S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
- 投資家が来週の連邦準備理事会(FRB)の金利決定に影響を与える可能性のある主要なインフレ報告を懸念していることから、主要株価指数は下落した(REUTERS)。
- ドル・円は151円52銭から152円18銭まで上昇。米7-9月期非農業部門労働生産性改定値が昨年10-12月期以来で最大の伸びに拡大したほか、米11月全米独立企業連盟(NFIB)中小企業楽観指数が21年6月来で最高となったため米国経済に楽観的な見方が広がり、長期金利の上昇に伴うドル買いが強まった(Investing.com)。
セクター別騰落率
グーグルの親会社アルファベットの株価が5%を超えた上昇にけん引されて、通信サービス(Communication Services)が2%近く上昇しました。不動産(Real Estate)と先端技術(Technology)は下落しました。
経済指標発表 結果
主な決算発表結果
主な経済ニュース
- トランプ政権の2期目が近づく中、トップ銀行家らは米国を明るい兆しと見ている(Bloomberg)。
- トランプ大統領の政策は来年は2026年ほど世界経済に打撃を与えないだろう。貿易、債務、安全保障に関する従来の常識を全面的に見直すという約束は、一夜にして実現するものではない(Bloomberg)。
- グーグルの親会社アルファベット、量子チップのブレークスルーに参入。同社の株価が5%を超えて上昇(REUTERS)。
- 中華人民共和国が独占禁止法調査でNVIDIAを標的に、米国の半導体をめぐる緊張が激化(REUTERS)。
- TikTokからNvidiaまで、テクノロジー戦争はますます醜悪に(Bloomberg)。
- Appleの次期ウルトラスマートウォッチは衛星経由でテキストを送信可能(Bloomberg)。
- マイクロン、工場拡張促進のため62億ドルのチップ受注(Bloomberg)。
- トランプ次期大統領、米国に10億ドルを投資する企業には迅速な許可を与えると約束(Bloomberg)。
- アラスカ航空、世界展開計画で4年間で最大の成長。同社は2027年に1株当たり利益が少なくとも10ドルになると予想している(Bloomberg)。
- 世界の航空会社は2025年に記録的な旅客数を予想(Bloomberg)。
- ボーイング社、ストライキ終了から1か月後に737MAXの生産を再開、と情報筋が語る(REUTERS)。また、同社はワシントンで従業員396人を解雇へ(REUTERS)。
- 米裁判所、クローガーによる食料品ライバルのアルバートソンズの250億ドルの買収を阻止(REUTERS)。
- バッテリーメーカーの支援によりリチウム供給過剰は続く見込み。中華人民共和国企業が主導する多くのリチウム鉱山は、大規模な生産削減を引き起こすほど価格が下落しているにもかかわらず、電気自動車(EV)用バッテリーに必要な原材料の生産を維持しており、バッテリーメーカーにとっては恩恵となっている(REUTERS)。
- リリーのCEOは、トランプ政権では税制と規制の改革、医薬品の低価格化が焦点だと語る(REUTERS)。
- GM、CEOバーラ氏がかつて推進したロボタクシー事業を縮小へ(Bloomberg)。
- 米国、マイクロン社への61億ドルの半導体製造補助金を最終決定(REUTERS)。
- ヘレウス・プレシャス・メタルズは10日、主要中央銀行による追加利下げとドル安見通しで安全資産としての金の需要が高まることから、金は2025年まで記録的な高値を維持する可能性があるとの見方を示した(REUTERS)。
- バイデン大統領、日本製鉄の米国鉄鋼買収を最終的に阻止へ。両社は取引が阻止された場合、訴訟を起こす可能性が高い(Bloomberg)。
- 台湾TSMCの11月の収益はAI需要の兆しで34%増加(Bloomberg)。
地政学的リスク
- イスラエルは空爆でシリアの戦略兵器備蓄の大半を破壊したと発表(REUTERS)。
- ロシア海軍の艦船が少なくとも3隻がシリア沖に停泊、衛星画像で判明。数十年にわたりアサド政権の同盟国であったロシアは、現在、戦略的に重要な2つの軍事基地の安全を保証するため、反政府勢力との協定締結に急いでいる。(REUTERS)。
主な指数の動き
- 原油先物価格は前日終値と変わらず68.37ドル
- 10年債利回りは上昇して4.221%(+0.022%)
- VIX(恐怖)指数は13-14ポイントで推移
- 金先物価格は上昇、銀先物価格は下落とまちまち。
- ビットコインは横ばい、9.7万ドル付近で取引継続中。
自分の米ドル建ポートフォリオ ▼0.28%
経済指標発表予定
主な決算発表予定
おわりに
AIへの期待で米国の関連企業の株価が大きく上昇して株価は史上最高値を更新しつつあり、世界中の経済で米国一強という形は来年も続きそうな気がしています。一方で、AIや半導体分野における米中対立や、多発している地政学的リスクによる株価急落の可能性も無いとは言えそうな状況です。為替もドル円が150を超えており、米国の利下げと日本の利上げで円高となることも予想されます。私は、来年もまたインデックスETFや投資信託へのドルコスト平均法を継続する方針にしたいと思っています。今夜は消費者物価指数が公表されます。今日も一日明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
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図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ