億ドル近く(Bloomberg)。
- 米国防衛法案によりファーウェイ(中華人民共和国の通信機器)のサプライヤーはさらなる米国の制限に直面することになる。ファーウェイと関係のある企業は国防総省の契約から除外される恐れ(Bloomberg)。
- 独VW(自動車メーカー)と労働組合は「建設的な」協議を行うも、解決策は見えず(REUTERS)。
- 独BMW (自動車メーカー) 、トランプ関税とペソ安でメキシコでの売上は横ばいと予測(Bloomberg)。
- 日本のメガバンクは資金が潤沢で海外案件を狙っている。MUFG、SMFG、みずほはインドと米国での事業拡大に注力(Bloomberg)。
地政学的リスク
- シリアのアサド大統領が退陣し、首相は反政府政権に権力を委譲することに同意(REUTERS)。
- ブリンケン米国務長官、テロ組織のイスラム国がシリアで能力を再構築しようとすると警告(REUTERS)。
- イスラエルはシリアの重戦略兵器を破壊すると発表(REUTERS)。
- ウクライナのゼレンスキー大統領、ドローン配備への資金を増額(REUTERS)。
- ロンドンに大規模な新大使館を建設するという中華人民共和国の計画は、地元当局に拒否される(REUTERS)。
- 中華人民共和国はウクライナ戦争に不可欠な米国向けドローンの供給を遮断(REUTERS)。
- 韓国の尹国務長官、捜査強化で海外渡航禁止(Bloomberg)。
- トルドー首相、トランプ氏が関税を課せばカナダは「対応する」と発言。この発言は、トランプ大統領が脅しを実行した場合、政府が報復措置を準備していることを示唆するトルドー首相のこれまでで最も強い言葉(Bloomberg)。
主な指数の動き
- 原油先物価格の終値は地政学的リスクで上昇して68ドルへ(REUTERS)。
- 10年債利回りは上昇して4.199%(+0.048%)
- VIX(恐怖)指数は13-14ポイントで推移
- 金先物価格と銀先物価格はともに上昇 (REUTERS)。
- ビットコインは、9.6万ドルまで下落しながら取引継続中(REUTERS)。
自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.53%
年内は放置しますが、地政学的リスクに頻発には注意しています。大幅下落した時には買い増ししようと思っています。
経済指標発表予定
主な決算発表予定
おわりに
日本市場では年末最終日まで活発に取引が行われますが、米国市場では大口のプロ投資家が年末休暇に入るため、個人投資家による素人考えに基づく小口取引の割合が増えて、年内は予想しにくい市場の動き方になりやすいと言われています。個別株投資をされている方には手仕舞いをするのが良いかもしれません。一方で、年明けは米国市場では大口のプロ投資家がただちに活発に取引を開始しますが、日本は1月5日まで休場ですので、注意しておきましょう。それでは今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
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- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ