S&P500 ヒートマップ(高解像度)
主要3指数とドル円の動き
- 主要3指数は、S&P 500、 NASDAQ は上昇、Dowは下落(REUTERS)。CPI発表後大手テック株を新たな高値に押し上げる(Bloomberg)。
- テスラ株が過去最高値を記録、超党派法案を受けてヘルスケア株が急落。
- 米インフレ報告を受けて連邦準備理事会(FRB)の利下げ期待が高まり、ハイテク株の上昇でNASDAQ総合指数が初めて2万ポイントの節目を突破。
- ニューヨーク外為市場でドル・円は152円82銭まで上昇後、151円93銭まで反落したが下げ止まり、引けた。米11月消費者物価指数(CPI)で伸びが拡大し、インフレ鈍化の進展停滞のあらたな証拠となったため長期金利上昇に伴うドル買いが強まった。同時に、予想に一致した結果を受けて12月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利下げ観測をほぼ確実視しドル売りに転じた。ただ、インフレ鈍化の進展が容易ではないとの見方や良好な成長見通しで来年の利下げペース鈍化観測も根強く金利が再び上昇し、ドルは下げ止まった(Investing.com)。
セクター別騰落率
通信サービス(Communication Services)が2%を超える大幅な上昇でした。一般消費材(Consumer Cyclical)と先端技術(Technology)も1%を超える上昇となりました。ヘルスケア(Healthcare)は弱含みでした。
経済指標発表 結果
- 米国の消費者物価は7か月ぶりの大幅な上昇を記録、家賃はようやく減速。連邦準備理事会(FRB)は冷え込む労働市場を支えるため来週も3回連続の利下げを行うと予想されている。米中央銀行の2%目標に向けたインフレ率低下の進展は事実上行き詰まっており、水曜日に労働省が発表した報告書でも過去4か月間の基調的な物価圧力の指標に改善が見られなかったことが示された(REUTERS)。
- 雇用統計がインフレに代わって国債の変動を刺激。労働市場の状況がFRBの主要な政策推進要因となるかもしれない。消費者物価指数発表後の債券の動きはより落ち着いてきた(Bloomberg)。
- イエレン財務長官、米国はいかなる通貨操作にも「強く反応する」と発言(REUTERS)。
主な決算発表結果
- Adobe が販売見通しを低調に発表、AI による混乱への懸念を煽る(Bloomberg)。
主な経済ニュース
- トランプ次期大統領がアンドリュー・ファーガソンをFTC委員長に任命したことを受け、グーグルの親会社アルファベットの株価は過去最高値を記録(REUTERS)。
- 米最高裁、証券詐欺訴訟回避のエヌビディアの申し立てを却下(REUTERS)。
- ユナイテッドヘルスケア幹部の殺人事件を受けて、医療関係者は患者の怒りを受け止めている。医療費に対するネット上の怒りの波が起きている(REUTERS)。
- GMのクルーズ撤退決定にウォール街は概ね楽観的(REUTERS)。マイクロソフトがGMクルーズの株式売却で8億ドルの損失を計上(Bloomberg)。
- バンク・オブ・アメリカ、昨年より16%多い387人をマネージングディレクターに昇進(Bloomberg)。
- テスラ株が過去最高値に急騰(REUTERS)。イーロン・マスクの純資産が4000億ドルを突破、史上初(Bloomberg)。
- Google がエージェントを強化するために、より高速な Gemini AI モデルを展開(Bloomberg)。
- ハーシーズの主要株主はモンデリーズの提案を低すぎるとして拒否(Bloomberg)。
- マイクロストラテジーのビットコイン投資がナスダック100銘柄への組み入れに疑問を抱かせる(Bloomberg)。
- 中華人民共和国の習近平主席、米貿易戦争に向けた交渉材料を準備。エヌビディアへの調査を開始、米国への希少鉱物の輸出を禁止。これらの行動は、関係を揺るがすことなく米国を脅かすように調整されているようだ(Bloomberg)。
- 日本の卸売物価上昇が加速、日銀の利上げ計画に注目が集まる(REUTERS)。
地政学的リスク
主な指数の動き
- 原油先物価格の終値は70.31ドルまで上昇。
- 10年債利回りは上昇して4.271%(+0.050%)
- VIX(恐怖)指数は13-14ポイントで推移
- インフレデータがFRBの利下げへの楽観論を後押しし、金も銀も上昇(REUTERS)。
- ビットコインは反発して、10.1万ドルを突破して取引継続中。
自分の米ドル建ポートフォリオ △0.76%
株価とドル円の上昇はありがたいです。
経済指標発表予定
週次の失業保険関連情報と生産者物価指数が公開されます。
主な決算発表予定
おわりに
ユナイテッドヘルスグループのCEOが射殺された事件で逮捕された容疑者が所持していた銃は、部品の大半が3Dプリンターで作られていた未登録の銃だったそうです(Bloomberg)。最近は新しい技術が多く開発されて実用化されているので、それらが犯罪に使われることがないようにしなければならないと思います。
それでは、今日も一日、明るく元気に笑顔で過ごしましょう。
おことわり
このブログには広告が挿入されています。この広告はGoogle社が読者の好みに応じて選んで提供しているものです。興味がございましたらクリックしていただければ幸いです。投資に関する広告が表示されても、私が推奨しているものでございませんことをご理解ください。
図表のレファレンス
- S&P500ヒートマップ: finviz
- 主要3指数とRusell2000チャート: finviz
- セクター別騰落率: finviz
- 経済指標結果/予定: investing.com日本語版
- 決算発表結果/予定: investing.com日本語版
- 主要指数の動き : Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ
- 自分の米ドル建ポートフォリオ: Yahoo!Finance米国版 をカスタマイズ